河合優実が朝ドラヒロインに。2028年前期『ほんのモキチ』で宮藤官九郎が脚本、斎藤茂吉と妻・輝子の不仲夫婦を描く

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宮藤官九郎と河合優実

2028年度前期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)が発表され、タイトルは『ほんのモキチ』で、女優・河合優実さん(かわい・ゆうみ 25歳)がヒロインを務め、脚本は“クドカン”こと宮藤官九郎さんが担当することが分かりました。

『ほんのモキチ』は、大正から昭和初期に活躍した歌人・精神科医の斎藤茂吉(1882-1953 享年70)と13歳年下の妻・輝子(1895-1984 享年89)をモデルに、「朝ドラ史上最も不仲な夫婦の物語」をユーモアと爽快感を交えて描くとしています。

ドラマでは、斎藤茂吉・輝子夫妻をモデルとしながら大胆に再構成し、登場人物名や団体名などを一部改称してフィクションとして描くとのことです。

<↓の画像は、斎藤茂吉・輝子夫妻の写真>
斎藤茂吉と妻・輝子

河合優実さんが朝ドラに出演するのは、2025年度前期放送の『あんぱん』に続いて2度目で、宮藤官九郎さんが朝ドラの脚本を手掛けるのは、2013年度前期放送の『あまちゃん』以来となります。

『ほんのモキチ』のヒロイン決めはオーディションではなくオファーで、宮藤官九郎さんが河合優実さんにオファーして決まったといいます。

河合優実さんが演じるヒロインのモデル・輝子は、精神科医・政治家の斎藤紀一の次女で、東京・青山にあった大病院のお嬢様として生まれ育ち、9歳で斎藤茂吉と婚約、19歳の時に結婚し、精神科医・エッセイストの長男・斎藤茂太、次男・北杜夫、長女・百子、次女・昌子と4人の子供を出産しました。

しかし、輝子は派手好きで活発という茂吉とは正反対の性格をしており、価値観や育ちも異なることで夫婦は衝突が絶えなかったとされ、輝子の奔放な言動が原因で10年以上にわたり別居していました。

別居後、斎藤茂吉は短歌の指導をしていた愛弟子・永井ふさ子(1910-1993 享年82)と深い仲となりましたが、夫婦は離婚せず、輝子は晩年の茂吉を献身的に看護していました。

宮藤官九郎さんは輝子について、「良妻賢母が賞讃された時代に、家事も育児も一切せず、権威をものともせず自由奔放に生きた方。夫は歌人にして精神科医の斎藤茂吉。二人の息子も精神科医。そしてご自身は…元祖グラビアモデルにして、元祖バックパッカー、そのうえ元祖インフルエンサー?なんかすごい。いたんだ、そんな人が、あの時代に」と語っています。

河合優実さんにヒロイン役をオファーした理由について、「最初にこの夫婦の話をって思った時に、やっぱり夫婦喧嘩のシーンを書くことになるなと思いました。でもそれは、やっぱり喜劇になっていないと難しいなと思い、真っ先に河合さんが浮かびました」と説明しています。

宮藤官九郎さんと河合優実さんは、2024年に『新語・流行語大賞』で年間大賞を受賞したTBSドラマ『不適切にもほどがある!』(略称:ふてほど)でタッグを組み、河合さんはこのドラマがきっかけで知名度が急上昇し、大ブレイクしました。

河合優実さんは宮藤官九郎さんとの再タッグに対して、「最初に宮藤さんの朝ドラに出ると聞いて本当にうれしかったですし、こういう舞台でまた再び宮藤さんとご一緒できるっていうのは、本当に運がいいなというか、自分は幸せです」と語っています。

そして、河合優実さんのヒロイン起用、宮藤官九郎さんとのタッグに対してネット上では、

  • あまちゃん以来の朝ドラ!めっちゃ期待!
  • お孫さんの斎藤由香さんの本が原案になるのかな?
  • 来年はバカリズム、再来年はふたたびのクドカン、攻めてるね朝ドラ
  • クドカンて作品の出来に波があるから一抹の不安がよぎる
  • 「あんぱん」の蘭子はしっかり者で物事を冷静に見るキャラクターでしたが、「ほんのモキチ」では正反対の役柄。
    ふてほどコンビがどうなるのか? 個人的にはクドカン作品には欠かせない阿部サダヲさんを登場させてほしい
  • クドカンは好き嫌いが分かれるよね。ちなみに私はノリがあまり好きじゃないのと、いつも出てくる役者が一緒ってのが面白くない。
  • 北杜夫のエッセイにハマりまくってた時期がある。そこには輝子さんも悪妻としてよく登場してたが「あたしはもうすぐ死ぬから今コレコレをします」からの「なのにまったくクタバラヌ」みたいな流れが定番だったな。いや楽しみ
  • 晩年海外旅行に行きまくったりアクティブなおばあちゃんのイメージしかないから、若い頃がどんな方だったのか興味はあるんだけど、この人かぁ…って感じ
    もっとハツラツとした人がよかったような
  • 朝ドラのファン層にはなかなかウケが悪そうな題材。クドカンがどう料理するか楽しみ
  • 河合さん好きだから楽しみだけど、最近は朝ドラの新人スター発掘がないのは淋しい

などの声が上がっています。

現時点ではまだ正式発表されていませんが、宮藤官九郎さんが脚本を手掛け、役所広司さんと『ダウンタウン』の浜田雅功さんが共演するドラマ『俺のこと、なんか言ってた?』(Netflix 今年10月配信予定)に、河合優実さんも出演することが週刊誌に報じられています。

宮藤官九郎さんは河合優実さんの演技力を絶賛し、一方の河合さんはクドカン作品の大ファンであることを明かしており、相思相愛の関係にあります。

そんな2人が今度は朝ドラでタッグを組むということで、それぞれのファンからは期待の声が上がっていますね。

河合優実さんが演じる輝子はアクティブでパワフルな女性で、亡くなるまでに108ヶ国を渡り歩き、79歳にして南極大陸に渡って世界タイ記録を樹立しました。

<↓の画像は、1978年にアフリカで撮影の写真>
斎藤輝子の晩年

そんな輝子の生涯を、孫のエッセイスト・斎藤由香さんが『猛女とよばれた淑女:祖母・齋藤輝子の生き方』というタイトルで本として出版しているのですが、宮藤官九郎さんの脚本でどのような作品に仕上がるのか楽しみですし、今後のキャスト発表にも注目したいところですね。

参照元
  • https://hochi.news/articles/20260604-OHT1T51127.html
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2026/06/04/kiji/20260604s00041000207000c.html
  • https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/entertainment/entry/202404/14928.html
  • https://narda.thebase.in/items/97312813
  • https://bunshun.jp/articles/-/41704
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