日本テレビが櫻井翔をTHE MUSIC DAY総合司会起用で物議。ジャニー喜多川の性加害問題スルーで炎上も…

2023年6月5日（月）14:15

7月1日15時から8時間生放送の音楽特番『THE MUSIC DAY』（日本テレビ系）の司会者が3日に発表され、今年も総合司会は嵐・櫻井翔さんが務めることが明らかとなり、ネット上で物議を醸しています。

2013年から放送の『THE MUSIC DAY』は今年10周年を迎え、今年のテーマ「あなたを変えた音」をコンセプトに45組のアーティストが出演予定となっています。

櫻井翔さんは第1回から総合司会を務め、例年通り番組の顔に抜擢された櫻井翔さんは、「最初の頃に、『THE MUSIC DAY』で夏のはじまりを感じ、『24時間テレビ』で夏の終わりを感じられるような番組になればいいなと考えていました。10年という時間を経て『THE MUSIC DAY』をご覧になった方が『いよいよ、夏だな』と思って下さるような番組に育っていたらいいなと改めて思います。今年は『あなたを変えた音』というテーマの企画や豪華コラボなども予定しています。日本テレビ開局70年ということでアーカイブ企画もあるので、音楽を聴いて当時の記憶が蘇る瞬間になるのも楽しみです」などとコメントしています。

今年は幕張メッセで声出しありの有観客開催となっており、「お客さんの歓声や熱気がアーティストのパフォーマンスの温度を上げると思うので、そういった会場での熱量を、テレビを通して画面の向こう側に伝えられたら嬉しいです。」と意気込んでいます。

この発表に対してファンからは喜びの声が上がっていますが、ファン以外の反応を見てみると、

あの沈黙&フェードアウトから半月経ったというのも驚き
ジャニーズに守られてるよねなんかもやもやする
相変わらずのジャニーズゴリ押し
櫻井翔はこういうエンタメ番組の司会までよかった。ニュース番組まではしない方がいい
歌番組の司会は、局アナで十分です。こうやって、ジャニーズタレントを使うから、出演者もジャニーズだらけになる。
だいたい、世の中を騒がせてるこの時期にまたジャニーズを起用する日テレも何考えてんのか。
どうせまたジャニーズ同士でシャッフルメドレーするんでしょうね
例年通り何事もないかのように企画する日テレってどうかと思う。ジャニーズ側から辞退しても良さそうだけどジャニーズありきの番組ですからね。
直接非難の声を受けるのは事務所でなくタレントなのに、守ろうとはしないんですね。
彼が新しい仕事をすればするほど、ダメージが、もう少し誰か的確なアドバイスが出来る人はいないのか？なぜ今彼を起用するのか、誰もがそう思うはず。
ジャニーズの性犯罪を長年黙認してきたテレビ業界。最初は報道しなかったことを反省しますなどと言っていたけど、実際は全く反省などしていない。
それどころかタレントは悪くないからと開き直り、通常運転。

などと、否定的な声が相次いでいます。

ジャニー喜多川さんの性加害問題と、それに対するジャニーズ事務所側の対応が不十分として炎上状態が続き、さらに櫻井翔さんは報道番組『news zero』（日本テレビ系）で月曜キャスターを務めながら、この問題には一切言及しないという対応が取られ、現在まで一度もこの件についてはコメントしておらず、“キャスター失格”との声が噴出しています。

そうした中で『THE MUSIC DAY』の総合司会起用が発表されたため物議を醸しており、番組には今年も司会進行役で羽鳥慎一アナウンサー、水卜麻美アナウンサー、バカリズムさん、NEXTゲートMC役で市來玲奈アナウンサーが出演するため、櫻井翔さんはいなくともいいのではとの声もありますが、本人がトラブルを起こしたわけでもないですし、特に日本テレビはジャニーズ事務所とズブズブの関係にあるだけに、番組から外すということにはならないのだろうと思います。

そして、『THE MUSIC DAY』には毎年10組近くのジャニーズグループが出演し、ジャニーズによるシャッフルメドレーが目玉企画となっていて、昨年の視聴率はゴールデン・プライム帯の第3部（19～22時54分）が世帯視聴率11.2％、個人視聴率7.6％と、他局の音楽特番と比較しても高い数字を記録しています。

櫻井翔さんはこの他にも、毎年12月放送の『日テレ系音楽の祭典ベストアーティスト』で2009年から総合司会を務めたり、『1億3000万人のSHOWチャンネル』といった冠番組を持つなど、日本テレビの複数の番組に出演し局への貢献度が高く、櫻井さんに関しては特別な対応が取られている可能性もありますね。

それによって櫻井翔さんに批判が集中し、メディアの露出すればするほど批判が寄せられ、イメージ悪化などにも繋がっていることから、ジャニーズ事務所も日本テレビサイドもそうした問題をスルーするのではなく、問題解消に向けて適切な対応をとっていく必要があるのではないかと感じますね。