ツネが2700脱退、アメリカでスタンダップコメディ挑戦? 八十島は心の病気から復帰しリズムネタでお笑い継続

『ロバート』が優勝した2011年の『キングオブコント』で、準優勝を果たした吉本興業所属のお笑いコンビ『2700』のツネさん（本名＝常道啓史 40歳）が、コンビから脱退してアメリカに進出することを発表しました。

発表によると、ツネさんは15日に東京・新宿の劇場『ルミネtheよしもと』への出演を最後に2700から脱退し、アメリカ進出に挑戦するといい、一方の八十島さん（本名＝八十島弘行 39歳）は2700としての活動を継続し、新たな相方探しを行うとのことです。

＜↓の画像左が八十島さん、右がツネさん＞

吉本興業を通じてそれぞれコメントを発表し、ツネさんは2700からの脱退を報告し、ファン等に感謝の言葉を綴った上で、「私ツネは、2700を脱退して『アメリカ挑戦』に力を注いで行きたいと思います！ 詳しくは、YouTubeカジサックチャンネルでお話しさせて頂いておりますので、動画を見て頂けますと幸いです！ 15年間本当にありがとうございました！」としています。

一方の八十島さんは、「ツネのアメリカに一人で挑戦したいと言う気持ちを尊重して、ツネは2700を脱退する事になりました。しかし、脱退という形なので、2700は残ります。そこで、これから2700の新メンバーを募集したいと思ってます。詳しくはYouTube『2700ティリティちゃんねる』を見て頂けたらありがたいです。2700第二章の始まりです。ファンの皆様、一旦ありがとうございました。そして、これからワクワクする事を始めるので期待してて下さい！」とコメントしています。

そして、ツネさんの2700脱退、アメリカへの挑戦発表を受けてネット上では、

• 脱退ってーか解散だろ
• ピース綾部がアメリカ行ってからタムケンもそうだけど、その他芸人らもそれに触発されてアメリカ移住を目指すようになってきたな
• カジサックチャンネルからも卒業ってことかな。ツネ嫁さんや子供達も見れなくなるのかな。
• 嫁子供いるのにアメリカ行くのか…副業の稼ぎが安定してるのかな？
• キッチンカーやったりカジサックに身を寄せたり人生の方針がブレッブレじゃん　この手のやつは成功しない
• ツネようわからん　整形したり、不動産で賃貸を扱っていたりと
• 自分たちのチャンネルがあるのに詳しくはカジサックチャンネルでってなんじゃそりゃ　またあの猿が裏で操ってるのか？

などの声が上がっています。

ツネさんと八十島さんは2008年にコンビを結成し、同年に出場したキングオブコントで決勝進出（結果は最下位）、2010年に『オールザッツ漫才』で優勝を果たし、2011年には『THE MANZAI 2011』で認定漫才師に選出されたほか、3年ぶりに決勝進出したキングオブコントで準優勝し、披露したリズムネタ「右肘左肘交互に見て」と「キリンスマッシュ」が大きな注目を集め、メディア露出が増加しました。

しかし、大ブレークとはならず徐々にメディア露出が減少、さらに八十島さんが心の病気で活動休止するなどし、ツネさんは妻と3人の子供を養うために不動産会社で働いたり、キッチンカーを始めるなど副業に力を注ぎ、2021年からは先輩である『キングコング』の梶原雄太さんのYouTubeチャンネル『カジサックチャンネル』に加入し、チームカジサックの一員としても活動しています。

＜↓の画像は、ツネさんの妻と子供の写真＞

そうした中で2700から脱退、アメリカで新たな挑戦をするというのは驚きましたが、約2年前から今後の活動を考える中で、2度ほどアメリカに行って大きな刺激を受け、アメリカで活動したいとの思いが強くなっていったといい、八十島さんにも「アメリカでスタンダップコメディをしたい」「しゃべりでやりたい」との思いを伝えていたそうです。

ただ、話術で観客を笑わせるスタンダップコメディをやっていくとしながら、ツネさんは現時点で英語は全く喋れずこれから勉強するといいます。

同じ吉本興業の芸人では、『ピース』の綾部祐二さん、渡辺直美さん、たむらけんじさんがアメリカに渡ったほか、とにかく明るい安村さんがイギリスの人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』への出演がきっかけで海外で大きな注目を集め、現在日本でも再ブレークしており、ツネさんはこうした周囲の動きにも感化されて、このタイミングで大きな決断をしたのかもしれないですね。

アメリカで成功を掴めるかは分かりませんが、家族のためにも全力を尽くして頑張ってほしいですし、一方の八十島さんは今後も、2700として歌・リズムネタをやっていきたいとの思いから、新メンバーを募集して活動を続けていくそうで、それぞれの今後の活躍に期待したいです。