榊英雄の性的暴行事件の裁判、東京高裁が一審支持し懲役8年の実刑判決。無罪・冤罪主張続けるも覆らず

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榊英雄

女優に対する性的暴行事件で逮捕、起訴された俳優・映画監督の榊英雄被告(さかき・ひでお 56歳)の控訴審判決が行われ、東京高等裁判所は一審の懲役8年の実刑判決を支持し、控訴を棄却しました。

榊英雄被告は、自身が監督を務める映画への出演が内定していた女優に対して、「演技指導」と称してわいせつな行為に及んだり、要求に応じなければ女優業に悪影響が及ぶと不安を抱かせ、性的暴行に及んだとして、準強姦罪(現・不同意性交等罪)に問われています。

榊英雄被告はこれまでの裁判で、被害を訴えた女性2人と関係を持ったことは認めつつも、「立場を利用したことはなく、性的行為には同意があり女性の供述は不自然」「女性らは映画への出演と引き換えに、榊被告から性行為を求められることを予期していた」「要求に応じないと映画に出さないなどと被告が示唆したことはない」「結論ありきで捜査が進められた」などと主張していました。

そのうえで榊英雄被告は「私は無罪であり、冤罪です。一生かけて闘い続ける」などと述べていました。

今年3月に東京地方裁判所で判決公判が行われ、検察が懲役10年を求刑したのに対して、東京地裁は懲役8年の実刑判決を下しました。

東京地裁は、女性側の証言は信用でき、そして立場を利用しての行為は極めて悪質かつ卑劣だとして、実刑判決を下したのですが、榊英雄被告側はこれを不服として即日控訴し、検察側は控訴しませんでした。

7月3日に東京高裁で第1回控訴審が行われ、榊英雄被告の弁護人は検察に対して、「榊被告と被害者の捜査段階での食い違いを指摘したい」として女性2人の供述証拠を請求しましたが、具体的にどの部分についての証拠を請求するのかを弁護人が指定できなかったことや、請求書類も準備していなかったことにより却下されました。

そして、24日の控訴審判決で東京高裁は、「監督と俳優という立場の差を悪用し、被害者らの性的自由を大きく侵害する悪質かつ卑劣な犯行。被害者の肉体への影響は計り知れず、避妊具を付けていないことから被害者の人格もかえりみていない」などと指摘し、控訴を棄却して懲役8年の判決を言い渡しました。

榊英雄被告に二審も懲役8年の実刑判決報道

これに対してネット上では、

  • たったの懲役8年!軽くないかい?
  • こともあろうにヒーローものの長官を務めた人間が・・・
  • 事実ならひでー奴だよ。一生刑務所に入ってろ
  • あ〜あ 戦隊モノに出てたクセに、子供の夢壊してんじゃねぇよ。
  • 同意があろうがなかろうが、自作品の出演者に手を付けることがご法度
  • 懲役8年でも甘いくらい。再犯の可能性が高いし去勢させるべき
  • 反省が無いのだから刑を加算して欲しいくらい
  • 声をあげた女性2人はえらいわ。役者の夢を見て、どうしても断りきれんかったんやろな。何か訴えれないだけでまだまだ被害者はいそう。強姦でたった8年…またこんな奴出てくるぞ。

などの声が上がっています。

榊英雄被告の性加害問題は、2022年に週刊誌『週刊文春』の実名報道によって明るみになり、複数の女性たちが榊被告からの性的暴行被害などを訴えていました。

これに関連して、榊英雄被告と繋がりがあった俳優・木下ほうかさんも性加害疑惑などを報じられ、木下さんも報道に対して、女性と関係を持ったことは認めつつも、無理やり行為をした事実はないなどと反論しました。

その後、2022年に女性の告発記事を出した『週刊女性』の発行元『主婦と生活社』を相手取り、損害賠償請求訴訟を起こしましたが、1年後に訴えを取り下げ、3年以上表舞台から姿を消しており、現在どこで何をしているのかは明らかになっていません。

一方の榊被告は、週刊文春などの報道をきっかけに逮捕・起訴され、複数の女性との行為を撮影した動画などの証拠品も押収されており、女性に対して「オモチャになれ」などと侮辱するような言葉を浴びせていたことも明らかになっているのですが、それらは全て「プレイの一環」で同意があったと主張していました。

被害を訴えた女性は榊英雄被告の主張に対して「同意したことはありません」と反論し、動画内で行為を拒否するような言動を取っていなかった理由についても、「裸という無防備な状態で逃げることができなかった。抵抗したら何が起こるか分からない怖さがあった。殴られるかもしれない、殺されるかもしれないぐらいの恐怖があった」「拒否したら役を降ろされるかもしれない」「自分の身に何が起きたか理解できなかった。考えないようにしていました」などと涙ながらに語っていました。

それでも榊英雄被告は一貫して無罪を主張し、一審判決も不服として即日控訴しましたが、判決が覆ることなく控訴が棄却、懲役8年の実刑判決が下されました。

これから上告する可能性もありますが、最高裁判所は事実認定について争う場ではなく、判決の内容が法律に反していないかを判断する場であるため、これまでの裁判で立場を利用しての性的暴行が認められている状況で、上告しても棄却または受理されない可能性が高いとみられます。

ちなみに、俳優・新井浩文さんは2019年に強制性交等罪(現・不同意性交等罪)に問われ、一審で懲役5年の判決が言い渡され、控訴審までに女性に慰謝料を支払い、民事上の和解成立が考慮された結果、東京高裁は懲役4年に減刑し、新井さん側が上告しなかったことで刑が確定しました。

榊英雄被告も同様に、このまま懲役8年の実刑判決が確定する可能性が高いとみられますが、引き続き今後の展開に注目したいところです。

参照元
  • https://mainichi.jp/articles/20260723/k00/00m/040/131000c
  • https://www.khb-tv.co.jp/news/16753809
  • https://hochi.news/articles/20260703-OHT1T51116.html
  • https://hochi.news/articles/20201012-OHT1T50083.html
  • https://www.fnn.jp/articles/-/1081294
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