今年の紅白出場歌手巡りネットで物議。ジャニーズは性加害問題で排除、Stray KidsやSEVENTEEN等が初出場

今年の『第74回NHK紅白歌合戦 ボーダレス－超えてつながる大みそか－』の出場歌手（計44組）が13日に正式発表され、旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）のタレントは1組も出場せず、紅組と白組合わせて計13組が初出場となっています。

紅組の初出場歌手は、国内外で活動し今年大ブレークした4人組ダンス＆ボーカルグループ『新しい学校のリーダーズ』をはじめ、Adoさん、anoさん（別名＝あの）、伊藤蘭さん、K-POPグループ『TWICE』の日本人メンバー3人で今年結成のユニット『MISAMO』の計5組となっています。

一方の白組の初出場歌手は、2020～2022年にかけて3年連続で紅白の司会を務めた俳優・大泉洋さん、シンガーソングライター・キタニタツヤさん、主にネットで活動の6人組エンタメユニット『すとぷり』、3人組バンド『10-FEET』、『Mrs. GREEN APPLE』、5人組バンド『MAN WITH A MISSION』、韓国の8人組グループ『Stray Kids』、13人組グループ『SEVENTEEN』の計8組が出演します。

そして、今年の紅白出場者発表を受けてネット上では、

• 韓国勢多すぎ
• 藤井フミヤと伊藤蘭って今年話題になった？
• ジャニーズ出なくてよかった　出たらクソミソに言われるし
• 今の流れでは旧ジャニーズは仕方ないよね　来年以降はカムバック出来るかもしれない
• 今回は世間の目もあり当然と言えど、旧ジャニーズは紅白卒業という形で来年も出場しない方向でいいのでは　そんなプライドもあってもいいと思う
• NHKの対応、昔からジャニーズの噂を知っていて使い続けたことには責任は無いのかなあ？個人的には大罪だと思うよ。
  ジャニタレ廃除するなら過去の責任を取り、今年の紅白は中止するべきだと思う。
• 紅白歌合戦ってなくなってもいいくらい面白くないから別にいい。ってか、全く活躍してない演歌歌手がでている意味が分からない。
• あのちゃん、リーダーズ、椎名林檎あたりはちょっと見たいかも。ゴリゴリに尖ったのやってほしいね。
• ジャニーズ出場するしないよりも、そもそも出場歌手に豪華さが無い。年末のミュージックステーションやベストアーティスト、FNS歌謡祭の方がよほど豪華メンバーになりそう

などの声が上がっています。

2010年代に入って以降、紅白には毎年5～7組の旧ジャニーズグループが出演し、昨年も紅白には『KinKi Kids』『関ジャニ∞』『King & Prince』『Snow Man』『SixTONES』『なにわ男子』の計6組が白組で出場しましたが、今年はジャニー喜多川さんの性加害問題によって現時点で出場者リストに名前は無く、旧ジャニーズ勢がゼロの紅白は1979年以来44年ぶりとなります。

Snow Manに関しては紅白の出場者発表前に、大晦日にグループのYouTubeチャンネルでライブの模様を無料生配信することを発表しており、紅白に出場しないことを残念がる声もあるものの、多くのファンからは1曲しか披露しない紅白よりも、ライブを開催してくれる方が嬉しいといった声が上がっています。

そして、旧ジャニーズ勢がゼロとなる今年の紅白は両組合わせて13組が初出場で、NHKによれば今年も紅白の選考基準は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3点を中心としているそうですが、例年同様に今年活躍したとは思えない歌手も複数いますね。

また、NHKと繋がりが深い大手芸能事務所『アミューズ』からは、『エレファントカシマシ』、『Perfume』、大泉洋さん、福山雅治さん、星野源さんが出場と、今年も人選に偏りを感じますし、旧ジャニーズ勢を排除しながら「ボーダレス」というテーマを巡ってもネット上では物議を醸していますが、旧ジャニーズが出場しない紅白はどれほどの視聴率を取れるのか注目したいところです。