BACK TO SCHOOL!打ち切り終了決定報道。理由は視聴率大コケ、木下優樹菜出演で番組イメージ悪化も要因?
昨年10月末からスタートしたバラエティ番組『BACK TO SCHOOL!』(フジテレビ系 水曜22時)が、半年足らずで打ち切り終了が決定したとの情報をニュースサイト『日刊大衆』が報じています。
『BACK TO SCHOOL!』はレギュラー放送開始前に3度特番で放送し、番組MCは俳優・風間俊介さん、麒麟・川島明さん、フジテレビの杉原千尋アナウンサーが務め、昨年10月末から『梅沢富美男のズバッと聞きます!』の後番組としてレギュラー放送がスタートしました。
<↓の画像は、『BACK TO SCHOOL!』MCの麒麟・川島明さん、風間俊介さん、杉原千尋アナの写真>
番組内容は、青春を満喫できなかった芸能人等が数日間、一般の高校生に混じって高校生活を送りながら、当時出来なかった青春を体験して夢を叶えるというもので、初回2時間スペシャルには、タレントの木下優樹菜さん、ANZEN漫才・みやぞんさんが登場しました。
<↓の画像が、『BACK TO SCHOOL!』初回放送に出演した木下優樹菜さんの写真>
木下優樹菜さんはこの時点で、タピオカドリンク店の店長を恫喝した問題で大炎上状態にあり、番組が予定通り放送されたことに対して批判の声が噴出し、番組の平均視聴率も初回から4.8%(関東地区)と大コケしており、11月6日放送の2回目も平均2.9%とさらに数字を落としていました。
『日刊大衆』によると、その後も番組の平均視聴率は3~4%台で推移していたといい、こうした数字の低迷が原因で放送回数もかなり少なく、12月は特番で一度も放送されず、年が明けても22日、29日にしか放送されておらず、昨年10月末にスタートしてから現在までに放送された回数はたったの6回となっています。
民放キー局関係者は『BACK TO SCHOOL!』の打ち切りが決定した経緯について、「数字が悪いから特番を挟んだりしたんでしょう。ただ、『BACK TO SCHOOL!』は、ゲストを学校に行かせるだけという内容なので、ほとんど予算がかからない。実は制作サイドからすればありがたい番組だったといいます。そのため、フジの一部関係者の間では『数字はメチャクチャ悪いけど4月以降も延命するかも』と囁かれていたんです。ただ、結局、今回打ち切りが決まったようです。これ以上の視聴率の上がり目がないと判断されたんでしょうね。」
と語っています。
また、番組MCを務めている風間俊介さんがジャニーズ事務所所属ということから、「ジャニーズ事務所との関係性を考えると、半年で終わらせるのはさすがにマズい」という声も上がっていたものの、視聴率があまりにも低かったことで打ち切りを決定したそうで、「視聴率低迷にあえぐ瀕死のフジテレビですから、ジャニーズ事務所との関係をどうこう言っていられる余裕はなかったということなのでしょう。また、ジャニーズ事務所の影響力の低下も番組打ち切りを後押しした可能性もありますね」
と推測しています。
『BACK TO SCHOOL!』はレギュラー昇格が発表された時点で、視聴率が大コケして早期に打ち切られるだろうと予想する声が上がっており、その理由は、フジテレビはすでに同じく青春をテーマとしたバラエティ番組『アオハル (青春) TV』で大失敗していたことからでした。
こちらはタレントのヒロミさんがMCを務め、Sexy Zoneの佐藤勝利さん、菊池風磨さん、ミュージシャンのDAIGOさん、ビビる大木さん等がレギュラー出演し、全国各地で青春している人たちを発掘し紹介するといった内容でしたが、初回平均視聴率は4.1%と大コケ、その後も5%以下の数字が続き、放送開始から7ヶ月で終了となっています。
そのため、『BACK TO SCHOOL!』も早期打ち切りは濃厚と予想されるなかで、初回ゲストとして大炎上中の木下優樹菜さんが登場したことで番組のイメージも悪化し、その後は全く話題になっていなかったので、打ち切り終了決定には全く驚きはないですね。
気になる今後ですが、現時点ではまだ後番組に関する情報は無いものの、『BACK TO SCHOOL!』と同様に短命に終わる可能性が高いと見られます。
フジテレビ系の水曜22時枠は2016年3月までドラマ枠でしたが、視聴率低迷を受けて春の改編でバラエティ枠に戻り、一発目にバナナマンと小泉孝太郎さんMCの『モシモノふたり』をスタートさせるも、放送開始から1年後の2017年3月に終了。
同4月からバカリズムさん、劇団ひとりさん、ハライチ・澤部佑さん、メイプル超合金・カズレーザーさんMCの『良かれと思って!』がスタートしましたが、同じく1年後の2018年3月に終了し、同4月スタートの『梅沢富美男のズバッと聞きます!』は、約1年半後の2019年9月をもって終了となっています。
ドラマ枠を廃止しバラエティ枠にしても低迷が続いており、相変わらずフジテレビは視聴者がどのような番組を求めているのか、よく把握できていない様子ですし、同時間帯には日本テレビ系で水曜ドラマ、テレビ朝日系で『報道ステーション』、TBS系で『水曜日のダウンタウン』などと、強力な裏番組が揃っていることから、今後同枠でスタートする後番組も厳しい結果になるのではないでしょうかね。
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- https://taishu.jp/articles/-/72019
アオハルといい誰も見ない