TKO木下隆行がレギュラー番組獲得に批判殺到。後輩芸人パワハラ問題で仕事激減、完全復活目指すも…

2021年8月30日（月）12:52

後輩芸人へのパワハラ行為などが判明し、仕事が激減したお笑いコンビ『TKO』の木下隆行さん（きのした・たかゆき 49歳）が、9月4日深夜スタートの新番組『スパシャンpresents 超☆爆！遊ビズム研究所』（テレビ大阪土曜26時25分）で地上波番組にレギュラー復帰することが判明し、ネット上では様々な声が上がっています。

『超☆爆！遊ビズム研究所』で地上波レギュラー復帰を果たすTKO木下隆行さんは、『東京スポーツ』（東スポ）の取材に応じ、昨年3月に『松竹芸能』を退所、独立してから初のレギュラー番組獲得を認めたといいます。

また、レギュラー出演のオファーを受けた感想については、「ホンマに僕と？オファー間違ってないですかって感じでビックリしましたね。嬉しさよりも驚きの方が大きかったです。（レギュラー復活が）どのタイミングやろうと思ってた中で、手を挙げくれたスポンサーの方には感謝ですよね」と、驚きと喜びを明かしたとのことです。

木下隆行さんがレギュラー出演する『超☆爆！遊ビズム研究所』は、「大人の遊び」をテーマとした内容といい、木下さんの他にも、ピン芸人・永野さん、元『AKB48』でタレントの大島麻衣さん、高級外車のチューナーブランド『株式会社NOVITEC GROUP JAPAN（ノビテックグループジャパン）』の香野大輔社長が出演するそうです。

番組プロデューサーは木下隆行さんを起用した理由について、「永野さんと大島さんが決まってたんで、あんまり大阪ローカルでは見られないようなメンバーにしたいという話はしてました。パッと木下さんが浮かんだんですけど、代理店から『木下さんは…』っていう声もあったんです。ただ、スポンサーに木下さんを起用したら話題になるんじゃないかと話したら、『じゃあ、ぜひ』ということで木下さんにオファーさせてもらいました」と説明しています。

また、初回収録を終えて木下隆行さんの印象については、「メチャメチャ謙虚でした。（一緒に）仕事をしたことがなかったので、態度悪いんちゃうかとかそういう話があがってたんですよ（笑）。いざ対面したら、すごく腰の低い方で収録中もずっとお話をしてくれました」と、好印象を抱いたことを明かしています。

一方の木下隆行さんは、「今まで騒動絡みのイジリやったり、もちろんそれありきで僕も挑んでたんですけど。そうじゃない所で番組としてしっかりと挑めました。ただ飲み物は必ずペットボトルが用意されていますから、スタッフからは軽くイジられてるなとは思います（笑）」と語っています。

レギュラー番組獲得のきっかけとなったのは、独立後すぐに始めたYouTubeチャンネル『TKO木下のキノちゃんねる～天まで届け～』（登録者数：3.05万人）だったそうで、動画内でのトーク力がレギュラー起用の理由といいます。

地上波レギュラー復帰が決まり木下隆行さんは、「止まってゆっくり考えろと言う人もいましたけど、僕は止まるのが怖かったし、消えるのも忘れられるのも怖かった。走り続けたことが、ちょっとずつですけど形になってきたのはよかった。この経験を番組に生かせたらと思います」と意気込んでいます。

そして、木下隆行さんがついに地上波番組に本格復帰を果たすことに対してネット上では、

出演者もそうだけど、番組タイトルが既に面白そうとは思えない
面白くないしいらないと思うけどなぁ。ペットボトル事件関係なく面白くないよね木下。
関心度がもろに出るYouTubeで結果が出せずにテレビ復帰とはね
スタッフとスポンサーがパワハラとかに無頓着ならレギュラーも取れるのか。この番組のスポンサーは、そんな会社だと認識しよう。
どこかの野球選手と同様に暴力・犯罪行為が簡単に許されて良いのでしょうか？関係者・スポンサーのコンプライアンス遵守と良識ある判断を希望します。
大人しいのは最初だけ、しばらくしたら態度でかくなって威圧的になるでしょ？！
他人を見下したり暴力的になるのは性根の問題だから治すのは難しいよ。
本性なんてそうそう変わらないからね。頑張りと見たいと言う視聴者がいるかですね。視聴者を獲得できるまで、スポンサーは我慢してくれるのか。
もともと木下は、偉い人や番組のスタッフには低姿勢。あのタイプは、弱いものには強く、強いものには弱い人。
ほとんどの人間は、強いものには弱いのですが、それなら弱い人には優しくして下さいな。お願いしますよ。
需要があるかこれで分かるかもね。一時は個性派俳優にもなれそうな勢いだったけど、もったいなことをしたね。
ちょっと見たいとまではならないかな。芸人仲間から擁護の声もほぼ無かったし、単発とYouTuberで細々やるしかないかなぁと思う。
大阪ローカルだもんね。
関西の特徴として取り敢えず反対の事をする（言う）ってあるよね。別にその権力に文句がある訳ではないのに反発してみたり。
ボクシング悪徳会長の山根をコメンテーターに起用したりしていたのが最たるもの。木下の起用も同じでしょう。視聴率も取れず直ぐに終わる運命が待ってるだけ。
人は誰でも間違う事くらいある。肝心なのはそれに気づいて直そうと思えるかどうか。逆風は強いだろうけど「これから」を積み重ねればいいと思う。
今は天然キャラでもてはやされているけど、森脇健児とかだって『夢がモリモリ』やってる頃はテレビで観ててもわかるくらい横柄だった。
それで干されてそれでも今がある。他にもそんな人はたくさんいる。「これから」が大事。頑張って。

などの声が上がっています。

木下隆行さんは2019年に芸人仲間や複数の週刊誌によって、『オジンオズボーン』のボケ担当・篠宮暁さんにブチギレ、楽屋裏で中身が入ったペットボトルを投げつけ、それが顔面に当たってしまい目にケガを負わせる事件を起こしたり、『安田大サーカス』のクロちゃんに土下座させ、頭を踏みつける等の行為をしていたことが明らかになっています。

この他にも様々な情報がリークされており、それに対して芸人仲間から擁護する声はあまり上がっておらず、木下隆行さん自身はパワハラをした後輩芸人たちに謝罪を済ませ、すでに和解していると強調しているものの、ブラックなイメージが付いてしまったことから、今もなお地上波番組出演を巡っては否定的な反応が大半となっています。

そんな木下隆行さんは様々なインタビュー取材で、世間からバッシングなどを受けて改めて自分を見つめ直し、行動を変化させていっていることを明かしており、今後については元のポジションに戻ろうとするのではなく、人生の第2章として新たな挑戦をしていきたいとの思いがあるといいます。

レギュラー出演が決まった『超☆爆！遊ビズム研究所』は地方ローカル番組ですが、この番組でのトークや振る舞いなどが高く評価されれば、また新たな仕事の獲得に繋がっていく可能性は十分あり、テレビ復帰に対しては現時点で否定的な反応が圧倒的多数ですが、少しでもイメージを回復できるよう奮闘してほしいですね。