岡江久美子の息子動画に坂上忍も大激怒。悪質行為の法的問題、罰すること可能か。死者を冒涜の不謹慎映像が物議。

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坂上忍

女優・タレントの岡江久美子さん(本名=大和田久美子)が23日に、新型コロナウイルス肺炎によって63歳で急死したことが明らかとなり、あまりにも突然の訃報に驚きや悲しみの声が上がる中で、YouTubeに「岡江久美子の息子」を名乗るYouTuberが相次いでいることで物議を醸しており、俳優・タレントの坂上忍さん等がこの悪質な行為に対して大激怒しています。

27日放送のワイドショー番組『バイキング』(フジテレビ系)で岡江久美子さんの訃報を取り上げ、その中で岡江さんの息子を名乗るYouTuberが相次いでいるという問題も取り上げました。

ちなみに、岡江久美子さんと夫で俳優・大和田獏さんの間には、長女で女優・大和田美帆さんしか子供はおらず、息子がいるとの情報は一切ありません。

<↓の画像は、YouTubeにアップされた自称・岡江久美子の息子動画の写真>
岡江久美子の息子・YouTube動画リスト

この不謹慎動画に対して坂上忍さんは、「バイキングやり始めて断トツで頭きてるかも。どういう神経なんですかね」「犯罪だと思います」と真顔で怒りをあらわにしました。

元宮崎県知事のタレント・東国原英夫さんも、「これは逮捕ですよ。特措法で、誹謗中傷した人間、名前公表できるよう法律に入れた方がいい」と持論を展開、お笑いコンビ『2丁拳銃』のツッコミ・川谷修士さんの妻で、元芸人の放送作家・野々村友紀子さんも「恥を知れと言いたい。人の心があったらできない」と激怒していました。

また、俳優・中野英雄さんは自身のツイッターを更新し、「岡江さんの息子を名乗るYouTuber 最悪中の最悪 俺はこれも、コロナ犯罪だと思う 非道な奴には非道の極刑を!!」と激怒しています。

『バイキング』で取り上げた問題の一部動画(元動画は削除済み)

ネット上でも、

  • 徹底的に吊し上げるほうがいい
  • 志村さんの時もあった。よく見たら芸能人の兄だの弟だの言って本当に不快な動画だった。こんな人たちに収益がでるのは許せない。
  • このような動画をアップするという神経が理解出来ないし何より気持ち悪い。親族・関係者にも失礼だし、真っ当にやってる他のYouTuberにも失礼。
    所在を特定して逮捕案件にしてもいいと思う。そうでないとこういうのはなくならない。
  • 狙い通りに注目を集めることができた、という成功体験。にしないためには、名誉棄損等々、可能な限りの対策を講じないと。また同じことを繰り返す。
  • youtubeは昨今、中国やコロナの件に触れただけで広告剥がされると聞いてますが。こういう輩をまずしっかりと取り締まって欲しいです。
  • こんな動画あげて炎上でもすると金になるの?だとしたらそれを管理しきれていない運営側も問題。
    それにしても、どういう育ち方したらこういうことができる人間になるんだろうか……。
  • 遺族が訴えて、何らかの罪で捕まる、又は慰謝料の請求をするといいかもね。一度しっかりととことんまで叩いた方がいいと思う。
  • さすがにYouTubeの広告収入も考えていくべきだよな…炎上すれば収入入るってこと自体がおかしいんだよなぁ…
    本当に人を楽しませて収入を得ている人も居るんだろうから全面的に否定はしたくないけど、バカやって収入になるのはやはりおかしい。
    もっとガイドラインを厳しくして、アカウント削除など含めてやるべきだと思いますね。

などと怒りの声が噴出しています。

ネット上なで問題視された一部の息子を語る動画はすでに削除されており、騒動を受けて謝罪動画が公開されるなどしています。

炎上したYouTuberの謝罪動画

しかし、その後も別のYouTuberが岡江久美子さんの息子や娘を名乗る動画や、岡江さんや家族らを冒涜するタイトル・内容の炎上、再生数稼ぎ目的の動画を複数投稿しており、その中には中学生くらいの少年が制作した動画もあります。

こうした不謹慎な動画が投稿されるのは岡江久美子さんに限ったことではなく、同じく新型コロナウイルス肺炎によって志村けんさん(享年70)が亡くなった際にも、志村さんの家族ら関係者になりすました動画が複数投稿されており、著名人の不幸を動画の再生回数稼ぎに利用するという行為は度々行われています。

そして、悪質な動画を投稿するYouTuberを取り締まり、罪に問うことは出来ないのかどうか気になるところですが、『夕刊フジ』の取材に対して『アトム法律事務所弁護士法人』の高橋裕樹弁護士は、「名誉毀損罪にあたる可能性は十分にある。社会的イメージを悪化させることに繋がるため、損害賠償を請求することも十分できる。遺族への冒涜として数十万円程度の慰謝料を請求できる可能性があり、また隠し子や不倫を疑わせるのであれば、慰謝料の増額が十分にあり得る」と語っています。

また、法律ポータルサイト『弁護士ドットコム』の取材に対して『インテグラル法律事務所』の小沢一仁弁護士は、著名人の親族等になりすますこと事態は不法行為にあたるわけではないとしつつ、「具体的な表現内容によっては、刑事上は死者に対する名誉毀損罪(刑法230条2項)、民事上は遺族に対する人格権侵害(遺族の死者に対する敬愛追慕の情の侵害)による不法行為(民法709条)が成立する可能性がある」と指摘しています。

一部のYouTuberは動画説明欄に「フィクションです。エンタメとして観て下さい」などと断りを入れていたものの、「必ず法的責任を免れるというわけではありません」としています。

今後、大和田獏さんや大和田美帆さん、所属事務所関係者等が名誉毀損、人格権侵害にあたるとして法的措置を講じるかどうかは分かりませんが、親族や関係者ではなくてもこうした動画は非常に不快で、中にはこれらの動画を真に受け、間違った情報を鵜呑みにしてしまう人も出てくるかと思います。

そのため、まずはYouTube側が規制に動いてアカウントの削除といった対応に動いたり、動画によるトラブルに巻き込まれた遺族らが刑事もしくは民事提訴するなりし、今後このような動画で再生回数を稼ぐYouTuberが減っていってほしいです。

参照元
  • https://www.daily.co.jp/gossip/2020/04/27/0013301206.shtml
  • https://www.zakzak.co.jp/ent/news/200426/enn2004260002-n1.html
  • https://www.bengo4.com/c_23/n_11131/
  • https://friday.kodansha.co.jp/article/110040
3件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:YTY3NzYxMD

    不細工ばっかり
    岡江久美子と漠の子なら こんな不細工にはならないって坂上は言うべきだった

  2. 2
    匿名
    ID:OGQ4ZTc4NT

    獏は不細工だと思うけどな
    でもこれは不謹慎よね

  3. 3
    匿名
    ID:YmE4YTNjMj

    この動画にまた便乗して批判動画あげてるやつもどうかと思う。

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