今井絵理子の不倫相手・橋本健市議が議員辞職へ、政務活動費不正請求疑惑で刑事告訴の可能性も?

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橋本健

『SPEED』のメンバーで、自民党の今井絵理子・衆議院議員(37)との不倫スキャンダルをスクープされた橋本健・神戸市議会議員(37)が、市政報告ビラを架空発注し、印刷代として政務活動費(政活費)約720万円を申請した疑惑が浮上したことを受けて、自身が所属する自民党・神戸市議団に議員辞職する意向を表明し、29日に辞職願を提出すると発表しました。

橋本健市議は謝罪文を出し、「三日間熟慮を重ねた結果、この際、自ら議員の職を辞したいと考えるに至りました。追って明日、議長に辞職願を提出いたします。印刷費についても、返金させて戴く所存でございます。また、職を辞しましても、私には事の真相を明らかにする責任が残っていることを認識しており、いずれ皆様の前に出てしっかりと説明責任を果たしたいと思っています。」としています。

橋本健市議の市政報告ビラの架空発注、政活費の不正請求疑惑は23日発売の週刊誌『週刊新潮』によって報じられ、これを受けて橋本市議は同日会見を行いました。

橋本健市議は2010年~2014年度までの5年にわたり、「ハシケン通信」という市政報告ビラを12回にわたって発行しており、そのうち8回(各回5~8万部、約56万5000部)のデザインは神戸市内で印刷仲介業と自動車販売業を営む知人男性A氏(45)、印刷は宍粟市の印刷業者Bにそれぞれ発注し、印刷代計720万5330円(各回約20万円~約180万円)を政活費で支払っていたのですが、領収書についてはA氏が合計金額を記載して1枚にまとめたと説明し、架空発注疑惑を否定していました。

<↓の画像が、8月23日に会見した橋本健市議の写真>
会見で政活費の不正請求疑惑を否定した橋本健

しかし、A氏は24日に代理人弁護士を通じて、「デザインを含めて印刷には関与していない」「金は受け取っておらず、商品名や数量などは橋本氏の指示取り記入した」と領収書の偽造を依頼されたと明かし、さらに26日に橋本健市議から「想定問答集を作るので、(業者は)その通りに答えるだけでいいです」と、口裏合わせを求められたことも明らかにし、そのメールの内容も公開しています。

<↓の画像が、A氏が公開した橋本健市議から送られてきた想定問答のメール>
橋本健市議が印刷業者Aに送った想定問答メール1枚目

橋本健市議が印刷業者Aに送った想定問答メール2枚目

橋本健市議が印刷業者Aに送った想定問答メール3枚目

その一方で、印刷業者Bの社長(50)は報道陣の取材を受け、「印刷を請け負い、(橋本氏の)事務所に納品したことは間違いない」と答え、代金についても「(橋本氏から)違う金額を書けという指示はなかった。折り込みやポスティング用の印刷代として受け取った金額しか書いていない」と話し、橋本健市議から口裏合わせはあったのかという質問にも「そういう口裏合わせなんて存在しませんので」と否定しています。

橋本健市議は昨年夏の参議院選挙公示日の直前に、不倫が報じられた今井絵理子議員との対談を政務活動費で製作した市政報告に掲載し、配布していたことが発覚しており、これについては自民党・神戸市議団から「税金で選挙応援したと誤解されかねない」と批判されたことを受けて、7月に政務活動費約30万円の返還手続きを行っていました。

そして、今回の件に対してネット上では、

  • 号泣野々村元議員は辞職して全額返済しても詐欺で有罪となったので、橋本氏も捜査は宜しくお願いします。
  • まだまだこの男は何かを隠していそうだ。
  • もう辞めてすむ問題ではない。
  • この方に限らず、ほかの政治家もちょこっと掘れば疑惑がすぐ出てきそう。ためしにランダムにやってみてほしいもんだな。
  • 逮捕される可能性もある。ってか、されるべき。こいつ、自民党の次期エースとか言われてたんでしょ?笑止。歯科医院も閉鎖されるかもしれないし、そうなったら、今井の政策秘書にでもなりそうだな。
  • 辞めるのは当然として、返金と詐欺罪での立件もお願いします。家族を裏切り、市民を欺き、行政を騙し、嘘に嘘を重ねてパンク。奥さんもたっぷり慰謝料取って別れたほうがいいと思います。
  • きっと今井との件でも口裏合わせをしたんだろうね。つまり、一線超えたってことだね。そもそもテメーの家庭もしっかり出来ない奴が市政や国政を担うなんてお笑いだ。今井も辞めるべき。
  • 兵庫の議員ってこういう奴多いね。常態化してるやろ?他も調べて欲しいわ。

などのコメントが寄せられています。

印刷代として請求していた約720万円についてはきっちりと返還することは当然のこと、他にも不正を行っていなかったかきっちりと調べ上げ、さらに刑事告訴もする必要があるかと思います。

神戸市議会では2015年にも政活費の不正流用事件が起きており、神戸市議会の会派『自民党神戸』(解散)に所属していた梅田幸広氏(68)、岡島亮介氏(74)、竹重栄二氏(68)の3人は、2010年~2014年度にかけて架空の領収書を使用し、虚偽の収支報告書を提出するなどして、政活費計約2310万円の返還を免れ、詐取したとして神戸市議会など刑事告発され、詐欺罪で在宅起訴されています。

こうした事件も発生していることから、神戸市議会の他会派からは「橋本市議、自民党神戸の3市議とも説明責任を果たしていない。百条委員会設置など徹底的に調査せざるをえない」「自民は会派として説明する政治的、道義的責任がある」という声が上がっており、今後は橋本健市議も刑事告発される可能性が出てきています。

2014年に政活費の不適切な支出をめぐって騒動に発展し、号泣会見を行った元神戸県議会議員・野々村竜太郎さんは、不正を指摘された政活費1834万円を返還後に兵庫県議会から刑事告発され、その後詐欺罪と有印公文書作成・同行使罪で在宅起訴されて懲役3年・執行猶予4年の有罪判決を受けています。

橋本健市議は今後、刑事告発されるかどうかは不明ですが、5年にわたって政活費約720万円を不正請求した疑惑があり、さらには口裏合わせをしていたことも発覚し、悪質極まりないことから、しっかりと法の裁きを受けさせるべきかと思います。

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