オードリー若林正恭が直木賞作家に? 小説『青天』候補作に選出で注目。文藝春秋の話題作りと冷ややかな声も…

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オードリー若林正恭

『オードリー』の若林正恭さん(わかばやし・まさやす 47歳)が、今年2月に『文藝春秋』から出版した初小説『青天(あおてん)』が、直木三十五賞(直木賞)の候補作品に選出され、直木賞作家となる可能性が浮上しており、注目を集めています。

公益財団法人『日本文学振興会』は10日に、今年上半期の直木賞と芥川龍之介賞(芥川賞)の候補作品を発表しました。

直木賞候補作品に選ばれたのは、オードリー若林正恭さんの『青天』のほか、朝倉かすみさんの『けんぐゎい』(光文社)、蝉谷めぐ実さんの『見えるか保己一(ほきいち)』(KADOKAWA)、凪良ゆうさんの『多類婚姻譚(たるいこんいんたん)』(講談社)、原田ひ香さんの『#台所のあるところ』(文藝春秋)の5作品です。

芥川賞候補作品は、小砂川チトさんの『ゾンビ回収婦』(掲載誌:『群像』5月号)、鈴木涼美さんの『悪い血』(『文學界』6月号)、仁科斂さんの『丹心(まごころ)』(『新潮』4月号)、村司侑さんの『ソリティアおじさんがいた頃』(『文學界』5月号)、八木詠美さんの『アンチ・グッドモーニング』(『文藝』春季号)の5作品です。

それぞれ7月15日に選考会が開かれ、直木賞・芥川賞の受賞作品が発表されます。

若林正恭さんが執筆した『青天』は、1999年の東京を舞台に、高校の弱小アメリカンフットボール部に所属する主人公の“アリ”こと中村昴が、部活を引退後に同級生たちが受験勉強に励む中で、宙ぶらりんの日々を過ごし、自身の不甲斐なさにもがき続ける中で、再びアメフトと向き合う姿を描いた青春小説となっています。

タイトルの「青天」は、アメフト用語で「試合中に仰向けに倒されること」を指し、小説は発売から3ヶ月以上経ち、10日時点で累計発行部数が29万部を突破する大ヒットとなっています。

若林正恭さんは直木賞の候補になったことに対して、「とにかくアメフトが好きで夢中で書いた作品なので、直木賞の候補作に選ばれると思ってもいませんでした。主人公のアリが、想像よりずっと力強く遠くまで走っていくなあと。『そのまま直木賞にぶち当たってこい』と背中を見守る気持ちです。」とコメントしています。

そして、オードリー若林正恭さんの小説『青天』が直木賞候補になったことにネット上では、

  • 若林は才能の塊なんだな
  • 多忙な一流の芸能人が、いったいどんな時間の使い方をすれば、こんな素晴らしい小説を書けるのだろうか・・・
  • もはやただの人気投票
  • 青天は読んだ面白かった ちなリトルトゥース
  • また忖度か ていうか癒着か出来レースか
  • ゲーノー人枠は別に賞作ってやれよ
  • 本売れないからね もうなんでもいいから芸能人に賞やって本売りたいんでしょ
  • 業界のヒーローを作って業界を活性化させるための賞
  • そもそも日本文学振興会が主催してるからね
  • 話題作り優先なら若林が受賞なんだろうな 紙の値段が高騰して、本がビックリするぐらい高くなってるからどんどん売れなくなってる とにかく景気の良い話題が欲しいだろ
  • 若林くんらしい言葉選びが満載で、この先が早く読みたいっていう気持ちで一気に読み終えました。
    アメフト好きな方はほぼ全ての人が読んでるでしょうけど、これでアメフト好きになる人が増えてくれると嬉しい。
  • 面白い作品だった。特に高校時代にアメフトでなくても運動部で活動した人には共感できる描写がある。
    3年生の部活は通常夏のインターハイ予選で敗退すると終わりになるけど、正月のサッカー、ラグビー、バレーボール、バスケットボールの予選まで続ける場合もある。
    部活帰りに立ち寄るラーメン屋のエピソードもよかった。

などの声が上がっています。

直木賞は、新進・中堅作家によるエンタメ作品の単行本(長編小説・短編集)が対象で、一方の芥川賞は、雑誌で発表された新進作家による純文学の中・短編作品が対象となる文学賞です。

2015年上半期には、『ピース』の又吉直樹さんが書いた初の中編小説『火花』が、作家・羽田圭介さんの『スクラップ・アンド・ビルド』と共に芥川賞を受賞し、後にドラマや映画、舞台化されるほどの大ヒットとなり、今年5月時点で累計発行部数は350万部超の大ベストセラーとなっています。

また、作家としても活動している『NEWS』の加藤シゲアキさんは、2020年出版の『オルタネート』と2023年の『なれのはて』が直木賞候補に選出されました。

『SEKAI NO OWARI』のピアノ・Saoriさんは、2017年出版の『ふたご』が直木賞候補に選ばれました。

過去に、シンガーソングライター・あいみょんさんとの交際報道などでも話題になった、ロックバンド『クリープハイプ』のボーカル&ギター・尾崎世界観さんは、2020年発表の『母影』と2024年発表の『転の声』が芥川賞候補に選出されました。

芥川賞・直木賞は、本業が作家以外の著名人が書いた作品が選ばれることも珍しくなく、主催の日本文学振興会は文藝春秋内にあり、同社の社長が理事長を務めていることから、作品の内容だけでなく、本を売るための話題作りの要素も強い賞とも言われています。

そのため、『火花』と同じく文藝春秋から出版された若林正恭さんの『青天』が、直木賞候補に選出されたことを巡って冷ややかな声も少なくないものの、読者からは内容を評価する声も多く、Amazonでは755件のカスタマーレビューが寄せられ、5点満点中で平均4.7点とかなり高い評価を受けています。

若林正恭さんは15年以上前から雑誌でエッセイの連載を持つなど、執筆業にも力を入れており、エッセイ本『社会人大学人見知り学部 卒業見込』は累計発行部数が20万部超、紀行エッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』は累計30万部超で、「斎藤茂太 旅の文学賞」も受賞しました。

3冊目のエッセイ『ナナメの夕暮れ』も累計42万部超を記録するなど、以前から文才を発揮しており、話題性も含めて直木賞を受賞する可能性は十分あるとみられますが、果たしてどのような結果となるのかに注目ですね。

参照元
  • https://bungakushinko.or.jp/award/naoki/
  • https://bunshun.jp/articles/-/8977
  • https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000839.000043732.html
  • https://archive.is/iFf2v
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