ブルース・ウィリスが前頭側頭型認知症で会話不能状態に…病気が進行、妻が現在の状態や生活を語る
2022年に言語機能障害「失語症」を公表し、引退を発表した元ハリウッド俳優ブルース・ウィリスさん(70)が、現在は会話が一切できない状態にあることが分かりました。
ブルース・ウィリスさんの引退は2022年3月に家族が発表し、約1年後には「前頭側頭型認知症(FTD)」と診断されたことが明らかになりました。
その後も家族はSNSでブルース・ウィリスさんの姿を公開し、変わらず元気そうな姿を見せており、今年3月には長女で女優のルーマー・ウィリスさん(37)が「I love you Daddio Happy 70th Birthday papa」と綴り、ブルースさんと元妻で女優のデミ・ムーアさん(62)が仲良くダンスする動画を公開していました。
- 長女が今年3月公開の動画(Instagram)
しかし、その後も病気の症状が進行し、現在は会話が出来ない状態にあると妻でモデルのエマ・ヘミングさん(47)がインタビューで明かしました。
<↓の画像は、ブルース・ウィリスさんと妻のエマ・ヘミングさん>
エマ・ヘミングさんはブルース・ウィリスさんが前頭側頭型認知症と診断されて以降、この病気への理解を広める活動に取り組んでおり、同じ病気を抱える家族を持つ人達を支援するために、自らの実体験をまとめた著書を9日に出版し、それにあたり複数のメディアのインタビューを受けていました。
ブルース・ウィリスさんの現状について、「本当に身体の調子は良いんですが、脳だけがちゃんと機能しなくて。もう会話することはできません」
と明かし、失語症の症状がさらに進んでコミュニケーションがより取りづらくなっているといいます。
ブルース・ウィリスさんは現在、エマさんのことを妻と認識できているのか問われると、「彼はきっと分かっている。私はそう感じるんです。私たちと一緒にいると、彼は明るくなりますから」「今でも繋がっている」「彼は私たちの手を握るし、私たちが彼にキスやハグをすると、彼も同じようにするんです」「私が彼の妻だとか、私たちが結婚した日だとか、そんなこと彼に覚えいてもらう必要はありません。私はただ、彼と繋がっていると感じたい。そして、実際にそう感じるんです」「夫は今もここにいてくれる。そのことに本当に感謝しています」
などと、涙ながらに語っています。
また、ブルース・ウィリスさんの現在の生活について、家族と暮らしていた自宅を離れて「24時間体制のケアが整えられたセカンドホーム」で生活しているといい、これは苦渋の決断だったものの、より安定した環境を提供したいとの思いから、プロの介護士に頼ることを決意したと説明しています。
ブルース・ウィリスさんが暮らすセカンドホームは自宅のすぐそばにあり、そこで家族が集まって毎日一緒に食事するなど、なるべく多くの時間を過ごすようにしているといいます。
<↓の画像は、家族に囲まれて笑顔を見せるブルース・ウィリスさんの写真>
また、デミ・ムーアさんもエマさんら家族と良好な関係にあり支援を続けており、ポッドキャスト番組ではブルース・ウィリスさんの現状について、「あんなにも生き生きとしていて力強く、揺るぎない意志を持っていた人が、別の人格に変化していくのを見るのはつらい。でも、大切なのは相手の立場に寄り添うこと。その人の従来の姿や、自分の理想通りでいてくれることを望まないこと。そうすれば、素晴らしい優しさや、柔らかく繊細で愛に満ちた何かが見つけられる」
と語っています。
そして、ブルース・ウィリスさんの現状が明らかとなりネット上では、
- 年齢的にはまだまだ第一線で活躍できるのに、ホント、病気は怖いね
- ダイハード大好きでクリスマスが近くなると無性に観たくなる だからブルースウィリスのこういう姿を見ると本当に悲しい
- テロに巻き込まれたら記憶が戻ってキレキレになったりしないのか
- 現妻と元妻まで普通に寄り添ってるところはアメリカの家族らしいといえばそうだし、単にブルース・ウィリスさんの人柄がそうさせてるのかも
- 言葉が交わせなくなっても家族といる時は明るくなるっていうのは救いだ…人格が変わったかのように敵意むき出しになる人もいるから
- ダイハードシリーズでボロボロになりながらイカした台詞を交えて敵を倒してきたブルースが、喋ることもできないのはショック。
でも、最適な決断とケアを提供してくれる家族が一緒で良かった。どの家族にも最適な距離感があって、今の彼らには別邸暮らしが適切だと思う。
などの声が上がっています。
ブルース・ウィリスさんは映画『ダイ・ハード』シリーズ、『アルマゲドン』、『シックス・センス』など数多くの大ヒット作品に出演し、2020年からは『ソフトバンク』のCMでドラえもん役を演じるなど日本でも馴染み深いハリウッドスターで、60代後半での俳優引退と認知症発症の公表は大きな衝撃を与えました。
失語症を公表してから1年も経たないうちに、ほとんど会話ができない、他人の言葉もあまり理解できない状態にまで症状が進行していることも明らかになっていました。
ブルース・ウィリスさんが発症した前頭側頭型認知症は、「人格・社会性・言語」を主に司る「前頭葉」と、「記憶・聴覚・言語」を司る側頭葉の前方部分に萎縮がみられる神経変性による認知症を指し、現時点では根本的な治療方法や、症状の進行を止める有効的な手段はありません。
そして、発症後は認知機能低下などの症状が進行していくことで、発症から平均で6~8年ほどで寝たきりの状態となり、「発症後の余命は7~13年」とのデータもあります。
ブルース・ウィリスさんはすでに会話が出来ない状態にあるというものの、家族の手を握ったり、キスやハグをしたり、明るい姿を見せるなど感情表現がまだ出来る状態にあるようで、それも1年後にはできなくなっている可能性もありますが、これからも家族に支えられながら穏やかな余生を過ごしてほしいです。
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- https://joshi-spa.jp/1378708
少し前にブルースの直近の映像あがっていたけど、情報遅いな