『閃光ライオット』応募数の大幅水増し発覚…主催のエフエム東京が社長ら21人の処分発表で物議

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閃光ライオット

2008年から開催されている10代限定の音楽フェス『閃光ライオット』において、応募者数を大幅に水増ししていたことが発覚し、『エフエム東京』が29日に社長ら役員5人と、社員16人の計21人の処分を発表しました。

この問題は4月17日に、閃光ライオットを共催する『エフエム東京』と『ソニー・ミュージックエンタテインメント』が公式サイトで発表しました。

問題が発覚した経緯は不明ながら、閃光ライオットの応募数に関する調査をしたところ、2023~2025年にかけて水増し行為が発覚したといい、その具体的な数字については、「2023年は公表数3,674組に対し実数1,174組、2024年は公表数3,078組に対し実数578組、2025年は公表数3,371組に対し実数790組であることを確認しております。」としています。

この問題に対して、2023年から特別協賛している『マイナビ』は、「こうした事態が生じたことを極めて遺憾に受け止めております」としながらも、引き続きイベントのサポートを行っていく方針を示しました。

そして、応募数水増し問題公表から1ヶ月半近く経ち、エフエム東京が役員・社員の処分内容と再発防止策を発表しました。

役員の処分内容は、「本事案に関する管理監督責任を踏まえ、代表取締役については月額報酬の30%、過大公表発生当時の当該部門担当役員については20%、その他の常勤取締役については10%を、それぞれ3ヶ月間減額します。」としています。

社員の処分内容は、「イベントへの関与度合いと立場、当事者か管理責任か等を総合的に勘案し、合計16名に対して社内規程に基づき、『出勤停止(4名)』、『減給(6名)』、『けん責(4名)』、『訓告(2名)』の処分を決定しました。」と報告しています。

再発防止策は、「イベントおよび連動する番組のプロデューサーを変更するとともに、総合プロデュース局長(執行役員)の管理体制の下、イベントの実施および運営を行います。」「すべての広報的な公表値について、経営会議への報告を義務付けます。プロモート活動等で日常的に提出する数値については、すべて営業部門内の管理セクションにて集約するとともに、定期的に内部監査部門がチェックする体制とします。」と報告し、同調圧力などに流れることがない組織風土の再構築を最優先で進めていき、信頼回復に努めていくとしています。

この問題に対してネット上では、

  • さすがに盛りすぎだろ、、、
  • この様な事案があると、過去のイベントも同様のトラブルがあるのではと疑われても仕方ない
  • 水増しなんてコンテストあるある
  • 見え張って水増しなんて不正せず、応募減少でも何百組でも真摯に真面目にやっていれば。ケチをつけちゃって応募者もかわいそう。
  • このイベントが始まった頃と比べると、現在はネットへの投稿などで見つけてもらいやすくなってるので、応募が減るのは致し方ない事
    それでも開催する事で原石が見つかる可能性はあるから、応募数が少ないことをカッコ悪いとか捉えずに率直に続けていってくれたらと思う
  • 番組自体ここ数年面白くない。芸人やミュージシャンが普段の自分を捨てて、「先生」として本気で10代とぶつかるさまが聞き応えあったのに。
    10代の子をターゲットに商売をするなら誠実であってほしいし、できないなら看板を下ろすのも一つの選択だと思う。

などの声が上がっています。

閃光ライオットは、ラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)と『ソニー・ミュージックエンタテインメント』がタッグを組み、2008年から開催されている10代アーティスト限定の音楽フェスで、2014年に一度終了しました。

その後、2015~2019年にかけては同内容の音楽フェス『未確認フェスティバル』が開催され、2023年に閃光ライオットが復活しました。

出場者は3度にわたる審査によって選ばれ、閃光ライオットに出演後にメジャーデビューしたアーティストも数多く存在し、同イベント出身の代表的なアーティストは、『Galileo Galilei』、『ねごと』、『OKAMOTO’S』のメンバー3人が在籍していた『ズットズレテルズ』、『GLIM SPANKY』、たなかさん(旧・ぼくのりりっくのぼうよみ)、片平里菜さん、『SHE’S』、『緑黄色社会』、『三四少女』などです。

緑黄色社会などが出演した『閃光ライオット2013』ダイジェスト動画

今年の開催もすでに発表されており、書類審査を経て4~5月にスタジオ審査、6月にライブハウス審査が行われ、8月6日にZepp DiverCityでグランプリを決めるファイナルステージが開催され、グランプリには賞金100万円と、特別協賛のマイナビから活動資金として50万円が贈られます。

このイベントで応募者数を大幅に水増ししていた理由や経緯は不明ながら、注目度の高いイベントというイメージをつけ、より多くのスポンサーを集めようとしていたなどが考えられますが、公表数と実数がかけ離れすぎており、こうした問題が明らかになったことでイベント全体のイメージが悪化してしまったのは残念です。

復活後に特別協賛となっているマイナビは、今年に関しては引き続きサポートする方針としていますが、今年を最後に撤退となったとしても不思議ではありません。

来年以降の開催はどうなるのかは分かりませんが、今後また形を変えて同様のイベントを実施する際にも、運営の信頼が失われるような問題が起こらないようにしてほしいものです。

参照元
  • https://www.tfm.co.jp/company/about/ir/news/85421
  • https://www.tfm.co.jp/company/about/ir/news/53213
  • https://www.sme.co.jp/information/001954.html
  • https://www.cinra.net/index.php/news/20150217-mikakuninfestival
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