『サバ缶、宇宙へ行く』視聴率が月9最低記録の大コケ。フジテレビが数字低迷を問題視、ヒットメーカーを救世主に起用

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フジテレビ月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』

実話を基にした月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』(フジテレビ系)の視聴率が記録的な大コケとなり、フジテレビ内が紛糾状態にあると週刊誌『女性自身』が報じています。

『サバ缶、宇宙へ行く』は、ノンフィクション本『さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち』を原作に、高校生たちが世代を超えて宇宙食を開発する「宇宙食サバ缶プロジェクト」に挑戦する姿をオリジナルストーリーで描いた作品で、6月22日に最終回を迎えました。

主演は北村匠海さん、ヒロインは出口夏希さんが務め、初回の平均世帯視聴率は6.0%、平均個人視聴率は3.4%で、月9史上最低の初回視聴率でスタートしました。

第2話以降の平均世帯視聴率は3~4%台、平均個人視聴率は1~2%台で推移し、第8話で月9史上最低の平均世帯視聴率3.0%(個人視聴率は1.8%)を記録しました。

そして、全11話の平均世帯視聴率は約3.7%、平均個人視聴率は約2.3%で、2023年10月期放送の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』以来、2年半ぶりに月9ワースト視聴率を更新する不名誉な結果となりました。

『ONE DAY』の全話平均世帯視聴率は5.3%で、そこから1.6%も低い数字でワースト記録を更新しており、こうした不名誉な記録を受けて、フジテレビ局内では紛糾状態が続いているといいます。

女性自身の取材にフジテレビ関係者は、『サバ缶、宇宙へ行く』の視聴率が大コケした原因について、「演者の責任というより、制作側のドラマ全体のストーリー構成やキャラクター造形に問題点があったとしかいいようがありません」と語っています。

同関係者によると、昨年7月に番組編成部を大幅に刷新して以降、月9の平均視聴率が低下していると指摘し、「2025年7月放送の『明日はもっと、いい日になる』は5.6%、同年10月放送の『絶対零度~情報犯罪緊急操作~』は5.5%、2026年1月放送の『ヤンドク!』は5.8%と軒並み低水準の記録。そして『サバ缶』の“平均視聴率3.7%の不名誉”は局内で決定打となったようで、今期に再び編成部員の大幅なリニューアルを画策しているといいます」と明かしています。

そうした中で、救世主として白羽の矢が立ったのが「今年6月にフジテレビ初の“チーフ・コンテンツ・オフィサー(COO)”に選ばれた石原隆氏(65)」とし、「この役職はドラマをはじめとするコンテンツ企画の総責任者のこと。清水賢治社長は『単にクリエイティビティが高いだけではなく、極めて再現性が高い企画の立て方をする』という点を見込んで、彼に白羽の矢を立てたといいます。同氏は1984年にフジテレビに入社。編成部に配属された後、『世にも奇妙な物語』『古畑任三郎』『HERO』など、名だたる人気シリーズを担当してきました。取締役編成統括局長などを歴任し、2021年に日本映画放送社長、2025年から共同テレビ社長を務めていました。現在、石原氏は地に落ちたフジのドラマを復活させようと意気込んでいるそうです」とフジテレビ関係者が語っています。

石原隆さんはこれまでに数多くのドラマで企画やプロデューサーを務めており、企画を手掛けた主な作品は『振り返れば奴がいる』『古畑任三郎』『お金がない!』『29歳のクリスマス』『王様のレストラン』『コーチ』『総理と呼ばないで』『やまとなでしこ』『HERO』『スタアの恋』『空から降る一億の星』などです。

プロデューサー補佐的な立場で携わった主な作品は、『CHANGE』や関西テレビ・共同テレビが制作の『僕シリーズ』(僕の生きる道・僕と彼女と彼女の生きる道・僕の歩く道)などで、1980年代~2000年代にかけて数多くのヒット作を手掛けています。

そうしたヒットメーカーをコンテンツ企画の総責任者に起用し、月9ドラマの立て直しを図るとのことですが、月9の視聴率は編成部を大幅に刷新する前から低迷が続いており、フジテレビのイメージやコンテンツに対する期待度が大きく下がっていることがうかがえます。

そうした中で、かつてのヒットメーカーを総責任者に据えたところで、劇的に月9の視聴率が伸びるとはどうしても思えないというのが正直なところですが、今後放送する作品にどのような変化があるのか、フジテレビの看板ドラマ枠として復活を遂げられるのかどうか見ものですね。

参照元
  • https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2589412/
  • https://www.oricon.co.jp/drama/683/episode/
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