2024年の大晦日特番視聴率結果。フジテレビ逃走中は大コケ継続、大晦日オールスター体育祭は2位の数字

各テレビ局の大晦日特番の視聴率が発表され、民放1位は4年連続でテレビ朝日の『ザワつく！大晦日2024 一茂良純ちさ子の会』で、かつて『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！！ 絶対に笑ってはいけないシリーズ』で民放1位だった日本テレビは、2年連続で3位の結果となっていました。

民放1位だったテレビ朝日の『ザワつく！大晦日2024 一茂良純ちさ子の会』の視聴率は、第1部（17時～18時）の平均世帯視聴率が10.1％（2023年・9.6％）、平均個人視聴率は5.8％、第2部（18時～19時半）は世帯12.7％（同12.3％）、個人7.9％、第3部（19時半～22時）は世帯8.5％（同7.7％）、個人5.2％でした。

＜↓の画像は、テレビ朝日『ザワつく！大晦日2024 一茂良純ちさ子の会』出演者の写真＞

2位はTBSの『大晦日オールスター体育祭』で、第1部の平均世帯視聴率が6.6％、平均個人視聴率は4.0％、第2部は世帯9.6％、個人6.3％、第3部（19時～23時45分）は世帯7.2％、個人4.6％。

＜↓の画像は、TBS『大晦日オールスター体育祭』出演者の写真＞

また、『CDTVライブ！ライブ！年越しスペシャル！2024→2025』（TBS系）は、第1部（23時45分～深夜1時）の平均世帯視聴率が8.1％、平均個人視聴率は6.0％、第2部（1時～5時）は世帯2.7％、個人1.8％。

3位は日本テレビの『史上最大32名×超高額自腹！！ ピタリでたら1000万円 大晦日もゴチになります！SP』で、5時間以上放送された番組の平均世帯視聴率は6.4％、平均個人視聴率は4.3％。

＜↓の画像は、日本テレビ『大晦日もゴチになります！』出演者の写真＞

4位はテレビ東京の『第57回 年忘れにっぽんの歌』で、第1部（16時～19時）の平均世帯視聴率は5.5％、平均個人視聴率は3.1％、第2部（19～22時）は世帯4.8％、個人2.7％。

＜↓の画像は、テレビ東京『年忘れにっぽんの歌』出演者の写真＞

22時～23時半放送の松重豊さん主演ドラマ『孤独のグルメ2024大晦日SP』（テレビ東京系）は平均世帯視聴率は4.3％、平均個人視聴率は2.4％。

5位はフジテレビの『逃走中～ハンターと18人の金メダリスト～』で、第1部（20時52分～23時45分）の平均世帯視聴率は3.4％、平均個人視聴率が2.9％、第2部（23時45分～深夜0時30分）は世帯3.9％、個人3.1％。

＜↓の画像は、フジテレビ『逃走中 ハンターと18人の金メダリスト』出演者の写真＞

なお、フジテレビで19時から約2時間放送の映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の視聴率はまだ発表されていませんが、『株式会社スイッチメディア』による速報値では、番組スタートから10分経過した時点での視聴率は4％弱でした。

そして、昨年末放送の大晦日特番の視聴率発表を受けてネット上では、

• どんな番組をやろうが大晦日のガキ使には勝てないよ
• あれだけ有名人使って視聴率6.4%は低い。テレビの終焉
• テレ朝どころかTBSにも完敗ですね。今回のTBSの大晦日特番は良かったと思う。日テレは今後さらに迷走していくんでしょうね〜
• 笑ってはいけないシリーズなら40%はいっていた　次回は、ダウンタウン松本人志がカムバックして帰ってくるので、笑ってはいけないシリーズを復活してもらいたい
• 今年の年末は、水ダウの特番放送を希望したいな。「名探偵津田」のラストの謎解きで年越ししても良さそう。そうなると益々日テレの視聴率は下がりそうだね。
• TBSは2022年は鬼退治とかやってフジテレビ同様やる気ないのかと思った。
  2023はWBCで迷走してるなと思ったけど、2024年の運動会は良かったかもね。
  なんでザワつくが強いのか意味がわからない。フジテレビは相変わらず逃走中をやっててやる気なさそう。
• あれだけ大人数の多彩な出演者を集めて、6.4％は日テレはがっかりでしょうね。紅白が大幅アップしたわけでもないのに。
  特に同時間帯でテレ朝やTBSにも負けているのはかなり悔しかったのでは。ガキ使の3分の1だからね。来年はやらないでしょう。

などの声が上がっています。

2023年の大晦日特番は、昨年と同様に『ザワつく！大晦日 一茂良純ちさ子の会』がダントツトップで、2位がTBSの『WBC2023 ザ·ファイナル』、3位が日本テレビの『笑って年越し！THE笑晦日』、4位が『年忘れにっぽんの歌』、5位が『逃走中 お台場リベンジャーズ』となっており、昨年と順位は同じでした。

日本テレビは、2006～2020年にかけてガキ使の『絶対に笑ってはいけないシリーズ』を放送し、11年連続で民放トップの視聴率を獲得し、平均世帯視聴率は15％前後で推移しており、最後に放送された2020年は前半の平均世帯視聴率が17.6％、後半が14.1％でした。

民放ではダントツトップの視聴率をとる人気特番でしたが、コロナ禍に入って撮影に制限が生じるなどして放送を休止し、2021～2023年にかけてナインティナイン等がMCの『笑う大晦日シリーズ』を放送していましたが、平均世帯視聴率は5～7％台となっていました。

そして、今年は『ぐるぐるナインティナイン』の人気企画「グルメチキンレース・ゴチになります!」を大晦日特番とし、視聴率に注目が集まっていましたが、結果は昨年とほぼ同じで民放3位となっており、視聴者からも番組の内容などに対して厳しい声が上がっています。

ぐるナイのゴチバトルは例年、クビメンバーが決定する年末放送回と新メンバーが発表される年明けの放送は高い視聴率を獲得しており、昨年1月放送のゴチ・パート25の新メンバー発表回は平均世帯視聴率が11.8％、平均個人視聴率は7.5％を記録。

昨年末のゴチ25最終決戦は平均世帯視聴率が10.6％、平均個人視聴率は6.7％を記録していました。

しかし、豪華メンバーを揃えた大晦日ゴチは2ケタに届かず、各テレビ局がいま重要視しているコア視聴率（13～49歳の個人視聴率）はそこそこ高い数字を取っている可能性はあるものの、世帯・個人視聴率だけ見るとなかなか厳しい結果です。

そのため、2年連続で大晦日ゴチを放送する可能性は低いとみられますが、2年連続で民放3位の結果を受けて、次はどういった番組を編成するのか見ものですね。