滝沢秀明がジャニー喜多川社長の後継者に。新会社やタレント養成所設立? タッキー&翼解散、今井翼が退所の理由は…

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タッキー&翼

2002年9月11日にデビューしたユニット『タッキー&翼』が、デビュー前日の今年9月10日に解散し、メンバーの“タッキー”こと滝沢秀明さん(36)は年内で芸能界引退、今井翼さん(36)はジャニーズ事務所を近く退所することが13日未明に電撃発表されました。

8月中旬から2人はそれぞれジャニーズ事務所側と話し合い、『タッキー&翼』として活動を再開させることは難しいと判断し、9月11日に直接2人で話し合い、10日でユニットを解散という形で決まったそうです。

そして、2人は12日に東京都内で各スポーツ紙の取材に応じ、今井翼さんはジャニーズ事務所を退所することを決めた理由について、「滝沢にも迷惑をかけ、関係各位の皆様や事務所にも迷惑を掛け続け、これ以上ご迷惑をお掛けすることはできないという思いと、自分自身の体調をより万全にする時間を選択したい思いから、ジャニーズ事務所を退所する決意に至りました」と説明しています。

<↓の画像は、今井翼さんの写真>
今井翼

今年3月に再発し治療をしていた内耳の病気「メニエール病」については、すでに完治と言えるような状態になっており、日常生活を送る上では問題無いとしています。

ジャニーズ事務所を退所後については、まだどうするかは考えられないとしながらも、「引退ということを決めているわけでもなく、引退するわけでもない」と話し、芸能活動再開を視野に入れています。

今井翼さんは滝沢秀明さんとの不仲説についても言及しており、「これだけ、ともに歩んできた。1周どころか、この関係は何周もしてきた。(解散は)決して仲違いが理由じゃない。僕にとっては大事な家族以上に過ごしてきた仲間。『これからも、よろしく』ということとは違うけれど、彼と過ごせたことは感謝している。」「迷惑を掛け続けたという責任と、自分のケジメです」と明かし、不仲による解散説をキッパリと否定しています。

また、芸能界を引退する滝沢秀明さんについては、「とてもジャニーさんの思想を受け継いで、そういうことに長けている人間だと思っています」「もちろん応援したいですし、関係性は変わらないので、何かあったらお互い頼りあってもいいですし、今後も男としての付き合いができればいいなと思っています」と話しています。

一方、年内の活動をもって芸能界引退を発表した滝沢秀明さんは、今後はこれまでジャニー喜多川社長(86)が行ってきたジャニーズJr.の育成、舞台やコンサートなどエンターテインメント関連のプロデュース業に専念するとしており、ラストステージは2016年から年末に開催してきたソロのディナーショーになる見込みで、今井翼さんと今後ファンの前に現れることは無いといいます。

<↓の画像は、滝沢秀明さんの写真>
滝沢秀明

2006年からライフワークとしている主演・演出の舞台『滝沢歌舞伎』については、こちらも年内をもって引退し、来年春に予定している公演については「僕が演出する舞台ができれば」と話しています。

滝沢秀明さんは『タッキー&翼』の解散について話し合いをする中で、ジャニー喜多川社長から「Jr.の育成とかを手伝っていく、というのは1つの手だよね」と提案され、「プレイングマネージャー」として、タレント兼プロデューサーとして活動するという選択肢もあると言われたそうなのですが、「やるからには本気でやりたいですし、片手間になってもファンの方や後輩たちにも失礼。生半可な気持ちで人の命を扱えない。そういう甘さはこの世界にはないと思う」と話し、こうした思いから表舞台から退くことを決めたといいます。

なお、ジャニーズ事務所の経営面については引き続き、メリー喜多川副社長(91)、藤島ジュリー景子副社長(52)親子が担当し、滝沢秀明さんが事務所のトップに立つことはないそうで、「僕はそこの立ち位置になれる器の人間ではないので。経営はできないですから」「この間ジュリーさんとお会いして、協力をしてやっていきましょう、という話をさせていただきました。ジュリーさんを中心に、そうしたジャニーズの体制になっていく日が来るのかなと感じています」と語っています。

<↓の画像左がメリー喜多川副社長、右が藤島ジュリー景子副社長>
メリー喜多川・藤島ジュリー景子

そして、ジャニーズ事務所の企業情報を掲載している公式コーポレイトサイトでは、ジャニー喜多川社長のコメントが掲載され、「滝沢秀明がタレントとしての経験と知識を生かし、『ジャニーズJrたちの育成で、ジャニーさんを手伝いたい。』と言ってくれた時、私は驚きと共に嬉しくて涙がこぼれそうでした。このような決断をしてくれた滝沢には心より感謝しています。」と心境を明かしています。

<↓の画像は、滝沢秀明さん、ジャニー喜多川社長の写真>
滝沢秀明とジャニー喜多川社長

また、「私の意思を継承してくれるタレントを絶え間無く育成する養成所を設立する事が、私にとりましては一朝一夕で叶えることが出来ない永年の夢であり、希望そして願いでした。これまでも事務所にレッスンスタジオはございましたが、タレント達にとって必要な基礎と応用の全てに対応出来る場所を作りたいと考えて温めてきた構想がいよいよ形になります。」とも綴っているのですが、今後はジャニーズJr.の育成、プロデュースに特化したグループ会社を設立する予定だと各スポーツ紙は報じています。

<↓の画像は、今後のジャニーズ事務所の体制>
2019年以降のジャニーズ事務所の新体制・予想図

14日付の『スポーツニッポン』(スポニチ)によれば、ジャニー喜多川社長が明かした養成所というのは、これまでジャニーズ事務所にあったレッスンスタジオ等とは性質が異なるようで、芸能関係者は「稽古場で踊りや歌をただ覚えるというのではなく、座学も含めてエンターテインメントのイロハや理論から学んでいく、学校のような位置づけを考えているのでは」と話しているとしています。

『日刊スポーツ』は、「将来的には語学をはじめとする勉学など、内面も含めて磨く機関を設けていくようだ。」と伝えています。

このように滝沢秀明さんが裏方に回ることによって、ジャニーズ事務所に大きな変化が起ころうとしているのですが、ネット上の反応を見てみると、

  • 必要な基礎の前に、一般社会人としての常識や礼儀作法もきっちり教育したら?
  • 内輪で盛り上がってるだけじゃないの。。復帰を待っていたファンは蚊帳の外でぽっかぁーんでしょう
  • 最古参のマッチはじめタッキーより上の先輩達は長年ジャニーさんの元にいて教えられる立場にはいないってことか。今回のこの解散、引退発表、翼くんの退所には違和感しかない。
  • 今まではある程度選んで入れてたけど、養成所になるとお金さえ払えば誰でも入れそうだね。お金が入るね。
  • タレントを養成する前に社員を養成したほうがいいのでは?マスコミ対応もロクにできないし、ファンも大切にしないではどうしようもない。ま、上に立ってる人間がジュリーメリーだし、どうにもならんか。
  • 養成所設立プランか…社長も昨日今日の思い付きで語ったわけではないだろう。滝沢がマネージメント部門で社長の後継者だという話は以前からあったし、その才能も実績もあったようだから。昨日の『タキツバは解散していました』報道は何だったのか?滝沢が裏方に専念するために解散は待ったなしの結論だったのだろうね。
  • ジャニー喜多川が滝沢をリスペクトしている姿勢は良く判る。だがジャニーがいなく成った時に、今までに名前が上がっていた滝沢より年上の人間が、どう思いどう動くかだろう。ひとつ間違えば、派閥争いが勃発する可能性がない訳ではない。
  • ファンは置き去りだし、翼くんが退社するのがどうしてもわからない。引退ではないのだから、そのままジャニーズ事務所にいた方が自然。特にこれから病気の治療が必要な社員を切り捨てた感じがある。新たな養成学校にしても起訴と応用が大事なら。既存のグループにせめて口パクをさせない姿勢が欲しい。

などのコメントが寄せられています。

昨年9月から活動を休止し、それから1年後には『タッキー&翼』は解散したというまさかの事後報告、加えて今井翼さんは近々ジャニーズ事務所を退所し、今後2人が揃うことは無いとのことから、多くのタキツバファンがショックを受けています。

しかし、ジャニーズ事務所や主要スポーツ紙はそうしたファンの気持を汲むことなく、どんどん話を前に進めているほか、滝沢秀明さんの才能などを絶賛する記事を連投するなどしており、この状況には違和感を抱きますね。

そうしたことなどから、ジャニーズ事務所が今後新たにグループ会社や養成所を設立するという話に対しても、現時点では批判的なコメントが多く見受けられるのですが、こうしなければならなかった裏事情があるのかもしれません。

ネット上でも様々な憶測が飛び交っているのですが、週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が配信の記事では、芸能関係者が今回の騒動のきっかけについて、「タッキーが“事務所を辞めたい”と言い出したことなんです。もともとタッキーはジャニーさんの寵愛(ちょうあい)を受けていると感じていたので、“ジャニーさんが亡くなったら事務所を辞める”とまで考え、口の堅い親しい人には相談していたようです。」と語っています。

滝沢秀明さんはかねてからジャニー喜多川社長ら、自身をここまで育ててくれたジャニーズ事務所側に対して感謝の気持ちを明かしているので、この話は事実かどうかは定かではありませんが、ジャニー社長から可愛がられていた一方、藤島ジュリー景子副社長との関係についてはどうだったのかは不明で、ジャニー社長やメリー喜多川社長が退き次第、ジャニーズを辞めようと思っていたかもしれません。

そのため、早い段階で滝沢秀明さんをジャニー喜多川社長の後継者的なポジションに据え、慰留に成功したとも考えられますが、これが吉と出るか凶と出るかは分からず、将来的に「タッキー・ジュリー体制」になることによって、また新たな問題が勃発するかもしれないという声もあります。

あまりにも突然の発表によってファンたちは事務所に対する不信感をさらに募らせ、ジャニーズのイメージがより悪化してしまったように感じられますが、滝沢秀明さんが裏方に回ることで何か変化が起き、良い方向へ動き出していくのかどうか、引き続き注目したいところですね。

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