性加害問題で虚偽告訴の伊東純也がアジアカップ代表離脱で物議。ホテルで同意なき性的な行為の疑いで刑事告訴され騒動に

『日本サッカー協会（JFA）』が1日に声明を発表し、『AFCアジアカップ』の日本代表メンバー・伊東純也選手(30)がチームから離脱することを発表しました。

伊東純也選手は1月開幕のアジアカップの日本代表メンバーに選出され、1月14日のグループステージ第1戦、同19日の第2戦に先発出場し、同24日の第3戦にも途中出場しましたが、31日の決勝トーナメント1回戦はベンチ入りするも出場機会はありませんでした。

31日には週刊誌『週刊新潮』によって、20代女性に対する性加害疑惑で刑事告訴されていたことを報じられており、ネット上で大きな波紋を広げており、試合後に伊東純也選手は報道について問われると、「サッカー以外のことは（話すのは）駄目と言われたので」と語るのみでした。

そして、1日に伊東純也選手の代理人弁護士は、ホテルで女性と会ったことは認めつつも「性加害は無かった」「全くの事実無根」として、大阪府警に虚偽告訴容疑の告訴状を提出し受理されました。

こうしたトラブルを受けてJFAは、「JFAでは報道されている事実関係の内容について当事者の主張が異なっていると理解しており、慎重な対応が求められると考えています。JFAとしては、伊東選手本人の心身のコンディションを考慮した結果、伊東選手が本日付でチームを離れることを決定しました。SAMURAI　BLUEと伊東選手を応援していただいている多くの皆様にご心配をおかけしていることについてお詫び申し上げます」と、「心身のコンディション」を理由に伊東純也選手の代表離脱を発表しました。

なお、伊東純也選手の代表離脱に伴って追加のメンバー招集は行わないとしています。

JFAに続いて、2022年7月から所属するフランス1部リーグの『スタッド・ランス』もコメントを発表し、「今週水曜日に日本のメディアが報じた内容と、伊東純也選手が起こした名誉毀損の告訴状に注目しています。これまで伊東の人間的資質と行動が、クラブによって疑問視されることはありませんでした。」「現段階でクラブは選手との団結を示しています。スタッド・ランスは、疑惑の事実を明らかにする具体的な情報を待っている段階で、関連する法的進展に細心の注意を払う予定です。しかし、スタッド・ランスは、このような重要なテーマを無視することはできず、行動を起こさない、あるいは沈黙を守ることも望んでいません。クラブはここ数シーズン、リーグと共同で女性に対するあらゆる形態の暴力との闘いへの取り組みを改めて表明し、新たな啓発活動に取り組んでいます」としています。

そして、伊東純也選手が性加害疑惑で日本代表を離脱したことに対してネット上では、

• 純也、嘘だよな…？
• すげータイミングだなしかし
• やばい イラン戦負けてしまうぞこれ
• アジアカップ優勝出来なかったらどうする　今すぐ呼び戻せ
• 素人に手出すからこうなる　プロじゃダメなのかよ
• もう代表に戻ってくることないなこりゃ
• これ引退もあるやろ
• 負けたら週刊新潮と女のせいな　絶対に許さないよ
• 事実無根なら何ら恥じることはないだろ堂々と代表を続けろよ
• 疑惑がシロで終わっても、もう代表は戻れなそう。イメージが悪い
• まあスポンサーの手前はっきりするまでは純也は復帰できんな
• フランスのクラブもこれじゃ契約解除するしかないだろ
• 30歳だから結構年いってるんだよね　問題がグダグダ長引いて2年とかすぎたら、、、もう選手としてピークは過ぎてる可能性も出てくる

などの声が上がっています。

伊東純也選手は2017年に日本代表に初招集され、その後も2022年のワールドカップでも代表に招集されて全試合に出場、攻撃の中心選手としてチームのベスト16入りに貢献し、そして3大会ぶり5度目の優勝を狙うアジアカップでの活躍にも大きな期待が寄せられていました。

そうした中で、まさかの性加害疑惑で刑事告訴されていたことが表沙汰となり、代表離脱発表に対してサッカーファンからは、週刊新潮や被害を主張する女性への批判も噴出する事態となっています。

被害を主張する女性によれば事件が起きたのは昨年6月で、飲食店で伊東純也選手等と飲食店で合流後、伊東選手が宿泊するホテルに連れて行かれ、大量のお酒を飲まされて眠ってしまったところ、Aさんは伊東選手から同意なく性的な行為をされ、友人のBさんは伊東選手のトレーナーから性的な行為をされた記憶があると主張しています。

女性の証言によると、トレーナーが伊東純也選手に対して「こっちの子ともやれよ」と声をかけ、伊東選手がBさんのいるベッドに移動したことまでは記憶があるものの、その後の記憶は途切れているとしています。

一方で伊東純也選手側は、女性たちとホテルで過ごしたことは認めているものの、昨年9月以降に協議をする中で、AさんとBさんの証言が不自然に変化していることを指摘し、さらに物的証拠も一切存在せず、嘘の証言によって刑事告訴をしたとして逆告訴しています。

警察はすでに捜査を進めているとのことですが、両者の主張が真っ向から対立していて、この問題が解決するまでにはある程度の時間がかかるでしょうし、もし性加害は無かったとされてもイメージの悪化によって代表復帰は絶望的との声や、このまま現役引退の可能性もあるとの見方もありますが、果たして今後どうなるでしょうかね。