元TOKIO山口達也が現在の姿公開。強制わいせつ事件、飲酒運転事故経て会社設立し再出発に家族も応援

未成年に対する強制わいせつ事件で2018年5月にTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所からも退所した山口達也さん(51)が『株式会社山口達也』を設立し、再出発を図ることを発表しました。

山口達也さんは19日に公式サイト、22日にツイッターアカウントを開設し、公式サイトでは2018年に起こした事件、2020年に起こした酒気帯び運転事故に対して謝罪した上で、「今は何故このような事態を招いたのか深く反省を続け、自戒をしつつ日々過ごしております。当時の私は、社会的影響力が強い立場でありながら、私に関わる全ての人々の信頼を損ね、又その報道を通じて多くの方々に不快な思いをさせてしまいました。どれだけ謝罪をしても、犯した罪を消せる訳ではありません。犯した罪を真摯に受け止め、同じ過ちを犯さぬよう歩んでいく所存です。重ねてお詫び申し上げます。」と綴っています。

＜↓の画像が、再始動を発表した現在の山口達也さんの写真＞

また、「私がこの度患っている『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました。この病気と一生付き合って行こうと決めました。この病気を克服する方法はただ一つ、“アルコールを一生一口も飲まない”事です」「これまでの経験を活かし『アルコール依存症の周りにいる方々』、『依存症全般』に対する講演活動、また自分の経験を活かした『企業向けの危機管理セミナー』を開催したいと考えています」とし、アルコール依存症の当事者として講演活動などを行っていくことを発表しています。

ツイッターのプロフィール欄では、「これからは会社経営を行い、微力ながら社会貢献をしていきたいと考えております。」と記しています。

＜↓の画像は、山口達也さんの公式ツイッターアカウント写真＞

公式サイトでは、山口達也さんが飲酒運転事故を起こした後に身元引受人となった兄のメッセージも公開し、「私にとって自慢の弟でしたが、若い頃から過度な飲酒の傾向があったように思います。いつしか彼はいくら酒を飲んでも気持ち悪くなることもなく、吐くこともなく、目が回ることも無くなっていました。要はアルコール摂取のブレーカーが壊れてしまい、いくらでも飲むことが出来る体になっていました。しかしある一定の量を超えるとブラックアウトして体は動くが記憶がない状態になっていました。私は、兄として弟が『一生アルコールを口にしない』という言葉を信じたいと思います。」としています。

山口達也さんの活動再開を受けて、アメリカ・ハワイで整体サロンを経営する元妻・高澤悠子さん（たかさわ・ゆうこ 46歳）はインスタグラムを更新し、山口さんの会社のURLを記載した上で、「We’re so proud of you（私たちはあなたをとても誇りに思っています）」と綴り、元夫にエールを送っています。

＜↓の画像は、元妻・高澤悠子さんのインスタグラム投稿写真＞

さらに、ハワイの6人組グループ『CROSSING RAIN』で活動中の長男・Shotaroさん（本名＝高澤笑大郎 14歳）もインスタグラムを更新し、「おめでとう」と祝福しています。

＜↓の画像は、長男・Shotaroさんのインスタグラム投稿写真＞

そして、山口達也さんがついに活動再開を発表したことに対してネット上では、

• 色々あったけれど、思い出すのは鉄腕ダッシュや音楽やっているときの笑顔。再出発、応援したい
• 鉄腕ダッシュに戻ってくると信じて応援します。頑張れ、タツヤ！
• 頑張ってください。いつか株式会社TOKIOと共演が出来る事を楽しみにしてます
• 陰ながら応援してる。鉄腕DASHで見せてくれた真面目さや器用さも山口君の一面なのだから、その長所を大切にしていけば良い方に向かうと信じてます
• やってしまった事件、事故だけが彼の全てではないと思ってる。逃げずに立ち向かい頑張ろうとしている彼をまたテレビでも見たい。あの笑顔をまた見たい
• 医師からアルコール依存完治しないって言われたのに、アルコール依存にならないための教育アドバイザーできるんだ…
• 単にアルコール依存症を背負いながらの再出発なら応援したいけど。この方のやったことは性犯罪ですよ。お酒が入っていた状態の性犯罪なら許せるの？わたしはとてもダメだ。
• もう十二分に社会的制裁を受けたんだから、これからは見守ってあげていってほしいな
  アルコール依存症は治る病気ではないのかもしれいけど、社会復帰に向けて頑張りだしてるんだね。新しい道もみつけたみたいだし、頑張ってほしいな

などの声が上がっています。

山口達也さんは2018年に大量の酒を飲んで強制わいせつ事件を起こす前から、アルコール依存症の治療に定評がある病院に通っていることを週刊誌『女性自身』に報じられていました。

しかし、当時ジャニーズ事務所は「山口はアルコール依存症ではありません。」「みなさんにご心配をかけるようなものではありません」と完全否定し、事件後に会見を行った本人も「依存的なものはないと自分では思っている」などと語っていました。

それから1年後に『女性セブン』の独占インタビュー取材に応じ、アルコール依存症や「躁うつ病（双極性障害）」の疑いがあるとメディアに報じられていたものの、同年5月から病状も落ち着いて通院頻度も減り、現在はお寺に通って木の伐採などの手伝いをしていると明かしていました。

その上で今後については、「私みたいに大きな過ちを犯した人間でも、謝罪を尽くして反省して更生して、許されることができたら、もう一度、輝けるんだ、というのを世間の人に見てもらいたいんです。（中略）ジャニーズの看板が無くなった。仕事も失った。それでもかっこいいと言われるオヤジになるために、もう一度、自分の足元を見て頑張っていきます。いつの日か、もう一度人前に出たいんです。やっぱり人に何かを訴えかける仕事がしたい。それは芸能活動とは限りません。自分なりの表現の仕方があると思います。」と語っていました。

ですが、それから1年後に酒気帯び運転で交通事故を起こして逮捕、略式起訴され、罰金35万円の略式命令が出されました。

このように山口達也さんは酒が原因で2度にわたって事件を起こしましたが、その後も兄らのサポートを受けてアルコール依存症からの脱却を目指し、昨年には『週刊文春』によって、アルコール依存症の世界的な自助グループ『AA（アルコホーリクス・アノニマス）』で活動していることが報じられ、少しずつ前進していることが明らかになっていました。

山口達也さんは公式サイトでこれまでに取得した資格も掲載し、特定非営利活動法人『ASK（アルコール薬物問題全国市民協会）』が認定の「飲酒運転防止インストラクター」や「依存症予防教育アドバイザー」、一般財団法人『日本能力開発推進協会（JADP）』が認定の「メンタル心理カウンセラー」を昨年取得し、昨年から様々なイベントにゲスト出演したり、講師として講演も行っているとのことです。

アルコール依存症は、薬物依存症などと同様に一生の病気と言われ、山口達也さんはお酒を断つようになってからまだ2年しか経っていないので、また元の状態に戻ってしまうのではないかという不安はありますが、現在も支えてくれている家族ら周囲の人たちや、応援してくれるファンを今後また裏切ることなく前進を続け、またいつかTOKIOのメンバーたちとも再会を果たせるように、これから社会貢献活動を頑張ってほしいです。