テレ朝『相棒』シリーズの米沢守役・六角精児が番組降板決定? シーズン15からレギュラー出演せず…人気キャラ卒業の理由とは?

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六角精児

俳優・水谷豊さんが主演の人気刑事ドラマ『相棒』の最新シリーズ『相棒season15』が10月よりスタートすることが5月に発表され、引き続き反町隆史さんが相棒役を務めることが発表され話題になりましたが、5日発売の週刊誌『週刊女性』は、初回からシーズン14まで鑑識課の課員・米沢守役を演じた六角精児さん(本名=山地克明 54歳)が『相棒』からの卒業することを報じことから、相棒ファンの間で大きな話題になっています。

同誌によると、六角さん自らが相棒からの降板を明らかにしていたといい、6月24日に東京・下北沢のライブハウスで六角さんのバースデーライブが開催され、六角さんは1996年に友人らとアコースティックバンド「六角精児バンド」を結成しており、六角さんは同バンドでボーカルとギターを担当。

ライブの途中に六角さんは「実は、このたび長らく出演させていただいていた『相棒』にひと区切りをつけることになりまして……」と語り始めたといいます。

<米沢守役を演じていた六角さんと水谷さん、反町さん>
『相棒』シリーズで米沢守役を演じていた六角精児、水谷豊、反町隆史

六角さんは「16年もやってきて、新たなことをやりたかった。それを水谷さんも応援してくれたんです」「よ~く考えてみると、定期収入ってのはすごく大事だから、辞めないほうがよかったかなって今になって少し思ったりもするんですけどね」とハニカミながら話し、会場からは笑い声が漏れていたとのこと。

この件についてテレビ朝日側は、「シーズン14の最終回で、警察学校の教官になっているので、これまでのように直接事件にかかわる鑑識という立場での登場はなくなりますが、米沢守というキャラクター自体は、立場を変えて引き続き『相棒』ワールドに存在しているので……。今後、登場するかしないかは、10月から始まる新シリーズを見ていただければと思います」と説明。

また、この報道を受けてテレビ朝日の平城隆司常務は、六角さんの降板を否定した上で「レギュラーとして、今回の今の形での出演が無くなる」「毎週あの役で出るというのが無くなる」と説明し、シーズン15についても「(米沢が)一切出ないということではないと思いますが、今のような形では出ない。キャラクターは六角さんは六角さんだから」と説明し、来年公開予定の映画についても出演しているそうで、すでに撮影を終えていることを明かしています。

そして、この発表に対してネットでは、

  • 警察学校の教官という立場で毎回毎回、右京さんのアシストをするというのはさすがに無理があるわなぁ…要所要所では出てきてくれそうだけど、やっぱりちょっと寂しいなぁ…
  • ある意味、裏主人公だったよな…
  • なんか、徐々に店じまいして行ってる感じがあるね・・・
  • そろそろ終わり方を考えるときかと。個人的には小野田官房長が亡くなったときがクライマックスだった。
  • ショックだなぁ。官房長の時もそうだったが、米沢さんまで……だんだんと相棒が相棒じゃなくなって行く感じがする。
  • 米沢さんこそが相棒だったんじゃないかと思うくらい大切な存在なのに…
  • 脚本が年々劣化していって、人気キャラも次々退場…。終わりが近い気がします。
  • 初期からの登場人物がどんどん卒業していく。伊丹さんや芹沢さんまで卒業したら最早相棒ではなく別ドラマになっちゃうな~。

などのコメントが寄せられています。

反町さんで相棒は4人目となりますが、六角さんはシリーズがスタートする前から出演し続けていた数少ない出演者となっており、そのキャラクターが相棒ファンから親しまれており、2014年にマイナビウーマンが行った相棒シリーズの人気キャラランキングでは、成宮寛貴さんが演じた3代目相棒・甲斐享に次いで5位にランクインしていました。

そのため、シーズン14のラストで六角さん演じる米沢が鑑識から警察学校に異動となったことに対し、驚きや心配の声が多く上がっており、シーズン15ではどのような扱いになってしまうんだというコメントがネット上では多く寄せられていました。

相棒には欠かせないキャラクターでしたが、放送から15年以上が経過してマンネリ化も指摘されており、六角さんの方から降板を申し出たのであれば、これもしょうがないことかもしれません。

テレビ朝日の回答によれば、レギュラーとして出演することが無くなるということで、今後も何らかの形で出演となるようですから、今後に注目ですね。

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