宮迫博之の地上波テレビ復帰消滅、お蔵入りの原因、勝手に出演告知に千葉テレビがブチギレ激怒? 番組制作会社のミスで騒動に

千葉テレビが30日に公式サイトで声明を発表し、元『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんが自身のYouTubeやSNSで、同局で放送の番組『匠の教室』で5年ぶりに地上波出演を果たすと告知していたものの、番組を放送しないことを発表しました。

宮迫博之さんは5月28日に自身のYouTubeチャンネルで、千葉テレビで放送されている『匠の教室』という番組で吉本興業を退所した2019年以来、5年ぶりに地上波番組出演することが決定したと報告し、出演回は6月3日に決定したとして番組収録時の舞台裏などを公開していました。

また、番組制作サイドも公式サイトで宮迫博之さんの出演を告知していたのですが、千葉テレビは30日に公式サイトを更新し、【ネットニュース等で報道されている宮迫博之氏出演について】と題して、「放送される番組の内容は事前に当社内で審査をしております。外部の制作会社が制作する番組については、番組の内容や出演者などを事前に通告していただき、当社内にて協議した上で制作していただくことを関係各社にお願いしております。ネットニュース等で報道されている宮迫博之氏出演の番組は、そのような通告もなく外部の制作会社によって制作されたものです。よって当番組の放送の予定はありません。」と、番組を放送しないことを告知しています。

ちなみに、『匠の教室』にはこれまでに、吉本興業所属のピン芸人で『R-1グランプリ2009』の王者・中山功太さん、『千原兄弟』の千原せいじさん、『TKO』の木本武宏さん等も出演していました。

そんな番組で宮迫博之さんが地上波復帰を果たすということで話題になっていたものの、まさかの“フライング発表”によって地上波復帰が消滅となり、これに対してネット上では、

• 地方局なんて話題作りで炎上上等だろうけど、局側でコントロール出来ないのは流石に容認しないだろ
• これ、制作会社もアホだし、宮迫もアホだな。外堀固めたら放送出来るとかそんな簡単な話じゃないから
• 制作会社が宮迫に何て言ってたのか気になる。そもそも何を決めて収録したのか。制作会社にかなりの問題があると思う。

などの声が上がっています。

宮迫博之さんが出演の『匠の教室』の放送取りやめに関しては、正式発表前に『日刊ゲンダイ』や『ピンズバNEWS（双葉社）』などが報じ、6月3日の番組表に同番組の記載がないことで千葉テレビに取材したところ、正式な手続きを行う前に勝手に発表したものとして、「日程関係なく、放送は行ないません」と断言したとしています。

千葉テレビサイドとしては、宮迫博之さんの出演自体が問題としているわけではなく、予め局に企画内容を報告せず、許可を出す前に撮影まで勝手に進め、加えて宮迫博之さんがYouTubeで告知をしたことを問題視しているとし、今後同局の番組に宮迫さんを出演させる可能性については、「答えられませんが、世の中の風潮を見てという形になるかと思います」としています。

そして、現時点で宮迫博之さんはこの件に対してコメントを出していないのですが、千葉テレビの声明発表前に自身のX（旧ツイッター）を更新し、「番組出演に関して、放送中止の報道がなされていますが、現在チームで事実確認を進めております。改めてしっかりとご説明をさせていただきます。」と報告していたほか、今日19時に予定していた動画公開を中止することも発表しています。

『匠の教室』は、番組制作会社の公式サイトで過去放送回が配信されており、宮迫博之さんの出演回がお蔵入りといったことにはならないとみられますが、念願の地上波復帰がまさかの形で消滅となり、大きなショックを受けているだろうと思います。

ただ、この赤っ恥トラブルは良くも悪くも大きな話題にはなっていて、今後動画のネタにもできるでしょうし、地上波には縁が無かったと思って気持ちを切り替え、引き続きYouTuberとしての活動を頑張ってもらいたいです。