ブルゾンちえみがお笑い芸人引退、芸名を改名の理由。ナベプロ円満退社はウソ、独立で仕事干された状態に?

2017年に“35億ネタ”で大ブレークするも、2020年3月にお笑い芸人を引退、今年に入って各SNSアカウントも削除して表舞台から完全に姿を消したブルゾンちえみさん（現芸名＝藤原しおり 本名＝藤原史織 33歳）が、ヒッソリと女優として芸能活動を再開させ、作中ではほぼスッピン状態で良い演技を披露していることを週刊誌『週刊女性』が伝えています。

ブルゾンちえみさんは2016年に、後輩コンビ『ブリリアン』（2020年3月解散）とユニット『ブルゾンちえみ with B』を結成し、2017年の正月放送の『ぐるナイ!おもしろ荘』（日本テレビ系）で強気なキャリアウーマンに扮した35億ネタで注目を集め、バラエティ番組への出演が激増しました。

同4月には、桐谷美玲さん主演ドラマ『人は見た目が100パーセント』（フジテレビ系）で女優デビューを果たし、同8月には『24時間テレビ』（日本テレビ系）でチャリティーマラソンランナーも務め、「35億」は『新語・流行語大賞2017』のトップテンに選出され、年末には『NHK紅白歌合戦』に出演しました。

その後も幅広く活動していましたが、2020年末をもってレギュラー出演していた『ヒルナンデス！』や『行列のできる法律相談所（日本テレビ系）を降板、芸人を引退して大手芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』からも退所しました。

ブルゾンちえみさんは芸人引退を決意した理由について、バラエティ番組のひな壇で上手くトークが出来ないことや、自分がやりたいことと周囲から求められている役割、仕事内容に大きな隔たりがあり、このままこのキャラクターを続けていくことは難しいと感じたことで引退を決断したと説明しています。

そして、芸人引退後は芸名を「藤原しおり」に改名し、2020年4月には昔からの夢だった海外生活をするためにイタリア留学を発表していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大によってこの計画は頓挫し、日本でインフルエンサー、YouTuberとして活動していました。

2021年4月からは、ラジオ番組『TOMOLAB.～TOMORROW LABORATORY』（J-WAVE）のナビゲーターを務めていましたが、今年3月をもってYouTubeチャンネルやインスタグラム、X（旧ツイッター）のアカウントを削除し、9月にはラジオ番組も降板しました。

＜↓の画像は、ラジオ番組降板時のブルゾンちえみさんの写真＞

こうして表舞台から姿を消したブルゾンちえみさんが、女優として再始動したことを週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えており、女優復帰作は馬場ふみかさん(28)が主演の映画『コーポ・ア・コーポ』で、同作には東出昌大さん等も出演しています。

＜↓の画像は、ほぼスッピン状態で映画に出演しているブルゾンちえみさんの写真＞

映画ライターはブルゾンちえみさんの演技について、「脇役ですが、その演技には目を引くものがありました。実は“この役者さん、誰だろう”と思っていたところ、エンドロールで《藤原しおり》とあったのを見つけて、そこで“ブルゾンちえみさんだったのか”と気が付きました。ほぼ化粧もしていないスッピンのような姿で、まったく印象が違っていた」「藤原さんの演技力を高く評価する声もあります。2019年公開の映画『蜜蜂と遠雷』では、ジャーナリストの役を好演していました。今後は女優として、新たな境地を切り開いていくのでは」と語っています。

ブルゾンちえみさんはナベプロを辞めた後、テレビ番組に出演する機会はほとんどなく、インスタグラムのフォロワー数は410万人超えで女性タレントの中で上位に入っていましたが、芸人引退後は話題に上がることは少なく、世間から忘れ去られた存在になりつつあります。

ニュースサイト『NEWSポストセブン』は今年4月にその裏側を報じており、ブルゾンちえみさんは独立にあたりナベプロとの間で色々と揉めたようで、表向きは“円満退社”とされているものの、実際には話し合いが難航して1年にわたり弁護士を通じて協議していたといい、「芸名を変えること、退社後はイタリア留学をして“冷却期間”を置くことで決着しました」と芸能記者が語っています。

そうしたこともあってか、ブルゾンちえみさんは芸能界を引退したわけではないものの仕事が激減し、メディアに取り上げられる機会も減っていたようです。

『コーポ・ア・コーポ』での女優復帰に関しても、ナベプロに対する忖度かは不明ながらスポーツ紙などはスルーしていて全く話題になっていませんが、ほぼスッピン姿でかなり個性的なキャラクターを見事に演じきり再注目されつつあり、これから本格的に女優として活動していくつもりなのかは分かりませんが、今後の活躍に期待したいですね。