でんじろうのTHE実験が打ち切り終了、理由は大ケガ事故か。トレンディエンジェル斎藤司が骨折、事務所もブチギレ?

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オードリー&米村でんじろう先生出演『でんじろうのTHE実験』

お笑いコンビ『オードリー』とサイエンスプロデューサー・米村でんじろう先生が出演の実験バラエティ番組『でんじろうのTHE実験』(フジテレビ系 金曜20時)が、3月をもって打ち切り終了するとの情報を『東京スポーツ』(東スポ)が伝えています。

東スポによれば、『でんじろうのTHE実験』が3月で打ち切り終了となる要因の1つとして、昨年10月に発生した『トレンディエンジェル』の“斎藤さん”こと斎藤司さんが大ケガを負う事件があるといいます。

『でんじろうのTHE実験』は、視聴者から寄せられた疑問や多くの人が気になる疑問に答えるべく、「笑えて学べる科学実験」に挑戦していくという内容で、2019年2月からレギュラー放送がスタートしました。

そんな番組で昨年10月に、実験に参加したトレンディエンジェル・斎藤司さんが全治3ヶ月の大ケガを負うアクシデントが発生しました。

<↓の画像は、トレンディエンジェル・斎藤司さんの写真>
トレンディエンジェル斎藤司

斎藤司さんが参加したのは、「エアバッグをお尻で爆発させたら宙に浮く事はできるのか?」という実験で、予めスタッフが行った事前検証では、30センチ程度しか浮かなったため企画として採用されたそうなのですが、斎藤さんがいざ挑戦したところ、想定を大きく超えて1メートル以上も浮き上がり、その勢いから斎藤さんは着地に失敗して右手から落下、腰も強打してしまいました。

このアクシデントによって斎藤司さんは病院に搬送され、「背骨の圧迫骨折と右手首捻挫(ねんざ)で全治2~3ヶ月」との診断を受け、斎藤さんは入院することなくその後も仕事を続けていましたが、このアクシデントに対しては多くの批判が寄せられました。

フジテレビは事件後、番組の公式サイト上でお詫びコメントを発表し、「制作スタッフがシミュレーションを重ねるなど、さまざまな安全対策を講じてはおりましたが、結果として安全対策が行き届いておらず、斎藤さんが負傷された事態を重く受け止めております。二度とこのような事故が起きないよう、より一層、番組制作において安全対策に万全を期して参ります。なお、今回の実験はでんじろう先生の監修のもとに行ったものではございませんでした。」と説明していたのですが、これに対してもネット上では「でんじろう先生がいれば斎藤さんも大ケガしなかったのでは?」などとバッシングを浴びることになりました。

<↓の画像が、番組の公式サイト掲載のお詫びコメント写真>
『でんじろうのTHE実験』でトレンディエンジェル斎藤司が怪我、フジテレビの謝罪コメント

東スポによれば、『でんじろうのTHE実験』の世帯平均視聴率は5~6%台で推移し、ゴールデン帯(19~22時)の番組としては物足りない数字ではあったそうですが、「でんじろう先生が手がける実験は毎回好評で、『PTAが安心できる良質番組』と称されていた」といいます。

しかし、斎藤司さんが大ケガを負う事件が発生し、所属事務所『吉本興業』側は「番組に対して不信感を抱いたようです」と芸能関係者は語り、「でんじろう先生の監修のない実験に参加させるなんて、笑うに笑えない!」とブチギレ激怒していたとの情報もあるとのことです。

そして、このアクシデントが引き金となって、番組は打ち切りの方向で調整が進められることになったそうで、「はっきりした因果関係は不明ですが、事故も終了の一因になったとみられています」「後継番組も芸人中心のバラエティーになると聞いています」と芸能関係者は語っています。

『でんじろうのTHE実験』の打ち切り報道を受けてネット上では、

  • 最初の頃はでんじろうさんがいなければ成り立たない科学実験の番組だったが、最近はただのバラエティ番組になっていた。
    ちょっと古いけど、「トリビアの種」だとか「ほこ×たて」と同じような内容で、別にでんじろうさんじゃなくてもできる番組じゃないかと思っていた。
  • 実験の内容も時には事故が起こりうるスレスレの内容もあったし、スタッフが怪我してもタレントが怪我してまでもやる意味ないよね。
    怪我人が出ることだけは徹底してこれからも防いでほしい。楽しい番組も怪我人のニュースだけで気持ちが落ちるんだよ。
  • この状態で番組を、続けていたとしたらいつか死者が出たかもしれない。こういう実験番組はアッと驚くところがないと観ないから、少しづつ過激化してくるはず。
    TikTokでも、氷の上を歩く動画が出始めてそれをマネしたと思われる高校生が池の中で溺れて亡くなりました。
    実験番組は、楽しい面白いという観点で番組作りをするには危険なのかもしれない。
  • フジは「後先考えずに」目先の利益とその場の思いつきで番組作ってる感があるよな。
    昨年の木村花さんの一件でも、視聴者に対して「製作側の本心」で正式に取り扱って視聴者に謝罪したのは、週末深夜枠のニュースキャスターで「フジ最後の良心」ミタパンだけ・・・。
  • 調子に乗るのがフジテレビ。絵柄が良ければ安全対策もせずに撮影する。フジテレビが誇る制作部門又は制作会社スタッフの質の悪さが露呈された事件ですね。
    責任者や監修プロデューサーがいないのに撮影を強行する撮影クルーは危機管理無しの素人軍団、フジテレビはいつまで同じ事を繰り返すのか、スポンサーが逃げ出すのも当たり前です。
    コロナ禍が原因では有りません。企業体質が問われているのを考えるべきです。学習能力の無いテレビ局がフジテレビです。
  • 番組タイトルにでんじろう先生の名前を借りていながら、先生の監修ではないところで事故を起こし、評価を下げるなんてあってはならないことだと思います。事故が起きれば番組継続は難しいなんて視聴者でも分かること。
    でんじろう先生の実験が好きで子供も楽しみにしていましたが、このような結果になり残念です。

などの声が上がっています。

フジテレビはなぜ、エアバッグを使った実験を米村でんじろう先生抜きで敢行したのか、その理由は明らかにしておらず、以前からでんじろう先生抜きで実験を行っていたのかも不明ですが、視聴率をアップさせるために過激な実験を行うようになっていた可能性があります。

フジテレビでは過去にも、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば』に出演した香港のバンド『BEYOND』のメンバーが、セットから転落して頭を強く打って死亡する事件が発生し、『とんねるずのみなさんのおかげでした』では歌手・葛城ユキさん、ずん・やすさんが骨折するなどのアクシデントが発生しており、『ダウンタウンのごっつええ感じ』でもエアバッグを使った実験で、『ダウンタウン』の松本人志さんが顔面を負傷したこともあります。

また、2019年放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)では、液体窒素入りのペットボトルが破裂する力を利用し、人を空中に浮かせるという企画を行った際には、これにチャレンジした俳優・佐野史郎さんが衝撃によって腰椎を骨折するアクシデントが起きています。

過去にこうしたアクシデントが発生しているにも関わらず、『でんじろうのTHE実験』の番組制作サイドは米村でんじろう先生抜きでエアバッグを使った実験を敢行し、斎藤司さんに大ケガを負わせてしまったわけですから、番組終了は当然のことかと思います。

後番組はどういった内容になるのか詳細はまだ明らかになっていませんが、今後また過激な企画によって負傷者を出さないようにしてほしいものですね。

参照元
  • https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2621865/
  • https://www.dailyshincho.jp/article/2020/10151101/
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