鳥人間コンテストの会場で死亡事故発生、今年は中止も? 作業員がやぐらから転落、本番直前のトラブルが物議

テレビ番組・映画 事件・事故・トラブル
  • 0

鳥人間コンテスト出演者

読売テレビ主催で1977年から開催されているイベント『鳥人間コンテスト選手権大会』の会場設営中に、作業員の男性(59)が琵琶湖に転落し、死亡する事故が発生したことで、25・26日に開催を予定している第48回大会への影響を懸念する声などが上がっています。

作業員の男性は6日午前9時20分ごろ、鳥人間コンテストのスタート台として使用する高さ11メートルの水上架設やぐらで、床板を貼る作業をしていたところ琵琶湖に転落し、一緒に作業していた作業員が「鳥人間コンテストの土台から同僚が水面に落ちた」と消防に通報しました。

<↓の画像は、転落死亡事故が発生した水上架設やぐら>
転落死亡事故が発生した鳥人間コンテストのやぐら

その後、警察と消防が男性を救出するも、男性は頭や肋骨を骨折するなどしていて、病院に搬送されてから約3時間後に死亡が確認されました。

床板を貼る作業は2人1組で行っていたものの、もう1人の作業員が岸まで忘れ物を取りに行っている間に転落したといいます。

男性はヘルメットを着用し、腰には安全ベルトが巻かれていた一方で、落下防止用の命綱をやぐらに繋げていなかったと見て、警察は事故の原因を調べているとしています。

この事故を受けて、鳥人間コンテストを主催する読売テレビは、「ご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に深くお悔やみ申し上げます。事故の詳細につきましては現在、警察など関係機関が確認を進めており、当社も全面的に協力しております。」とコメントしています。

週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』によると、この事故を受けて今年の大会開催を不安視する声が広がっているとし、全国紙記者は、「鳥人間コンテストへの出場は想像以上の狭き門です。毎年100機以上の応募がありますが、書類審査の時点で約30機にまで絞られます。常連チームでも書類選考で涙をのむことは珍しくありません。しかも機体の設計・製作には1年以上を要し、パイロットもそれに向けて体を鍛え上げます。今回の事故は非常に痛ましく、ご遺族の胸中を思うと言葉もありません。一方で、開催を待ち望む多くの人の思いもあります。運営側は難しい判断を慎重に検討することになる」と語っています。

ネット上の反応を見てみると、

  • 事故があった以上、今年は開催中止だし、以降の管理、作業体制の見直しは必須
    コンテストにかけてきた連中には悪いがこのような状態で開催する方がおかしい
  • 放送すべきか悩むけど、放送しなかったらこの方は何のために建設し亡くなったか。ってなる気持ちもある。しっかりやりきるのが弔いになるのかなとも考える。
  • 心臓発作で死んでしまって倒れて落下ということもあり得るのかなと思います。事故なのかどうかをしっかり見極めないといけない
  • 今年の大会は中止でしょう。そうしなきゃ、遺族から猛反発されるよ…
    それに、安全管理が徹底していないプラットホームでの開催に理解は得られないだろう。
  • 気の毒ではあるが、ネガティブな方向に引っ張られてしまうのはお仕事をされていた方にとっても本意ではないようにも思える。
    この日の為に若い人が努力を重ねてきたというプラス面を見ていきたいところ。
  • 昔、このスタッフのアルバイトしたことあります。この日の為に一生懸命に努力する方がたくさんいます。
    台風が来る中で強行して事故とかじゃないので、関係者全員で競技前に手を合わせて弔えばいいと私は考えます。
    亡くなられた方も、自分の事で中止になったなんて、何のために作業をしたのか、残念に思うんじゃないかな?

などの声が上がっています。

男性が転落した原因や、死亡に至った経緯はまだ明らかになっていないものの、6日の事故報道時点で、警察は落下防止用の命綱を装着していなかったと見て、捜査を進めていると報じられており、事故発生と死亡の原因に関しては本番前にはある程度明らかになる可能性はあります。

ただ、現場の安全管理対策などが万全だったのかどうかの調査や、再発防止に向けた対策などにもある程度の時間がかかるでしょうし、何よりも死亡事故が発生しているだけに、中止にはしないとしても大会の開催日を延期するなどの対応が取られる可能性はありそうです。

現時点で、主催の読売テレビは今後の対応については明らかにしておらず、果たして今回の事故を受けてどのような判断をするのかに注目したいところです。

コメントを残す

前の記事次の記事
芸トピの最新ニュースをお届け!