ドランクドラゴン鈴木拓、アンガールズ田中卓志の母親愛に感動し号泣…フジテレビ『はねるのトビラ』に批判の声が噴出

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ドランクドラゴン・鈴木拓&アンガールズ・田中卓志

お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の鈴木拓さん(41)が1日、ラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ 月~木曜日22時)に出演し、過去に『アンガールズ』の田中卓志さん(41)と母親にまつわるエピソードで号泣したことがあると明かし、ネット上で大きな反響を呼んでいます。

番組では、リスナーから寄せられたお弁当にまつわる話を紹介し、その流れで鈴木さんが「俺、弁当で凄い泣いちゃったことがあって。」と切り出し、ある番組でのエピソードを語り始めました。

その番組の企画には、何人かの芸人と母親が出演しており、それぞれの母親が手作りのお弁当を持ってきて、俳優らに食べさせて感想を言ってもらう内容だったそうです。

俳優らは、どの芸人の母親が作ったお弁当なのか事前に知らされないまま試食し、田中さんの母親が作ったお弁当を食べると「うわぁ、これマズイ」とリアクションし、そのお弁当を誰も食べようとしなかったといいます。

このように母親が手作りしたお弁当を酷評された田中さんは、顔を真っ赤にし、泣きそうな表情に。

その後怒り出した田中さんは、「俺は、この弁当の味がすごい好きだ。母親が一生懸命いつも働いて、弁当作ってくれなかったけど、それでも作ってくれた。俺はこの味で育ったし、今でもこの味が大好きだ」などと言ってお弁当を食べ始め、この姿を見た鈴木さんは涙が止まらなってしまったそうです。

この話を聞いていた『よゐこ』の濱口優さんは「めっちゃエエ話やん(笑)いや、ホンマそうや。」、『我が家』の坪倉由幸さんも「見ましたよ、それ。」「凄い良かった。」とコメントしていました。

そして、このエピソードに対してネット上では、

  • なんつー企画だよ。面白いはずもないし、最初から誰かを貶めようとする気で練った企画だろうな。タチ悪い。
  • やっていいことと悪いことの区別も出来んのか。だが、こういうのを喜んでる視聴者もいるんだよな。そういう視聴者がいるから放送するわけだが…我慢ならんな
  • 田中さんのお母さん、可哀想だ…。番組の企画とはいえ、いじめだよ。
  • お母さんの弁当って、イジっちゃいけない聖域のような気がする。意図通り芸人が怒ったとしても笑いにつながらないでしょ。
  • この番組 リアルタイムで見てた!本当に田中のお母さんが 少し冷凍食品を入れてたことをみんなで馬鹿にした。そのときの田中発言が、『看護師の仕事しながら一生懸命息子に作ってくれた弁当!仕事両立しながら弁当を作るのがどれだけ大変か。そりゃ冷凍食品の一つも入るわ』って言って私も画面見ながら泣いた。他のお母さん方も泣いてた。

などのコメントが寄せられています。

鈴木さんが今回明かしたのは、鈴木さんもレギュラー出演していたバラエティ番組『はねるのトびら』(フジテレビ系)で、2011年5月18日放送分で行われた「母の日感謝企画 手作りお弁当バトル」と題した企画。

同企画には、アンガールズ・田中卓志さんのほかに、楽しんごさん、フットボールアワー・後藤輝基さん、オリエンタルラジオ・藤森慎吾さん、キングコング・西野亮廣さん、Wエンジン・チャンカワイさんが母親とともに出演していました。

<↓の画像が、アンガールズ・田中卓志さんの母親が作ったお弁当の写真>
アンガールズ・田中卓志の母親が手作りしたお弁当の写真1枚目

アンガールズ・田中卓志の母親が手作りしたお弁当の写真2枚目

鈴木さんは今回ラジオで番組サイドの意図について「一番キレる要素、要は芸人を怒らせたくて。」と説明し、芸人をキレさせるのを目的としており、それで笑いを生み出そうとしたものだったようです。

そのため、お弁当を試食した俳優・溝端淳平さん、女優の成海璃子さん、長澤まさみさん、モデル・タレントの小森純さんは、本人を前にして辛辣なコメントをしており、それによって笑いも起こっていました。

<↓の画像は、アンガールズ・田中卓志さんの母親が作ったお弁当を溝端淳平さん、小森純さんが批評していたシーン>
アンガールズ・田中卓志の母が作ったお弁当を批評する溝端淳平

アンガールズ・田中卓志の母が作ったお弁当を批評する小森純

この企画では、田中さんの母親が作ったお弁当がワーストという結果になり、田中さんは母親をかばって怒り出し、その姿を見て田中さんの母親だけでなく、他の芸人の母親たちも思わず泣いてしまうという展開になっていました。

そして、この日の番組放送後にはネット上でも、鈴木さん同様に田中さんの母親を思いやる発言に感動したというコメントが多く寄せられていたのですが、この企画内容に対して批判の声も上がっていました。

このような企画を放送していたことも原因なのか、『はねるのトびら』はピーク時に20%以上の視聴率を獲得していたものの、2010年ごろから視聴率が1ケタ台に低迷。

2012年9月放送の最終回スペシャルについても、平均視聴率が6.7%という結果に終わっています。

フジテレビでは現在も、こうした視聴者を不快にさせるような番組が放送されており、度々ネット上で物議を醸していますが、その結果フジテレビを敬遠する視聴者が増えているということをよく理解した方がいいでしょうね。

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