坂上忍が仕事干されたい願望告白の過去。バイキングMOREや坂上どうぶつ王国の最終回後に消える?

週刊誌『週刊ポスト』に続いて7日発売の『女性自身』も、情報ワイドショー番組『バイキングMORE』（フジテレビ系 平日午前11時55分）の来年春での打ち切り終了説を報じ、同誌はさらに総合司会の坂上忍さん(54)に直撃取材も敢行しています。

『女性自身』も数日前に、『バイキングMORE』が来年3月末をもって打ち切り終了との情報をキャッチしていたといい、フジテレビ関係者は取材に対して、「この件は、坂上さん本人にも制作側からすでにされているようです。番組終了はまず第一に視聴率の低迷が原因。放送時間拡大で、かえって番組全体の平均視聴率が低下。他局のライバル番組に大きく後れをとってしまった。局としてはエースの伊藤利尋アナを異動させてテコ入れを図った結果だけに頭の痛いところでした」と明かしています。

番組打ち切りの原因は視聴率低迷に加えて、坂上忍さんのギャラが高騰したことも大きな理由とし、「坂上さんの現在の『バイキングMORE』1日のギャラは100万円前後。年間2億円以上のギャラはかなりの負担になります」としています。

気になる後番組については、「後継の帯番組も情報バラエティが検討されているようです。MCはギャラも手ごろな某人気中堅芸人という話が浮上しています」と語っています。

その真相を確かめるため、『女性自身』は2日に坂上忍さんに直撃取材を敢行し、番組終了について話を聞くと、「申し訳ないんですけれど、僕の方からお答えすることができないので。ゴメンなさい。でもその内容だったら僕に聞く必要はないと思いますよ」「少なくとも（フジテレビには）これだけお世話になっているわけですから、関係がまずいわけがなく、そこらへんは無理してそうやって書かないようにしたほうが僕はいいと思います」と答えたそうです。

＜↓の画像が、『女性自身』の取材に応じた坂上忍さんの写真＞

『バイキングMORE』は今後も続く？との問いには、「そういう話を僕個人に聞いたところで、あんな大きな番組、僕の意見って関係ないですよ。それはまず、フジテレビさんなんじゃないですか。」などと語り、去っていったとのことです。

この対応についてニュースサイト『サイゾーウーマン』は、「日頃からは考えられない“異例の対応”」とした上で、『バイキングMORE』の打ち切り終了は、業界内でも「ほぼ確実」だと見られていると報じています。

週刊誌記者は、坂上忍さんの記者に対する対応について、「坂上は週刊誌による直撃取材をよく思っておらず、普段は煙に巻いてしまう。『どうせ本当のことは書かないでしょ』『こういうのは全部お断りしてるから』などと、そもそも取材に応じようとしない。ところが今回の『女性自身』の取材には、それなりの対応を取っている」「昨年8月に『週刊文春』がパワハラの件で直撃した際には、1時間半も取材に応じたことを、雑誌が発売する前に同番組内で坂上自ら明かしていた。つまり、直撃に応じざるを得ないと判断すれば、週刊誌相手でもきちんと対応するということ」だと指摘しています。

このように坂上忍さんの記者への異例対応から、『バイキングMORE』の終了は確実視されているとのことですが、この他にも坂上さんの冠番組『坂上どうぶつ王国』（フジテレビ系 金曜19時）の打ち切り終了説が浮上しています。

『日刊大衆』によれば、『坂上どうぶつ王国』は野球中継や特番放送によって放送回数が激減し、11月は一度も番組が放送されなかったそうです。

＜↓の画像は、坂上忍さんの冠番組『坂上どうぶつ王国』出演者の写真＞

番組の視聴率については、10月22日放送回の世帯平均視聴率が9.4％、13～49歳男女の視聴割合を示すコア視聴率は3.1％、10月8日に放送の3時間スペシャルは、世帯が7.7％、コアが2.7％だったそうです。

視聴率が芳しくないことが原因で、放送回数が激減しているとみられており、番組終了時期は来年春もしくは秋が有力視されているようです。

このように様々な情報、憶測が飛び交っているのですが、ネット上では『バイキングMORE』などの終了を惜しむ声は少なく、番組終了報道に対して歓迎ムードとなっています。

もし『バイキングMORE』と『坂上どうぶつ王国』が来年終了した場合、坂上忍さんがMCの地上波レギュラー番組は『坂上＆指原のつぶれない店』（TBS系 日曜19時）のみとなります。

有吉弘行さんに続いて、坂上忍さんも歯に衣着せぬ毒舌トークが視聴者に受けて、2013年ごろからバラエティ番組への出演数が激増し、昨年の番組出演本数も400本を超えていました。

しかし、坂上忍さんのパワハラまがいの言動に対しては視聴者から不快の声が上がっており、そうしたことが原因で番組の視聴率も低下し、さらにはギャラも高騰しているのだとすれば、レギュラー番組が相次いで終了するのも当然です。

ちなみに、坂上忍さん自身は2019年に出演した『アナザースカイ』（日本テレビ系）で、「あんだけ言いたい放題言ってたら、殺される時があるかもしれないと思いますよ。」「誤解は当たり前。だからいろんな意味で嫌われる覚悟は持ってないとダメ」「早く干されたいんだよ、俺は。こんなクソみてえな業界」「理想的なのは、還暦までにちゃんと先細りしていくこと。もう精神がもたないから。もう勘弁してくれよ。冗談じゃねぇよ、こんなもん。だけどそれが、楽しいわけだ」などと語っていました。

坂上忍さんは来年55歳で、理想としているビジョンよりも前に仕事が無くなりそうな気配が漂っていますが、『アナザースカイ』では早く仕事を干されたいとも語っており、『バイキングMORE』などの打ち切り終了も本望かもしれないですね。