『ドクターX』第5シリーズ第1話視聴率が前作超え! 小ネタ満載の内容に視聴者歓喜、マンネリ化指摘も今年トップの数字

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米倉涼子

女優・米倉涼子さん(42)主演の人気医療ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系 木曜21時)の第5シリーズが12日から15分拡大でスタートし、初回平均視聴率が20.9%、瞬間視聴率は22時1分に記録した23.9%(ともに関東地区)だったことが明らかになりました。

これは4月期に同枠で放送の天海祐希さん主演『緊急取調室 シーズン2』が第1話で記録した17.9%を超え、今年民放で放送された連続ドラマの中でトップとなる高視聴率で、20%超えも今年初という快挙を成し遂げています。

2012年放送の第1シリーズの初回平均視聴率は18.6%、全8話の期間平均視聴率は19.1%、2013年放送の第2シリーズは初回22.8%、全9話の期間平均は23.0%

2014年放送の第3シリーズは初回21.3%、全11話の期間平均は22.9%、昨年7月放送のスペシャルは22.0%、同年放送の第4シリーズは初回20.4%、全11話の平均は21.5%で、第5シリーズは前回を上回る好スタートを切っています。

米倉涼子さんが5年前からほぼ毎年出演を続けている『ドクターX』は、群れることを嫌う一匹狼タイプの天才フリーランス外科医・大門未知子が、極めて高い能力であらゆる患者の命を救い、さらに金や欲にまみれたドス黒い病院組織にもメスを入れていく姿を描いた医療サスペンスドラマです。

12日からスタートした第5シリーズは、前シリーズと同様に国内最高峰の東帝大学病院が舞台になっており、患者ファーストを掲げる同病院初の女性院長・志村まどか(大地真央さん)らが初登場し、実力のある医者なら肩書きは関係ないとして東帝大学病院に雇われた大門未知子が、また新たな権力争いに立ち向かっていきます。

第5シリーズには、田中圭さんと段田安則さんが第1シリーズから5年ぶりに出演するほか、瑛太さんの弟・永山絢斗さん、陣内孝則さん、草刈正雄さん、野村周平さん、上杉柊平さん、中林大樹さん、元モーニング娘。の久住小春さん、米倉涼子さんの後輩・是永瞳さんらが第5シリーズから初登場しています。

<↓の画像は、『ドクターX』第5シリーズから登場する出演者たちの写真>
ドクターX5の出演者
(左から陣内孝則さん、米倉涼子さん、永山絢斗さん、草刈正雄さん)

ドクターX5の出演者 野村周平
(野村周平さんと米倉涼子さん)

そして、第1話にはこれまでと同様に時事ネタなどが多数盛り込まれており、「忖度(そんたく)」「〇〇ファースト」「ゲスの極み」といったキーワードのほか、週刊誌に略奪不倫をスクープされるというネタなどが盛り込まれており、第1話終了時点でネット上では、

  • 本当面白いなードクターX。ずっと見てるけど、毎回スッキリさせられる
  • 今年上半期話題ワードてんこ盛りやったのも面白かった
  • 大地真央を起用し『患者ファースト』とか言わせちゃう。こういうアグレッシブなネタで攻めてくるところが『ドクターX』
  • いい加減そろそろマンネリで飽きてくるかなぁと思いつつ見始めたら面白かったw 定番ネタも満載だけどストーリーしっかりしてるし、相変わらず米倉さんはかっこいい。大地真央さんが1話で退場?はちょっと勿体ないような気も・・・。来週も楽しみ!
  • 話の流れはほぼワンパターンだけど面白いんだよなぁ。加地先生がいなくて物足りない!早く戻って来て欲しい。
  • 現在の水戸黄門型ドラマ。べただけど一流の俳優陣が丁寧に演じている。次回が楽しみ。映画化は反対。

などのコメントが寄せられています。

『ドクターX』は2012年からほぼ毎年新作が放送されており、ストーリーの内容も時代劇『水戸黄門』シリーズなどと同様に勧善懲悪モノで、以前からマンネリ化を指摘する声も上がってはいるのですが、主人公の脇を固める個性豊かな出演者たち、スカッとするようなストーリー展開、随所に散りばめられた小ネタなどが視聴者を惹き付けており、第5シリーズについても初回からすでに絶賛する声が多く上がっています。

テレビ朝日では現在、『相棒』、『警視庁捜査一課9係』、『科捜研の女』などが10年以上にわたって放送されているのですが、『ドクターX』もこれらの作品に匹敵、それ以上の高い人気を得ており、米倉涼子さん側がOKを出せば今後もずっと続いていくかもしれないですね。

テレビドラマの視聴率低迷が続いている中で、『ドクターX』だけは未だに20%台をキープし続けており、第5シリーズはさらに前回を超えていくのかどうか引き続き注目していきたいところです。

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