炎上芸人・キングコング西野亮廣、2000円の絵本『えんとつ町のプペル』無料公開で物議! 称賛の声の一方で批判も殺到

西野亮廣

絵本作家としても活動中のお笑いコンビ『キングコング』の西野亮廣さん(36)が19日、昨年10月に発売したばかりの絵本『えんとつ町のプペル』をネット上で無料公開し、この対応に称賛の声が上がる一方、批判も多く上がっており賛否両論となっています。

西野さんが手掛けた『えんとつ町のプペル』は、「2160円(税込み)」と絵本にしては高い値段設定となっているものの、発売からたった3ヶ月で23万部突破という大ヒットを記録しています。

<西野さんが手掛けた絵本『えんとつ町のプペル』>
えんとつ町のプペル

この作品は、ネット経由で資金調達を行う「クラウドファンディング」を利用し、3293人から1,013万1,400円を集め、イラスト制作スタッフ総勢33名によって制作され、企画立ち上げから4年半かけて完成までに至った絵本なのですが、西野さんは19日にブログを更新し、「お金の奴隷解放宣言。」というタイトルの記事を投稿。

テレビやネット、雑誌や新聞などの各メディアに取り上げられたことにより、多くの声が西野さんのもとに届いているそうなのですが、その中に「2000円は高い。自分で買えない」と、小学生から寄せられた気になる声があったといいます。

『えんとつ町のプペル』の価格については、特殊なインクを使っていることや使用するインクの数が一般的な作品よりも多く、ページ数も多いことから、2000円(税抜き)という設定はギリギリまで頑張ったとのことなのですが、小学生からしてみたら2000円というのは高く、この声がずっと気になっていたとのこと。

西野さんは、「自分は『えんとつ町のプペル』を子供にも届けたいのに、たった『お金』という理由で、受けとりたくても受けとれない子がいる。」「お金を持っている人は見ることができて、お金を持っていない人は見ることができない。」「なんで、人間が幸せになる為に発明した『お金』に、支配され、格差が生まれてんの?」などと疑問を抱き、そこから「ならば、お金など介さずとも、昔の田舎の集落のように、物々交換や信用交換で回るモノがあってもおかしくないんじゃないか。『ありがとう』という《恩》で回る人生があってもいいのではないか。もしかすると、『本』には、その可能性があるのではないか?」などと考えた結果、無料で公開するという決断を下したそうです。(『えんとつ町のプペル』を無料公開しているページ

また、この決断を下すのはかなり勇気が要るものだったとし、「制作スタッフには最初の段階ですでに給料が支払われていますが、僕や出版社は絵本の売り上げ(印税)で生活しているからです。無料にしてしまうと、食いっぱくれてしまうのではないか?」という不安もあったそうなのですが、「『10万部売れるコト』よりも、『1億人が知っているコト』の方が遥かに価値がある」と考えたといい、今後についても「無料化できるところから無料化していって、『お金』なんて、そもそも存在しなかった時代や、地域で、おこなわれていた『恩で回す』ということをやってみます。」と綴っています。

そして、2000円で販売していた『えんとつ町のプペル』を、発売からたった3ヶ月で無料公開するという異例の行動に至ったわけなのですが、これに対してネット上では、

  • とても好感が持てる、素晴らしいことだ
  • すごいな、この人のマーケティング力
  • こういうの新鮮だしスゴいと思う
  • 西野さんの行動力は素直に感心できる

などと、西野さんの太っ腹な対応に称賛の声が上がる一方で、

  • 少なくとも、こういう前例はクリエイターにとってはマイナスな気しかしない
  • クリエイターに支払う対価も下げてしまう可能性がある
  • 絵本の読み聞かせ公演を無料でやるとかさ、そういう方法もあったと思う
  • こういうやり方が認められてしまうと、創作に関わってる人たちが困る
  • 絵本をお金払って買った人の気持ちはどうなるの?

といった批判の声も多く上がっており、賛否両論となっています。

西野さんはブログの最後に、「…てなワケで俺は無料にするけど、その代わり他のクリエイターに『西野はタダにしたんだからおまえもしろ』なんて絶対言っちゃダメよ。」と記しているのですが、西野さんのような影響力のある方が23万部も売り上げている絵本を無料公開することによって、他の作者たちにもこうした対応を求める声が上がる可能性は十分あります。

また、西野さんは7日に更新したブログで、「自腹で2435万1138円払ってみた。」として、『えんとつ町のプペル』の初版発行部数を1万部から3万部に引き上げる交渉をするため、自腹で1万冊以上を購入したこと、手売りで全て売り切ったことを報告しているのですが、購入者のことを考えて無料公開はもう少し間を空けるべきだったのではないかと思いますね。

ちなみに、西野さんは19日の2度目の更新で、無料公開によって出版社側や書店側にダメージを与えるのではないかという批判に対して、「『えんとつ町のプペル』を完全無料化して、誰でも見れるようにしたところ、Amazonの売り上げが急激に伸びましたことをご報告いたします。」と綴り、アマゾンの絵本ランキングで1位となっていることを報告し、無料公開によって逆に売り上げが伸びているとアピールしています。

確かに、19日22時分時点のアマゾンランキング(1時間毎に更新)でも1位となっており、売り上げには影響は出ていないのかもしれませんが、わざわざ2000円を出して購入した方のこと、他の絵本作家の方たちのことを考えると、今回の対応については疑問を抱く部分がありますね。

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2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:MjQwZjowMD

    嫌いだし性格悪いけど芸人としては正統派イケメン

  2. 2
    匿名
    ID:MzA2OTk2NzEz

    こいつ、面白いしツッコミできるイケメン芸人なのに
    なんかちょっと違う

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