西内まりやが元所属事務所の社長ビンタ騒動の真相語る。姉・西内ひろの身内トラブルで辞める決断、芸能界離れず裏方として活動開始か

5月に芸能界引退を電撃発表した女優・モデルの西内まりやさん(31)が、インスタグラムにコメントを投稿したほか、『NEWSポストセブン』（小学館）のインタビュー取材に応じ、現在の心境や今後について言及しています。

西内まりやさんは5月15日にインスタグラムで、「この度、西内まりやは芸能界を引退することとなりました。」「5月いっぱいをもって、エージェントとの契約も終了させていただきます」と引退を電撃発表しました。

引退を決意した理由については、「今年になって身内があるトラブルを起こしている事が発覚し、その件に私自身は関与してはいないものの、場合によっては大きな問題になり関係各所にご迷惑が及ぶ可能性がある」と説明し、熟考した末に引退を決意したとしていました。

その後、週刊誌『週刊文春』などが引退の裏側を報じ、姉でモデル・女優の西内ひろさん（旧芸名＝西内裕美 36歳）が、親密な関係にあった資産家男性との間で金銭トラブルを起こし、男性側がひろさんの行為は詐欺にあたるとして、刑事・民事の両方で法的措置をとる準備を進めていることを明らかにしました。

＜↓の画像は、西内まりやさんの姉・西内ひろさんの写真＞

このトラブルに関連して、母親が西内まりやさんのお金を使い込んでいたことも判明し、家族の裏切りに大きなショックを受けた西内さんが戸籍から除籍し、家族と“絶縁”していたことも判明しました。

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これらの報道が物議を醸す中で、西内まりやさんは7日にインスタグラムのストーリーズ（24時間限定公開の機能）を更新し、「皆様へ　沢山の温かいメッセージ読んでいます。本当にありがとうございます。改めて20年分の思いが沢山溢れました！ 叶えたいと皆さんと誓ったこと、ここ数年も沢山トライはしたものの難しく…正直悔しかった！ ごめんなさい。」「SNSのアカウントは思い出としてしばらくこのまま残しておこうと思います！ ありがとうございました。お元気で」と綴っています。

また、「西内まりや」として最後のインタビューを受け、現在の気持ちを明かしたとしています。

＜↓の画像が、西内まりやさんのインスタグラム投稿＞

NEWSポストセブンのインタビューでは、中学生のころから芸能活動を続けてきたにも関わらず、引退を考えたきっかけは“身内のトラブル”としたうえで、「これまでの人生において本当に色んな積み重ねがあって、この仕事を続けていくことが難しくなってしまいました。私を信用して、一緒に仕事をしてくださるクライアントさんに迷惑をかけられないという思いもありました」と説明しています。

芸能人生に悔いはない？との問いには、「自分の選択なので後悔はないです。ですが独立後、わかってはいたものの現実は厳しく、やりたいことを最終的に形にできないことが何度かあって、悔しかった思いは正直あります」としています。

西内まりやさんは中学1年時に、安室奈美恵さん等が所属していた芸能事務所『ライジングプロダクション』にスカウトされて芸能界入りし、その後はモデル、女優、歌手として活躍の場を広げていき、複数の連続ドラマで主演を務めるなどしていました。

そうした中で2017年11月に『週刊文春』によって、西内まりやさんがライジングのK社長をビンタし、大きな騒動に発展していることが報じられました。

西内まりやさん側の弁護士は取材に暴力行為を否定した一方、ライジングプロ側の弁護士は、「社長を殴打し、同人にケガを負わせたことはまぎれもない事実です。何が原因で西内氏がかかる行為に及んだのかは、西内氏の内心の問題であり、弊社としては知る由もありませんが、言うまでもなく西内氏の行為は犯罪行為であり、到底許されるものではありません」と回答していました。

その後も様々な報道が飛び交う中で、西内まりやさんは2018年3月をもってライジングプロを退所、独立したのですが、西内さんは独立後にメディア露出が激減することとなりました。

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西内まりやさんはNEWSポストセブンの取材で当時の状況を振り返り、「（事務所側と）十分なコミュニケーションが取れず、不透明なことが多かった」と明かしています。

西内まりやさんは独立後も、ライジングプロの創業者で『ライジングプロ・ホールディングス』の代表・平哲夫さん(78)と電話でやり取りし、一連のトラブルの“本当の原因”を知ったのは昨年のことだったとしています。

＜↓の画像は、ライジングプロの代表・平哲夫社長＞

トラブルの本当の原因について西内まりやさんは、「詳しくお話しはできませんが、当時私が知り合った同じ業界の第三者が、私を退社させようと画策していると事務所に伝わっていたことが初めて分かりました。私に退社するような意図は全くありませんでしたが、当時はお互いにコミュニケーション不足で、たくさんの誤解がありました。改めて当時の経緯や私の気持ちを話したら、（前事務所の）社長は理解してくださいました」と語り、第三者が流した事実無根の情報によって両者の関係が悪化し、最終的に独立に至ったとしています。

また、引退発表の前日に関係者に電話で挨拶し、平哲夫社長からは「もう一度考え直したほうがいい」と引き止められたことや、今後の新たな人生に向けて背中を押され、励まされたことも明かしています。

気になる引退後の生活については、「まずは家族が起こしたトラブルと向き合うこと、そして自分自身の心と向き合うことをしないといけないと思っています。それでもここ半年近く、1人の時間を多く過ごして、私の芸能活動の原点は『人にポジティブな影響や夢、希望を与えたい』というモチベーションだったことが、自分の中でも明確になってきました。そしてそれは、私自身が表舞台に出なくても、どんな形であれ、続けたいと思っています」と語っています。

また、周囲の友人たちは結婚して子供も誕生し、漠然と家族を持つことに憧れあるとしながら、「これもまずは自分を大切にすることを大事にしながら、改めて考えられたらいいなと思っています」としています。

最後にファンに向けて、「最後まで心配ばかりかけてしまったけれど、皆さんからいただいた温かいメッセージを大切に胸にしまって、前向きに生きていこうと思います。どこかで見かけたら、声をかけてくれたら嬉しいです」とのメッセージを残しています。

西内まりやさんはライジングプロ時代に「ポスト安室奈美恵」として、事務所から大きな期待を寄せられて2014年には歌手デビューも果たし、同年の『日本レコード大賞』で最優秀新人賞も受賞、一時は“ゴリ押し”と揶揄されるほど猛プッシュされており、ネット上では批判的な声が少なくありませんでした。

『ピンズバNEWS』（双葉社）によれば、西内まりやさんは家族からも「事務所の力で売れただけ」という見方をされ、悔しい思いを募らせていたとの情報もあるとしていました。

それでも西内まりやさんは家族を大切にし、様々な面で家族を支えていたと報じられており、自身のインスタグラムでは定期的に西内ひろさんとの2ショットを公開するなど、少し前までは仲良しぶりを披露していたのですが、とんでもないトラブルや母親の裏切り行為などが発覚し、精神的に疲れ切り、そして仕事へのモチベーションなども失ってしまったのかもしれません。

＜↓の画像は、西内まりやさんと姉・西内ひろさんの2ショット写真＞

西内まりやさんは事務所独立を巡る様々な騒動を経て、昨年12月には『全裸監督2』（Netflix）以来3年ぶりに連続ドラマに出演し、今後の活動への意欲を明かしており、自身が演じる役柄との共通点は「簡単には死なない強さ」だと答えていました。

そして、今後は表に出る仕事だけでなく、「映像作品を作りたいと考えています。自分の会社もあるので、心に寄り添うような企画を計画しています」とも明かしていて、今後は裏方として芸能界に携わっていく可能性がありますし、西内まりやさんはまだ30代前半と若く、これからまた新たな挑戦を続けていき、ファンに活躍する姿を見せていってほしいと思います。