おぎゆか脅迫事件で犯人捕まる。新潟放送等に殺害予告メッセージ…戸賀崎智信に続く被害発生

NGT48の人気メンバー“おぎゆか”こと荻野由佳さん（おぎの・ゆか 20歳）を名指しし、「殺す」と書いた紙をファックスで送信したとして、新潟中央署などが20日に、京都府城陽市の無職・堂本一輝容疑者(24)を逮捕したことが明らかになりました。

＜↓の画像は、荻野由佳さん脅迫事件報道の写真＞

発表によると、5月9日に「荻野由佳を殺す」と繰り返し綴ったA4用紙1枚を『新潟放送（BSN）』にファックスで送信した疑いが持たれており、取り調べに対して容疑者は「送ったのは間違いない」と容疑を認めているとのことです。

同様のことが書かれた紙は、新潟市内の複数の行政機関などにも送信されていることが明らかになっているため、新潟県警は関連を調べているとしています。

今回の事件では、ファックスを送られた『新潟放送』が代理人を通じて荻野由佳さんに連絡し、荻野さんが警察に被害届を提出したことで新潟県警が捜査を行い、ファックス送信元の番号が京都市内のコンビニだったため、防犯カメラの映像などから容疑者が浮上したそうです。

そして、この脅迫事件に対してネット上では、

• 脅迫は良くない。だが、機械越しよりも実際に襲われそうになった方がもっと怖かったはず。
• FAX一枚で逮捕？どんだけ守られてんだよ、山口さんは守ってあげなかったのに。荻野はもう辞めてほしい。
• いつかこうなる気がしていた。運営が一番悪い。こんな自浄力のない運営がいつまでも何もせずもたもたしていることにも問題がある。
  こんな組織およびグループは良い機会だから解散してほしいと思う
• 荻野さんの安全の為、NGT48からの解雇を早急に進めた方がいい！
• 荻野があの襲撃事件に絡んでる疑いがあるからといってこれはよくない。
  まぁ、これで荻野も襲撃された山口の気持ちが少しでも分かればいい。
• 腹が立つ気持ちは分かるが、これはしてはいけない行為。もう20代なのだし、分別がなさすぎる。
  この脅迫を考えてみたら、やはり運営側が正しく判断して対応しないからだと思う。
  脅迫だけでなく、現実に何かあっても不思議じゃない。NGTは解散して、浄化すべき。
• 悲劇のヒロインになるチャンスを与えてるだけだと思うんだけど。こんな事しても山口さんは喜ばない。
  法を超えず事実をつまびらかに明かす以外ないと思います。
  特に大ごとにならず良かったし、これもまたなるべくしてなった因果応報だとも思う。

などのコメントが寄せられています。

18日に卒業公演を行った山口真帆さんは昨年12月に暴行事件の被害に遭い、この事件を巡っては荻野由佳さんら複数のメンバーも関与していたのではないか、ファンと繋がっていたのではないかという疑惑が浮上し、ネット上では荻野さんらが猛バッシングを浴びています。

しかし、運営サイドはファンと繋がりがあった複数のメンバーを処分することなく、活動を継続させていることで炎上は続き、荻野さんをモデル起用したファッションブランド『Heather（ヘザー）』も多くの批判を浴びたことでPR活動が中止となりました。

また、この事件に首を突っ込んだAKB48グループの元総支配人・戸賀崎智信さんも脅迫を受けるなど、暴行事件に関連して様々なトラブルが発生しているのですが、脅迫行為自体は許されないことではあるものの、運営サイドの対応にも問題があるとする声も多く上がっています。

20日付の『日刊スポーツ』の報道によれば、NGT48は6月以降も活動の目処が立っていないといい、予定していた新曲の発売やツアー開催も白紙、さらに別のAKB48グループのCD発売などにも影響を及ぼし、毎年出場している『NHK紅白歌合戦』も今年はどうなるか分からないといいます。

このような深刻な状況のため、運営側がファンも納得するような説明を行う必要があるとされているのですが、今後もこれまでと同様に誠意ある対応を見せない限り、他のメンバーも脅迫事件に巻き込まれる可能性がありそうです。

【追記 5/20 21時55分】
荻野由佳さんを脅迫した男が逮捕されたことを受けて、所属事務所『ホリプロ』が公式サイト上でコメントを発表しました。

ホリプロは今回の事件について、「捜査協力のため、脅迫を受けている事実の公表は控えておりましたが、警察に対して告訴すると共に、厳重な処罰を求めて参りました」と明かした上で、「荻野に対しては全く事実に反する誹謗中傷、いわれのない風評、また本件のような脅迫行為により警備も厳重にせざるを得ず、荻野も恐怖を感じておりましたが、ここまでぎりぎりの精神でずっと耐え忍んでいた次第です」としています。

最後に、「荻野本人の名誉を毀損する行為があった場合には当社として厳正に対処すると、これまでにもお伝えしておりましたが、あらゆる脅迫、ネットやSNSなどでの不当な誹謗中傷等の違法行為に対しましては、今後も法的な手続きも含めまして厳正な対処をしていく所存です」と警告しています。

＜↓の画像が、ホリプロ発表のコメント全文の写真＞