『とくダネ!』一般男性を容疑者として放送し謝罪! フジテレビで再びミス発生し批判殺到、信用ガタ落ちで視聴率低迷は続く?
27日放送の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系 月~金曜午前8時)で、インタビュー取材を受けた一般男性を医師法違反の容疑者として放送し、28日放送の番組冒頭で謝罪しました。
番組冒頭、番組アシスタントの梅津弥英子アナウンサーが「昨日、番組で放送した医療プロジェクト企画の中で、医師法違反容疑で70歳の男が逮捕された事件を扱いましたが、その際、一般の男性のインタビューを誤って容疑者として放送してしまいました」と説明し、「ご本人をはじめ、関係者おとび視聴者のみなさまにご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪しました。
27日放送の『とくダネ!』では「“医学博士”が違法血液診断」と題して、医師免許が無いにも関わらず、採血した血液の状態を診断、医薬品としてサプリメントを販売したとして、愛媛県松山市の民間研究所理事長で、健康商品販売会社『アムスジャパン』の元代表取締役・杉喬夫容疑者(70)、同社高知支店元責任者・今井俊介容疑者(36)をそれぞれ逮捕したというニュースを放送しました。
そして、インタビューに応じた一般男性の横に「医師法違反の疑いで逮捕」として、誤って逮捕された男性の名前をテロップで流していました。
フジテレに取材を行った『スポーツ報知』によると、男性に取材を行ったフジテレビ系のテレビ愛媛側から番組放送後に、間違いがあったという指摘があったそうです。
『とくダネ!』で放送した一般男性と容疑者の映像は資料映像で、実際には一般男性が容疑者の元を訪れたところをインタビューしたものだったのですが、テロップの表示ミスをした原因については「過去の素材の内容を十分に確認しなかった」と説明し、現時点ではまだ一般男性と連絡が取れていないため、直接謝罪も済んでいないとのことです。
今回のトラブルに対してネット上では、
- この方の人生をも変えてしまう。謝るだけで済むはずがない。
- 謝れば済む問題じゃない。賠償モンじゃないですか?
- てか、こんなんキャスターじゃなくてちゃんとフジや制作会社の社長が出てきて謝れよ。そういうレベルの話だよ。
- テレビ局は他人に厳しく自分に甘い。減点制にして一定の点数が減ったら放送免許免停にすればいい
- 取材したテレビ愛媛が間違ってたのをそのまま放送したのか、資料映像をもらったフジテレビがテレコして作ったのか、どっちなんだろうね?
- あーあの変な喋りの爺さん?あれ医者じゃなかったの?はーーー。。フジテレビってネットのネタをマジに受け取るとこだからしょうがないか。
- こういうのってチェックの段階を増やすとかで一旦は改善されるものだけど、担当者ひとりひとりがどれだけ責任を持って取り組んでいるかが重要。根が深い気がする。嫌々働いてる人や、心を失って仕事をこなしてる人が多いのでは?
- 制作側のレベルの低さが分かるな。このような問題に対しては制作側の人間が直接出てきて謝罪すべき。見せしめになるかもしれないがそれ位の覚悟が必要だと思います
などの批判コメントが殺到しています。
今回の件についてはテレビ愛媛側のミスのようなのですが、実際に27日放送の番組を見ていたネットユーザーからは、
- インタビューの男性と偽医者が同一人物に見えなかったんでおかしいなとは思ったけど、当日に気づけよ。
- 白衣姿の容疑者の写真と取材受けてるおっさんが同一人物として出てたが、似てないしおかしいと思ったのよね
- やっぱりね。昨日観ていたけど、インタビュー受けていた男性と容疑者の画像が違っていて、あれっ?と思ったもの。素人の私でも解った
という声も多く上がっており、『とくダネ!』のスタッフも放送前にテロップミスに気付くことが出来た可能性がありますね。
フジテレビではここ最近特に、番組で誤った情報を流すということが増えており、局の信用をさらに失う事態になっています。
5月には『ワイドナショー』(日曜午前22時)で、宮崎駿監督が過去に発した引退発言を紹介した際に、ツイッターユーザーがネタとして投稿した内容をそのまま引用し、誤りに気付かずにフリップで紹介していたことが判明し大騒動に発展しました。
さらに、6月にも『ノンストップ!』(月~金曜午前9時50分)で、今年販売開始から36年目を迎えた人気のアイス『ガリガリ君』の話題を取り扱った際に、実際には存在しない「火星ヤシ味」という商品があることを紹介したのですが、これについてもネット上に流れていたコラ画像を引用したもので、後に訂正・謝罪していました。
この他にも、4月放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』(水曜19時57分)では、「月の裏側が地球から見られない理由」として、「月は自転をしないため」と誤った情報を流して謝罪したほか、6月にも『とくダネ!』で、福岡で発生した母子3人殺害事件を伝えた際、近隣住民へのインタビュー取材の途中でボカシが外れ、顔が映し出されてしまうというミスなどもありました。
こうしたミスが相次いでいることから、7月7日に行われたフジテレビの定例社長会見で宮内正喜社長(73)は、「番組制作にあたって、情報収集を今ひとつ慎重にやってもらいたい。データ、情報の収集、整理を正確にするということを徹底したい。現場のチェック体制をしっかりするように指示を出しました」と語り、石原隆取締役も「インターネット情報をそのまま、うのみにした考えられない初歩的なミス」「街の噂をそのまま放送するようなもの。システムとして、そうしたことが起きないチェック体制を見直さないといけない」と語っていました。
しかし、あってはならないようなミスが再び発生してしまっているため、フジテレビの信用はさらに落ち、これでは今後も番組の視聴率は低迷を続けることになるかもしれないですね。
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とにかくがんばってます。
母に負けずに。
電話を切ろうとすると、
お母さんに迷惑かけないでね、と。
認めます。
皆様ありがとうございます。
なんとか、大人らしくやっていきたいと、思います。