ちびまる子ちゃん完結巻・第17巻発売へ。さくらももこが乳ガンで死去、コミックスは終了。

雑ネタ
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ちびまる子ちゃん

今年8月15日に長年患っていた乳ガンにより、53歳の若さで亡くなられた人気漫画家・さくらももこさんの代表作『ちびまる子ちゃん』の完結巻(第17巻)が、クリスマスの25日に発売されることが明らかになりました。

<↓の画像が、12月25日発売の完結巻(第17巻)の表紙写真>
ちびまる子ちゃん完結巻(第17巻)

この完結巻には、『ちびまる子ちゃん』を連載していた月刊少女漫画雑誌『りぼん』に未掲載の作品も収録しており、さくらももこさんデビュー30周年を記念し、2014年7月出版の『おめでとう』に掲載された「まる子、ハワイに憧れるの巻」など、全7話が収録されているとのことです。

    【『ちびまる子ちゃん』完結巻(第17巻)の収録タイトル】

  • 「まる子、通帳をなくす」の巻 (初出:『りぼん』2010年2月号)
  • 「ピラミッドパワーのなぞをさぐる」の巻(初出:『りぼん』2011年4月号)
  • 「まる子、マツタケを欲しがる」の巻(初出:『りぼん』2013年11月号)
  • 「藤木、おとし玉を落とす」の巻(初出:『りぼん』2014年2月号)
  • 「ぜんぜん知らない親せきの人」の巻(初出:『りぼん』2014年5月号)
  • 「まる子、ハワイに憧れる」の巻(初出:『おめでとう』)
  • 「おっちゃんのまほうカード」の巻(初出:『りぼん』2011年8月号)

また、25日には『ちびまる子ちゃん』の完結巻だけでなく、『グランドジャンプ』で連載していた『ちびしかくちゃん』の完結巻(第2巻)、『コジコジ』新装再編版の第1巻(全3巻)、『東京新聞』などで連載していた『4コマちびまる子ちゃん』電子版の第1巻も発売されるとのことです。

そして、この発表を受けてネット上では、

  • 平成も残すところあと少し…ひとつの時代の終わりを感じる
  • 30年で17巻は、意外に少ないな。サザエさんのようにこれからも細々と読み続けられるのだろう。新聞連載も良かった。
  • あれだけ長く親しまれていた割には、全17巻というのが意外。全200巻のこち亀の凄さを改めて実感。
  • アニメの放映回数からしてみると、全17巻っていうのが意外!ただ、最終回ではなく完結巻という終わり方は納得です。
  • 自分がちびまる子ちゃんを知って、単行本を買い始めたのが約30年前。確か3巻か4巻が発売された頃でした。
    当時は姉のリボンを読んで知りましたが、アニメ化からここまで有名なキャラになるとは思いませんでしたね。最終巻もちろん買います。
  • 自身で長期のマンネリ化も把握して反対されていたし読み手の側や作品をとても大切にしていた方。
    2作目の初期から中期以降はまる子の正義感が強くなったり戦争や社会問題の描写が多くなり有名な封印作がりぼんで掲載された時期で結婚や出産と重なり精神的に辛かった時期のようだ。
    アニメで新キャラの個性が強くなった時期から単行本が出なくなってすごく心配だった。途中までアニメの脚本とかエッセイも出していたし疲労が重なっていたのかな。
    ひとりずもうはすごく好きだった。コミックスは途切れた頃から読まなくなってしまったから最初から読んでみようかな。

などのコメントが寄せられています。

『ちびまる子ちゃん』のアニメは現在もフジテレビ系で続いていますが、さくらももこさんが亡くなってしまったからには原作の続きを出すことは出来ないため、完結巻と聞くと寂しい気持ちになるものの、これはもう仕方がないことですね。

完結巻発売の発表に対するネット上の反応を見ると、完結するということだけでなく、長年にわたって描かれていた『ちびまる子ちゃん』が、コミックスは20巻にも満たなかったということに驚く声が多く上がっています。

『ちびまる子ちゃん』は、さくらももこさんが1974~1975年にかけて静岡県清水区の入江地区で過ごした小学校3年生時代をもとに、様々なエピソードを面白おかしく描いているコメディ漫画ですが、『りぼん』での連載がスタートしたのは1986年7月(『りぼん』1986年8月号)で、1996年6月号まではレギュラー連載しており、1996年12月までにコミックスは14巻まで出ていました。

その後、2002年1月から不定期連載を再開したのですが、2002年以降は1年に掲載される回数が1回ということも珍しくなく、連載の長期化によってネタ切れが起きていたほか、さくらももこさんは他の作品を描いたり、エッセイストなどとしても活動していたことから、一度休載を挟んで以降は『りぼん』に掲載された回数は非常に少なく、コミックス第15巻が出たのは2003年2月、第16巻は2009年4月のことで、それぞれに6話を掲載していました。

その一方でアニメは1990年1月~1992年9月まで第1期が放送され、1995年1月から再スタートした第2期は現在も毎週放送されているため、原作がたった17巻までしか出ていなかったというのは確かに驚きますね。

参照元
  • http://www.geocities.jp/maruyasuminotomo/comic.html
1件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:Y2RlYzMxZG

    アニメは終わらないでほしい。個人的なお願いとして、昔のまるちゃんを再放送してほしい。

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