日本テレビ『24時間テレビ』出演タレントギャラ発生の理由とは? 関係者が裏事情を激白! 今年も偽善番組と批判殺到か?

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24時間テレビ38

8月22・23日に放送されるチャリティー番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)は今年で38回目を迎え、、メインパーソナリティーをジャニーズのV6とHey! Say! JUMPが務め、チャリティーマラソンのランナーをロックバンド『BREAKERZ』のボーカルでタレントのDAIGOさん(本名=内藤大湖 37歳)が決定しました。

同番組は、視聴者等から寄せられた寄付を国内外の福祉・環境保護・災害復興の支援に役立てる事を目的とした番組となっており、健常者だけでなく、障がい者や被災者、難病患者等に着目して、チャリティーマラソンやドラマスペシャル、ドキュメンタリー、チャレンジ企画を行いますが、チャリティーを謳っているにも関わらず、出演者にギャラが発生していること等が原因で世間からは、「偽善番組」「障害者を利用しているお涙頂戴番組」等といった批判の声が毎年多く寄せられています。

海外ではチャリティー番組というと一般的にノーギャラとなっており、こうした批判の声が寄せられているわけですが、2013年に週刊誌『フラッシュ』によって出演タレント別のギャラが報じられた際に、非常に高いギャラを貰っているとされたため、ネット上では炎上状態となりました。

同誌によれば、2013年にメインパーソナリティーを務めた嵐のメンバー5人のギャラは5000万円で1人あたり1000万円嵐の大野智さんはスペシャルドラマで主演を務めたことからプラス500万円、チャリティーパーソナリティーを務めた女優の上戸彩さんは500万円、チャリティーマラソンランナーの森三中・大島美幸さんは1000万円、総合司会の羽鳥慎一アナは500万円等となっており、更に番組スポンサーのCM収入合計金額は22億2,750万円に対して、番組の予算は総制作費4億2,000万円だということも報じられています。

そして、批判が殺到したことから日本テレビ側が「今年も(嵐には)ボランティアで務めていただいております」と異例のコメントをしたところ、火に油を注ぐかたちとなり、より多くの批判が日本テレビ側に寄せられる結果となりました。

こうした批判が毎年寄せられているにも関わらず、なぜ日本テレビはノーギャラにしないのか多くの方が疑問に思っているかと思いますが、「THE PAGE」では絶対匿名を条件として日本テレビの関係者が実状を明かしています。

同関係者によれば、芸能活動によって収入を得ているタレントに「チャリティー番組なのでノーギャラでお願いします」とは言いだしにくいそうですが、タレントや所属事務所によっては「チャリティー番組なんだから、そんなに高いギャラはいらない」と言う方もいるそうです。

しかし、番組にはスポンサーが多く付いていることから高額の収益が発生しており、出演者に対しギャラを支払わないというのは難しく、いち民放局としては今の形の番組作りが現実的に最良なのだといいます。

そしてこれに対してネット上では、

  • ギャラ無しでも出演する人だけで番組を作り、それを公表すればいい。タレントの好感度にもなり、浮いた制作費とスポンサー収入含めて寄付すればいいんじゃないの
  • 番組の趣旨としてはとてもいいと思うが、深夜時間帯のくだらない企画はやめてほしい。そもそも24時間やる必要があるのか
  • 障害者の方の為を思うなら一年に一度だけ取り上げるのではなく、深夜枠で良いので一年中取り上げて貰いたいです。日本選手権のベスト4以上の試合や世界大会の試合はダイジェストでも良いので放送して上げて貰いたいです。深夜枠でも全国放送されれば、障害者スポーツの認知度も上がるし、スポンサーもつきやすくなると思います。スポンサーがつけば障害者スポーツをやる人も支援する人も出来る事の幅が広がると思います。深夜枠で良いので何処かの局が放送してくれる日が来ることを願ってます。
  • チャリティーなんだから番組制作費はCM収入でまかなうのは問題ないが、番組制作費以外は全て募金に回すべき。それがチャリティー
  • もうマンネリ化したから、放送を打ち切れ。テレビの時代は終わった。

などのコメントが寄せられていました。

同番組に対する寄付金額を見てみると、2014年は9億3665万5640円、2013年は15億4522万6444円、2012年は11億6847万1704円と毎年数億~数十億単位の寄付が集まっており、これが障がい者や難病患者、被災者の役立っていることを考えると、番組の存在意義があることは確かなことだと思いますが、もしタレントのギャラをノーギャラとして浮いた分を寄付に回せば、より多くの方が救済されることになります。

そして、完全にノーギャラとすることによって世間からの批判も減り、出演者のイメージもより上がることになるため、日本テレビ側は現在のかたちが最良と考えているようですが、今後タレントのギャラはノーギャラとし、広告収入に関しても寄付に回す、もしくはCMを一切流さず、それでも番組を支持してくれるスポンサーだけで番組作りをしてほしいものですね。

ちなみに、ビートたけしさんは以前ラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)にて、24時間テレビについて「ヨダレ垂らした芸能人どもがめちゃくちゃ高いギャラ稼ぐくせに、これ以上貧乏人から金巻きあげんな。チャリティっていうくらいならおまえら全員ノーギャラで出ろよ!」と言っていたそうです。

参照元
  • http://thepage.jp/detail/20150613-00000005-wordleaf
6件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    さっちやん
    ID:MDc3ZTYyND

    だから昔から、この番組嫌いなのだ。障害者を利用した偽善者番組。

  2. 2
    匿名
    ID:MDFkZmVmMz

    騙されてる感じ。

  3. 3
    匿名
    ID:NmNiM2QxZj

    たけし正論!だからさんまやたけしは出演してないよね。

  4. 4
    匿名
    ID:OTE0MTZhYT

    チャリティーの意味を理解しない人達のための番組だからね…
    利用される側も利用する側も何らかの利益があるんだろーね…
    まだフジの27時間の方がオモロイわ

  5. 5
    匿名
    ID:NDI1NjljMW

    かなしい

  6. 6
    匿名
    ID:YTY1YjM0Zj

    そうやわ‼チャリティーですけど出てくれませんか?のオファーに応えてくれた方々でしたらいいのよ。
    やっぱり仕事やから、仕事感がでてるのがイヤなのよねー。

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