バーニングプロダクション系事務所サムデイ廃業の理由、原因はコロナで業績不振か

1993年創立の芸能事務所『サムデイ（SOMEDAY）』が、今年をもって廃業することが分かったと週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えています。

サムデイは、“芸能界のドン”こと周防郁雄社長率いる『バーニングプロダクション』系列事務所で、所属タレントは女優・藤原紀香さん、椎名法子さん、元『AKB48』の篠田麻里子さん、元『CanCam』モデルの土屋巴瑞季さんのほか、ファッションデザイナー・ドン小西さん、小説家で元長野県知事・田中康夫さん、元サッカー日本代表の福西崇史さん、元Jリーガーの宮澤ミシェルさん、元サッカーU-23日本代表監督の山本昌邦さん、元サッカー・パラグアイ代表のチラベルトさん等も所属しています。

＜↓の画像は、サムデイの主な所属タレント一覧＞

過去には、女優・加藤あいさん、俳優・宇津井健さん、細川茂樹さん、元プロボクサー・薬師寺保栄さん、元サッカー日本代表の小倉隆史さん等も所属していました。

週刊女性PRIMEによると、藤原紀香さんらのブレイクによって芸能界でも指折りの芸能事務所に成長したものの、コロナ禍に入って業績不振や経営陣の不安が囁かれるようになっていたといいます。

芸能プロダクション幹部が事務所の内部事情を明かし、「マネージャーなど現場スタッフからは『一向に給料が上がらない』『社長がまったく現場に来なくなった』といった声が挙がるようになり、そのせいで常に人員不足に悩まされていたようです。すでにアスリート部門は専属スタッフが1人もおらず、また先日もマネージャーが退職したことで、現在は20名ほどの所属者たちを片手でも数えられるほどのわずかな人数で回している状況なのだとか。そしてその矢先に、関係者が『年内をもって廃業することになりました』と内々の報告を行っています」としています。

週刊女性PRIMEは真相を確かめるため、サムデイに廃業は事実なのか問い合わせるも、期日までに回答は得られなかったそうです。

この報道を受けてネット上では、

• サムデイといったらちょっと前までは有力事務所って感じだったけどわからんもんだね。
• 藤原紀香さんはすぐに代わりの事務所見つかるでしょう　麻里子は……
• 廃業？ まあ、バーニング系だから移籍先は幾らでもある

などの声が上がっています。

今年3月には、吉岡里帆さん、伊藤英明さん、酒井若菜さん、松本まりかさん、神尾楓珠さん、臼田あさ美さん等が所属していた1996年設立の『A-team（エー・チーム）』が、マネージメント業務などを突如停止したことで話題になりました。

同月には、タレント・壇蜜さん等が所属の『フィット』と関連会社が破産しており、A-teamに関しては業績不振ではなく、オーナーと社員の関係悪化が背景にあると報じられていますが、フィットはコロナ禍以降に仕事が激減し経営が悪化、さらに投資に失敗したとの情報も出ていました。

これに続いてサムデイも廃業するとのことですが、バーニング系列の事務所は複数存在し、サムデイの取締役が社長を務めていた『ビッグアップル』、元バーニング社員が設立した『フロム・ファーストプロダクション』、『エヴァーグリーン・エンタテイメント』などがあり、今後も活躍に期待できそうなタレントたちはこれらの系列事務所へ移籍となるかもしれません。

引き取り手があるか微妙そうなのは篠田麻里子さんで、2年前に不倫疑惑スキャンダルを報じられ、昨年には夫との離婚が成立してイメージが悪化しています。

今年に入って、ドラマ『離婚しない男－サレ夫と悪嫁の騙し愛－』（テレビ朝日系）で不倫妻役を熱演し、バーニング所属の小池徹平さんと過激なベッドシーンに挑戦するなどして話題になったものの、微妙な演技力から女優としての活躍にはあまり期待できず、ママタレントとしての活動も厳しいとみられていますが、サムデイが廃業後に他事務所へ移籍するのか、それとも独立となるのか、今後の動向に注目したいです。