冨永義之が道路交通法違反でエレカシ脱退も? 酒気帯び運転で事故発覚、ファンから怒りや落胆の声

人気ロックバンドの“エレカシ”こと『エレファントカシマシ』のドラム・冨永義之さん（とみなが・よしゆき 59歳）が、飲酒運転による接触事故を起こし、道路交通法違反容疑で検挙されていたことが分かりました。

エレファントカシマシの個人事務所『株式会社elephants』の発表によると、冨永義之さんは今月4日に酒気帯び運転による接触事故を起こし、道路交通法違反で検挙されたといい、「この事態を重く受け止め、また本人の意向もあり、10月8日（水）に予定しております『俺と、友だち』下北沢SHELTER公演は開催いたしますが、同公演への冨永の出演は控えさせていただきます。」と報告しています。

＜↓の画像が、エレファントカシマシのドラム・冨永義之さん＞

続けて、「お相手の方には重篤な怪我はないとの報告は受けてはおりますが、大変危険な思いをさせたことを心より深くお詫び申し上げます。また、本公演を楽しみにされていた方々、申し訳ありません。本人は事実を真摯に受け止め反省しております。このようなことが二度とないように気持ちを引き締めて参ります。」と謝罪し、希望者にはチケットの払い戻し対応をするとしています。

＜↓の画像が、事務所のコメント全文＞

『俺と、友だち』は、エレファントカシマシのボーカル・宮本浩次さん（みやもと・ひろじ 59歳）のソロ活動5周年を経て始動するプロジェクトで、下北沢SHELTERでの公演には宮本さんと冨永義之さんの他に、宮本さんのレコーディングやライブでサポートベーシストを務めている『Syrup 16g』のベース・キタダマキさん（本名＝北田万紀 56歳）の出演が発表されています。

＜↓の画像は、冨永義之さん、宮本浩次さん、キタダマキさんの3ショット＞

しかし、その直前に冨永義之さんが飲酒運転による交通事故で検挙され、出演が急遽中止になったことに対してネット上では、

• 重篤なケガさせてないからって文言は必要ですかね。酒気帯びでケガさせておいてケガの大小は関係ないでしょうよ。大したケガじゃないなら許させるのか。
• 接触事故で済んだものの…。これが、死亡事故だったら取り返しのつかない事ですよ。『失敗しました。反省します。』じゃないのですよ。
• 飲酒運転は擁護できない。ファンクラブ会員だけど、これはトミさんが悪い。飲酒運転と性加害は擁護する余地なし。マジで悲しいし悔しいし、情けない。
  なんでだよ、トミさん。宮本さんも成治さんも石くんも友だちなのは分かるけど、これはしっかり処分を下してほしい。
  ファンとしては脱退してほしくないけど、そうなってもやむなしだよ。バンドの兄貴なのに。エレカシのドラムはトミさんしかいないのに。
  宮本さんはソロ活動もあるから、エレカシは活動休止、最悪解散だよ。マジかよー、書いてて泣けてくるよー。
• 何やってんだよー。飲酒運転なんて自分が気をつけるだけで守れるやつだよ。なんで飲んで乗るかな。
  浩次めちゃ怒ってるんじゃないかな。ずっとスキャンダルと無縁で続いてきたバンドなのにこれは哀しいよ。

などと、ファンからも落胆や怒りの声などが上がっています。

宮本浩次さんと冨永義之さんは中学校の同級生でもあるのですが、冨永さんは頼りがいある性格から宮本さん曰く「兄貴分」といい、他のメンバーと同様にバンドには欠かせない人物ではあるものの、今回の事件を受けて脱退となっても仕方がないとの反応もあります。

宮本浩次さんのソロプロジェクト『俺と、友だち』の幕開けとなる大事なライブを目前に控えて、なぜ非常に危険な飲酒運転をしたのか、常習的にしていたのかは定かではありませんが、飲酒運転に加えて接触事故まで起こしていることから、事務所も厳しい処分を下す必要があるかと思います。

6日には、元ラグビー日本代表選手のフェツアニ・ラウタイミ容疑者が、無免許で飲酒運転したとして逮捕され、この事件を受けて9月から所属していた『NECグリーンロケッツ東葛』は即契約解除を発表しています。

また、シンガー・ソングライター・嘉門達夫さんも飲酒運転で追突事故を起こして検挙され、行政処分は免許取消（欠格期間は2年間）、刑事処分は略式起訴で罰金刑が下され、過失運転致傷は不起訴となりましたが、この事件で1年以上活動を休止していました。

冨永義之さんも一歩間違えば死者が出ていたかもしれない危険な行為をしていたため、脱退までいかないにしても、1年以上活動休止などの処分が妥当かと思いますが、事務所は今後どういった対応を取るのかにも注目したいです。