テレビ朝日社員が自粛破り行為で炎上。報道ステーションスタッフもコロナ禍に飲み会、反省・対策甘くトラブル相次ぐ

東京五輪の閉会式が行われた8日夜に、東京五輪の関連番組スタッフのテレビ朝日社員ら10名が、東京都内の飲食店で宴会を開催していたことや、参加者の1人が9日未明に退店時、店の外へ転落する事故を起こして緊急搬送されていたことが明らかになりました。

これはテレビ朝日が発表したもので、転落事故を起こした社員は現在も入院中といい、この問題に対してテレビ朝日は、「従前より、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から宴席などを禁ずる社内ルールを設け、その遵守を徹底して参りました。しかしこの度、不要不急の外出等の自粛を呼びかける立場にありながら著しく自覚を欠く行動があったことは大変遺憾であり、深く反省しています。緊急事態宣言下で尽力されている皆様をはじめ、関係各位に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び致します」との謝罪コメントを発表しています。

テレビ朝日は転落事故の経緯について、東京五輪番組担当スタッフ10名は緊急事態宣言中にも関わらず、東京五輪の終了を受けて打ち上げ名目で宴会を飲食店で行い、そこに参加したスポーツ局の社員1名が退店時に、誤って店の外に転落して負傷し、搬送先の病院で現在入院中といい、詳細に関しては確認中とのことです。

＜↓の画像は、テレビ朝日のコメント全文の写真＞

そして、テレビ朝日社員ら10名での宴会、転落事故トラブルに対してネット上では、

• テレビ朝日はコロナ関連で何回目の謝罪だよ？
• オリンピックネタで粗探ししていた人達が飲み屋で打ち上げ、そして自分達がネタになるって…
• さんざん外飲みするな、感染拡大させんなと煽っておいて、自分たちは集団で酒盛りかい！新宿の路上飲みよりタチが悪いんじゃないの？
• さすがテレ朝と言うほかない。自分達が自粛報道してるのによく打ち上げやろうとしたな。
  自分達が特別とでも思ってるんだろうか…会社として一貫性がないからこういう社員が出てくるんじゃない？
• もちろんモーニングショーで取り上げてくれるよね？玉川さんからの厳しい声もあるんだよね？
• 政治家の会合とか批判してるんだから、身内だったら処分するんだよね。民主党みたいに身内は別対応しませんよね
• 公務員が１０名以上の宴会をすると大々的に報道した。各テレビ局・新聞社・雑誌社は大々的に批判報道してください。
  モーニングショーや報道ステーションでは、社員の部署や役職を明らかにしてください。いままでの報道では当然するんですよね。
• あれだけ五輪に反対しておきながら五輪を中継。あれだけ感染爆発と煽っていながら緊急事態宣言中に飲み会。
  医療がひっ迫しているって言っておきながら、くだらないケガで病院に負担をかけている。言ってることとやってることが矛盾し過ぎだろ

などの声が上がっています。

フジテレビ系『FNN』の報道によれば、テレビ朝日の社員たちは東京五輪閉会式の後に、カラオケ店で打ち上げをしていたといい、転落事故を起こしたのは女性社員で、ビルの2階からの転落によって骨折したとのことです。

この転落事故は目撃者の通報で発覚し、9日午前4時ごろに東京都渋谷区神南で「ビルから人が落ちてきた」との110番通報があったそうで、報道映像を見る限り「カラオケパセラ渋谷店」で宴会を行い、転落事故が発生したようです。

＜↓の画像は、テレビ朝日・女性社員の転落事故報道の写真＞

テレビ朝日では昨年7月にも、『報道ステーション』のスタッフ20人前後が番組終了後に複数の飲食店で宴会を行い、どんちゃん騒ぎをしていたことを週刊誌『週刊新潮』に報じられ炎上しました。

当時の報道によれば、テレビ朝日内でもスタッフ同士の会合は控えるようにとの通達が出ていたものの、それを無視して『報道ステーション』のスタッフは飲食店で宴会を行っていたそうで、『週刊新潮』の取材に対してテレビ朝日の広報部は、「異なる班のメンバーが同席して飲食していたため、感染防止の観点から、参加したスタッフを原則1週間のテレワーク勤務としました」と回答していました。

テレビ朝日の情報・報道番組などでも新型コロナウイルス関連の話題を連日伝え、政治家らが複数人で会食していたことなどが発覚した際には、その問題を報じて厳しく非難しています。

また、今日放送の『大下容子ワイド！スクランブル』では、9日に『国際オリンピック委員会（IOC）』のトーマス・バッハ会長等が、東京・銀座を散策していた話題を取り上げた際に、メインキャスターの大下容子アナは「バッハ会長は特別ルールだったんでしょうかね」、佐々木亮太アナは「うちに帰るまでがオリンピック、最後まで締めて頂かないと」とコメントしていました。

しかし、テレビ朝日の社員たちも相変わらず自粛することなく、コロナ禍に大宴会を開催していることが再び発覚し、報道機関として謝罪コメントを出すだけでなく同局の番組でもこの問題を大きく取り上げ、これから改めてどのような対策を講じていくのかを明らかにしてほしいところです。