ドラマ『SUITS』第1話視聴率発表。織田裕二&鈴木保奈美が月9共演で話題、アメリカ版の原作と比較し厳しい声も…

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鈴木保奈美(すずきほなみ)と織田裕二(おだゆうじ)

俳優・織田裕二さんと女優・鈴木保奈美さんが、27年ぶりに共演している月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系 月曜21時)の第1話が8日に30分拡大放送され、初回平均視聴率が14.2%(関東地区)だったことが明らかになりました。

月9枠で7月期に放送された沢村一樹さん主演『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』は、初回平均視聴率10.6%、最終回は10.8%、全10話の期間平均視聴率は10.6%となっており、7月期から大幅に視聴率を上げています。

初回平均視聴率が14%を超えるのは、昨年7月期放送の山下智久さん主演『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 3rd season』以来1年ぶりとなります。

織田裕二さんが月9で主演するのは、2008年7月期放送の『太陽と海の教室』以来10年ぶりで、この作品では高校教師役を演じていましたが、『SUITS』では企業案件を専門に取り扱う敏腕弁護士を演じています。

<8日スタートの新月9ドラマ『SUITS/スーツ』>
フジテレビ新月9ドラマ『SUITS スーツ』

『SUITS』は、アメリカで現在シーズン8が放送されている同名人気ドラマのシーズン1を原作としており、ハーバード大学に留学経験を持つ東京大学出身の敏腕弁護士・甲斐正午(かい・しょうご)と、目に映ったものを完全に記憶する天才的な頭脳を持つフリーター・鈴木大貴(すずき・だいき)が出会い、2人でバディを組んで様々な難しい訴訟に挑んでいく姿を描いています。

織田裕二さん演じる甲斐正午とバディを組む鈴木大貴役はHey! Say! JUMP・中島裕翔さんが演じ、2人が所属する「幸村・上杉法律事務所」の所長兼代表弁護士・幸村チカ役を鈴木保奈美さん、同事務所の弁護士をサポートするパラリーガル・聖澤真琴役を新木優子さん、甲斐の秘書・玉井伽耶子役を中村アンさん、甲斐の同僚・蟹江貢役を小手伸也さん、大貴の悪友の妹・谷元砂里役を今田美桜さんが演じ、この他に磯村勇斗さん、田島令子さん、國村隼さんらが出演しています。

<↓の画像は、『SUITS/スーツ』メインキャストの写真>
SUITS出演の中村アン、新木優子、小手伸也、鈴木保奈美、織田裕二、中島裕翔
(左上から時計回りに、中村アンさん、新木優子さん、小手伸也さん、鈴木保奈美さん、織田裕二さん、中島裕翔さん)

8日放送の初回放送のあらすじは、甲斐正午が所長の幸村チカから昇格の条件として、パートナーとして働く若い弁護士「アソシエイト」(パートナー、部下として働く弁護士)を雇うように命じられ、甲斐は気乗りしないながらもそれを受け入れ、新人採用の面接会を行います。

そこへ偶然訪れたのがフリーターの鈴木大貴で、大貴は1度目にしたものは決して忘れない記憶力、優れた頭脳を持ち、悪友の影響からその日暮らしのフリーター生活を送りながら、様々な業種の替え玉受験をするなどの行為をしています。

しかし、大貴の能力に興味を持った甲斐は、大貴を採用することにするのだが…という展開となっていました。

そして、初回放送を終えてネット上では、

  • 原作を見ていないので、展開も新鮮に感じられたし、織田も鈴木もさすがの演技で、非常に面白かった。
  • 初回はなかなか面白かった、主演の織田裕二の安定した芝居は見ていて安心感があるし、鈴木保奈美は相変わらずの美貌だし、中島君は可愛らしいし、見ていて気持ち良かった。
  • 面白かった。恋愛と違うとこが良かったし期待してなかった中島が案外良かった。最初がちょっと分からんかったけどドンドン展開が面白くなって延長しててもまだまだ見たいと思ったぐらい。これからに期待。
  • 何だかんだ言っても、やはり織田裕二は主役としての華がある。(脇役はできないが)やはり、月9は華がないと。設定をほとんど変えず、台詞もアメリカ調なので、本家を見ている方からはツッコミ多数でしょうが、私は気になりませんでした。保奈美さん、演技は上達してないけど、本当に綺麗。カンチとリカを知る世代は楽しみなドラマです。
  • 本家SUITSは確かに最初から鮮烈でグイグイ引き込まれるかっこよさと楽しさがあった。ただ、リメイク版はストーリーの粗筋が分かっている上で見ているので、多少印象が薄れるのは仕方ない。個人的には今後も期待したい。
  • アメリカ版をほぼ見てるから見たけど、見てるからこそわかる細かいところもたくさん盛り込まれてた。織田や中島は良かったと思う。倒すべき敵がへなちょこ過ぎて弁護士の凄さがわかりにくい。それが続くと面白くなくなると思う。
  • 原作と比較すると設定もキャストも何もかもが無理があり期待はずれであるのは否めない。何より織田裕二の演技が滑稽すぎる。原作のキャラを意識せず、オリジナルの演技プランを立て直した方がいいのではないか。
  • 日本版を観ておもしろいと思った人には是非アメリカ版を見てほしい!本家はもっとカッコいいし面白い
  • ハーバードでの下見、予習がカットされてるあたり、日本のドラマ制作費の無さが露呈してた。本気で作り込めない日本の経済力の衰退が感じられた。織田裕二の演技は素晴らしいと思ったが、やはりハーヴィーのかっこよさは表現できないなぁ。

などのコメントが寄せられています。

原作の『SUITS』はWOWOWで放送されているほか、DVD・Blue-ray化もされており、日本でも高い人気を得ているドラマだけにリメイクには心配の声も多く、織田裕二さんと中島裕翔さんのコンビはイメージとは違うといった声や、脚本・演出などに対しても心配する声が多く上がっていたのですが、初回放送後の視聴者の反応を見てみると、原作を知っている視聴者からは不満げな声が多く上がっています。

本家アメリカ版の『SUITS』予告動画

一方で、アメリカ版を見ていない視聴者からはまずまずの好評価を得ている様子で、織田裕二さんと鈴木保奈美さんが1991年1月期放送の『東京ラブストーリー』以来、27年ぶりに共演をしているということでも大きな注目を集めていることから、このまま脚本などが酷くならなければ2ケタキープは間違いないかもしれないですね。

ちなみに、織田裕二さんが2年前の2016年10月期に主演した『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系 日曜21時)では、ディーン・フジオカさん、土屋太鳳さん、中谷美紀さんらと共演し、初回13.1%、それから第8話まで2ケタをキープしていたものの、第9話で9.3%、第10話(最終回)が7.8%と失速し、全10話の期間平均視聴率は10.5%でした。

果たして、『SUITS』は今後どのように推移していくのか、これからの展開に注目したいですね。

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