flumpool阪井一生がドラマの劇中音楽巡り、大浦史記と裁判沙汰に…『対岸の家事』劇伴制作依頼しトラブルに

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2008年にメジャーデビューしたロックバンド『flumpool(フランプール)』のギタリスト・阪井一生さん(さかい・かずき 41歳)が、ピアニスト・作曲家の大浦史記さん(おおうら・ふみのり)と裁判沙汰になっていることを週刊誌『週刊女性』に報じられ、ネット上で物議を醸しています。

大浦史記さんが週刊女性の取材に応じ、トラブルの経緯を説明しており、大浦さんは約10年前から、阪井一生さんとドラマの劇中音楽の制作を手掛けるようになったといい、「音楽関係者の紹介をきっかけに阪井氏から仕事をいただくようになりました。ドラマのイメージや簡単な指示を受け、それに沿って楽曲を制作。ピアノを中心とした曲を作り、納品していました」と語っています。

<↓の画像が、ピアニスト・大浦史記さん>
ピアニスト・大浦史記(阪井一生のゴーストライター)

阪井一生さんから依頼を受けて初めて制作したのは、2017年の『FNS27時間テレビ にほんのれきし』で放送された特別ドラマの劇中音楽だったといい、「番組では3本のスペシャルドラマが制作されることになり、阪井氏が劇伴を担当することになりました。当初は阪井氏が作った曲にピアノを加える仕事だと思っていましたが、実際は私がゼロから制作しました。10曲弱を納品し、報酬はおよそ2万円でした。仕事をもらえたことがうれしく、報酬の額は気にならなかった」と振り返っています。

阪井一生さんとの間で正式な契約を交わすことなく、大浦史記さんの名前がスタッフクレジットに掲載されることはなかったものの、その当時は自身が手掛けた曲が作品に使用されることに満足し、クレジット表記なしに対しても、特に問題視していなかったそうです。

その後も、恋愛リアリティ番組『未来日記』シリーズ(Netflix)の楽曲制作を手掛け、合計12曲を制作し報酬は10万円だったといいます。

こうして大浦史記さんは2017年から8年にわたり、阪井一生さんから依頼を受けて劇中音楽の制作に携わっていたものの、名前が表に出ることはなく、いわば“ゴーストライター”のような存在だったそうです。

そして、2024年12月に阪井一生さんから、多部未華子さん主演ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)の劇中音楽制作を依頼され、合計16曲を制作したそうですが、そのうちの1曲『声にならない想い』を巡って大浦史記さんが訴訟を起こしたとのことです。

ドラマ『対岸の家事』の劇中音楽『声にならない想い』

裁判に発展した経緯は、大浦史記さんが2025年1月に「楽曲がこれまでと同様に採用されるのであれば、公式サイトのスタッフ欄やドラマのエンドロールに、阪井氏と連名で名前を掲載してほしい」と阪井一生さんに求めたところ、大浦さんの名前を出すことは難しいと説明されたといいます。

また、楽曲の使用にあたって「クレジットを入れることがマストなのであれば、今回の仕事は白紙にすることも考えなければならない」という趣旨の話があったそうです。

それに対して大浦史記さんは、「すでに16曲納品していましたし、断ることで今後の仕事がなくなるかもしれないという不安、阪井氏との関係が悪化するのでは、という恐怖から、今回のクレジット記載はしないことで了承するので、次回からはきちんと扱ってほしいと伝えました」と語っています。

その後、『対岸の家事』のサウンドトラックCDが発売される可能性や、楽曲が配信される際に大浦史記さんの名前をクレジットできる可能性があると言われ、大浦さんは「CDの発売が正式に決まったら改めて話し合いましょう」と伝えたとのことです。

しかし、CD発売が決定後も事前に連絡がなく、そして『声にならない想い』の作曲者欄にも自身の名前が記載されていなかったといいます。

そして、大浦史記さんがクレジット表記を求めるもCDは完成済みとして受け入れられず、これにどうしても納得できなかったことから、阪井一生さんの所属事務所とTBSに連絡し、この問題について説明したそうです。

そこで初めて、事務所とテレビ局は大浦史記さんが制作に関与していることを知り、音楽の配信サービスでは対応が進み、作曲者として大浦史記さんの名前が単独表記されるようになったといいます。

しかし、楽曲の著作権を管理している『JASRAC(日本音楽著作権協会)』で曲の権利者を調べたところ、「『未来日記』などで、自分が作曲したと考えている楽曲が阪井氏名義で登録されていることがわかりました。今回の訴訟の対象となっている『声にならない想い』も、当初は阪井氏の名義で登録されていましたが、現在は私名義に変更されています」と語っています。

そして、調停で問題の解決を試みるも合意には至らず、大浦史記さんは昨年9月に阪井一生さんを相手取り、損害賠償請求訴訟を起こしたといい、「損害については、金銭に換算しにくい面があります。名前が記載されなかったことで、8年間にわたり音楽関係者と知り合ったり、作曲家として認知される機会を失ったと考えています」と語っています。

大浦史記さんは訴訟で、「『声にならない想い』をめぐる100万円の損害賠償、謝罪文の掲載、『対岸の家事』のサントラCDの在庫破棄と流通停止などを求めている」とのことです。

10月13日に行われた裁判には阪井一生さんが出廷し、「作曲家は音楽監督ともいえます」「納品時には各楽器の音を分けたパラデータを用意します。ドラマではピアノだけが使用されることもありましたが、ピアノだけでは楽曲は成立しません」と語ったそうです。

また、過去の楽曲制作依頼で大浦史記さんからクレジット表記を求められなかったことを強調し、楽曲の権利関係は事務所に任せていたと説明したうえで、「(今回の問題について)とても悲しいです。調停の際、解決金600万円の支払い命令と、このことを公表するという旨を伝えられたとき、メンバー、スタッフに迷惑をかけてしまうと思いました。『対岸の家事』に関しては、白紙に戻す提案をした段階で引き揚げておけばよかった……」と、心境を明かしたと週刊女性は伝えています。

13日の裁判を終えて大浦史記さんは、「阪井氏は今回、初めて出廷しましたが、これまでの裁判の流れを頭に入れていないのだろうと感じました。反省していないし、嘘をついている」「和解について話がありましたが、私は断りました。ただ、裁判所からは改めて和解の場を設けると言われています。解決金の支払いや謝罪文の掲載について、阪井氏側に掛け合うとも言ってくれましたが、今のところ、和解に応じるつもりはありません」と語り、楽曲の作曲者として正当な評価を受けるために、裁判で徹底的に争っていく姿勢を見せています。

週刊女性の報道を受けてネット上では、flumpoolの楽曲も大浦史記さんが手掛けていたと誤解している人も多いようなのですが、大浦さんが阪井一生さんから制作依頼を受けたのは、あくまでも『対岸の家事』などの劇中音楽で、バンドの楽曲には一切関与していないと阪井さんがXで明言しています。

また、裁判で争っているのは『声にならない想い』の作曲者表記などを巡る問題で、この裁判にバンドは関係なく、あくまでも阪井一生さんと大浦史記さんの個人間での問題となっています。

そして、両者の主張を見てみると、最初に楽曲制作にあたってきっちりと契約を結んでいなかったこと、楽曲の権利関係についても事務所などを入れて話し合うことなく、楽曲の依頼と制作を続けていたことによって大きな問題に発展してしまった様子で、正直なところどっちもどっちという印象を受けました。

そうしたことも背景にあってか、裁判所は改めて和解の場を設ける意向のようですが、今後の話し合いはどのように進むのか、また、楽曲の権利関係などについて裁判でどのような判断が示されるのか、引き続きこのトラブルの行方に注目したいところです。

参照元
  • https://www.jprime.jp/articles/-/44168
  • https://www.jprime.jp/articles/-/44178
  • https://x.com/fp_kazuki/status/2112491726682427396
  • https://x.com/fp_kazuki/status/2112536893887856888
  • https://x.com/Nocturne9_2Eb/status/2112480192975524331
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