石川遼の父親が経営のゴルフ場で19歳社員が自殺。上司のパワハラが原因と労災認定、遺族が1億円の損害賠償求め提訴

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石川遼選手

プロゴルファー・石川遼選手(34)の父親で、マネージメントなどを手掛けている石川勝美さん(69)が代表を務めるゴルフ場運営会社『棚倉開発』元社員・Aさん(享年19)が、上司からのパワハラを苦に自殺していたことが判明し、遺族が約1億円の損害賠償を求めて提訴しました。

遺族の弁護団や訴状によると、Aさんは2021年3月にプロゴルファーを目指して、ゴルフ場『棚倉田舎(たなくらでんしゃ)倶楽部』(福島県棚倉町)を運営する棚倉開発に高卒で入社し、同社の寮に住み込みで働き、ゴルフ場で接客やボール拾い、キャディなどの業務を行い、その前後にはプロテストに向け、「研修生」としてゴルフの練習を行っていたそうです。

<↓の画像は、棚倉田舎倶楽部の写真>
棚倉田舎倶楽部

しかし、Aさんは入社間もない2021年4~5月ごろから、当時の支配人や指導係の先輩研修生から仕事上のミスや言葉遣いなどを厳しく叱られたり、無視されるようになったといい、「バカ」「家に帰れ。会社へ来なくていい」などの言葉を浴びせられ、時には胸ぐらを掴まれたり、2時間以上も激しい叱責を受けることもあったといいます。

そして、Aさんは入社から1年が過ぎた2022年6月24日に、ゴルフ場内で自殺したとのことです。

その後、Aさんが記していたノートから複数の上司による長時間の叱責などが明らかになり、両親は2023年に労災を申請しました。

白河労働基準監督署は2025年3月に、「当時の支配人らによる1時間以上の叱責は2021年9月ごろから週1~2回あり、亡くなる直前の2022年4~6月には週2~3回に増えていた」「人格や人間性を否定するような叱責を受け、胸ぐらをつかまれることもあった」「亡くなる約2~3ヶ月前からは毎回1時間ほど叱責される状況の中、48日間の連続勤務をしていたことで『うつ病』を発症していた」とし、Aさんの自殺はパワハラによる労災だと認定しました。

これを受けてAさんの両親は、棚倉開発と当時の上司らを相手取り、約1億円の損害賠償を求めて提訴しました。

遺族の弁護団は記者会見を行い、「容易に抵抗・拒絶できない閉鎖的環境であったことも考慮して、心理的負荷は『強』と認定されています」「プロゴルファーになる夢を持っていた彼にとっては、嫌だから辞めるとは考えにくい環境だった。今回の訴訟提起は、職業としてのスポーツ選手の育成全体に関わる問題だ」などと語っています。

会見では、Aさんが生前記していた日記の内容も公開し、Aさんが記した内容に対して上司が赤字で「甘ったれんな」「(頭が)もともと回ってない」などと書き込んでいました。

Aさんは生前、親に「(支配人から)威圧的に怒られる」などと話していたそうで、損害賠償請求訴訟を起こした理由については、「私たちの大切な息子は自分が悪いと思い込み亡くなった。息子は悪くないと証明したくてこういう形になった」と説明しています。

一方で棚倉開発は、現時点でコメントできないとしています。

遺族が約1億円の損害賠償求めて提訴報道

これに対してネット上では、

  • 若者が理不尽に命を絶っているのに、コメントしない、とは何事か! キチンと事実と向き合わないのか! 命の重さをよく考えて欲しい
  • コメント控えるって!パワハラなんだから、謝罪だろ! ただのスキャンダルと勘違いしとんのかな?
  • 従業員がしたことでもあっても社長の責任。息子に心配を掛けるようなことはするな
  • 石川のおやじは昔からええ話で名前が出たことない
  • 息子のイメージぶっ壊す父…石川終わったね
  • 週に2、3回1時間の叱責ってどんだけ時間使ってるんだよ、閉鎖社会は陰湿でやる事が異常すぎる。この様な会社は解体するべきでは
  • SOSを見落とした段階でアウト。真面目な性格だったのでしょう。こんな事は起きてはいけない。償い切れないでしょうが、せめて満額回答してあげてよ。
  • 自殺したことは可哀そうだし賠償するべきとは思うけど、そんなメンタルでプロ目指して成功するほど甘い世界でもないよね
    スポーツや芸能界みたいなプロの世界まで、一般と同じ感覚でハラスメントとか騒ぐのはどうかとも思う
  • 石川遼の父親がパワハラしたんじゃなく、コースの上司でしょう? なんで石川遼が批判されないといかん? おかしいでしょ
  • 労災認定はデカいですね。素直に賠償請求に応じることでしょうね。そして会社も畳むことですね。

などの声が上がっています。

この問題は2024年5月に週刊誌『週刊文春』も報じており、石川遼選手も関係するゴルフクラブで起きたトラブルだったため、ゴルフファンの間で物議を醸していました。

石川遼選手の父親・石川勝美さんは、埼玉縣信用金庫の支店長や法人事業部推進役などを務めていた方で、2018年9月に妻が代表、遼選手が役員を務めるマネージメント会社『ケーアイ企画』が、棚倉田舎倶楽部の全株式を取得し、勝美さんが棚倉開発の代表に就任しました。

<↓の画像は、石川遼選手と両親の写真>
石川遼選手の両親

石川勝美さんは当時メディアの取材に対して、「遼と話し合いながら二人三脚で経営しています。(略)営利目的ではないんです」「遼の意志を聞いて、それを具体化するのが私の仕事。もし自分でこうしたいと思うことがあっても、遼に相談してから進めます」などと、ゴルフ場経営について語っていました。

それから約4年後に、ゴルフ場に併設された寮でAさんが首吊り自殺を図ったといい、遺族や複数の従業員たちが週刊文春の取材に応じ、Aさんの自殺は「ゴルフ場における上司からの過度な叱責にあるのではないか」と証言していました。

一方で石川勝美さんは、Aさんがパワハラを訴えていた件について調査したり、遺族に対しても一切説明を行わないなど、誠意ある対応をしていなかったことを週刊文春は報じていました。

この報道後に労働基準監督署が、Aさんの自殺は上司からのパワハラによるものとして労災認定し、そして遺族が損害賠償を求めて提訴に至りました。

石川遼選手も多少なりとも関与するゴルフ場で起きた問題ですし、棚倉開発はこれから遺族に対して誠意ある対応をとって欲しいものです。

同様のトラブルは、女優・吉岡里帆さんがイメージキャラクターを務めていたコスメブランド『D-UP』の運営会社『株式会社ディー・アップ』でも発生しており、新入社員の女性が先輩や社長から厳しく叱責されてうつ病を発症し、休職期間が満了後に一方的に解雇通知を受け、その翌月に自殺を図り、その1年後に亡くなりました。

労働基準監督署は労災認定し、遺族は損害賠償請求訴訟を起こしました。

その後の裁判で、東京地方裁判所はディー・アップに対して、損害賠償1億5,000万円の支払いなどを決定しており、ディー・アップ側は遺族に謝罪したほか、社長が退任するという形で決着しました。

果たして棚倉開発などを相手取った損害賠償請求訴訟は、どのような形で決着するのか、今後の動向に注目したいところです。

参照元
  • https://www.asahi.com/articles/ASV8P0PYYV8PPTIL002M.html
  • https://www.zakzak.co.jp/article/20181109-JU5OMUQ3JNP3LJJ4CSMBOXX5LA/
  • https://www.yomiuri.co.jp/national/20250911-OYT1T50150/
  • https://www.kouenirai.com/profile/4410
  • https://bunshun.jp/articles/-/91413
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