ベイビーレイズJAPAN解散、理由は方向性の違い…あまちゃん『暦の上ではディセンバー』で注目も人気伸びず…

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ベイビーレイズJAPAN

『レプロエンタテインメント』所属の5人組アイドルグループ『ベイビーレイズJAPAN』(略称:ベビレ)が25日、9月24日のラストライブ『ベイビーレイズJAPAN LAST LIVE ~全虎が啼いた!伝説の最高雷舞(クライマックス)~』をもって、グループが解散することを公式サイト上で発表しました。

公式サイト上での発表によると、2012年に結成したベイビーレイズJAPANも昨年5周年を迎え、野外でのワンマンライブ3連戦をやり切った頃から、スタッフとメンバーとの間で今後について話し合う機会が増えたといい、その理由については「今まで走り抜けてきた分、一度止まって振り返り、未来を考える必要があったからです。メンバー同士でも本気で気持ちをぶつけ合い、全員で必死に考え続けました。」と説明しています。

そうした話し合いを何度も続けた結果、「この先、全員で同じ方向を向いて活動することが出来ない」という結論に至り、グループを解散させることを決めたそうです。

そして、ベイビーレイズJAPANとしてのラストライブは、富士山と山中湖を一望できる野外会場「山中湖交流プラザ きらら」で開催するといい、「すこしアクセス面で難がある会場ではございますが、 日本を象徴する山である富士山を背負ったステージで、そのパワーと虎ガーの皆様の力を借り、史上最高の景色をお見せしたいと思います。メンバー・スタッフ一同、一致団結して準備してまいります。」としています。

<↓の画像は、ベイビーレイズJAPANのメンバー写真>
ベイビーレイズJAPANのメンバー(大矢梨華子、傳谷英里香、林愛夏、高見奈央、渡邊璃生)
(画像左から大矢梨華子さん、傳谷英里香さん、林愛夏さん、高見奈央さん、渡邊璃生さん)

また、ベイビーレイズJAPANのメンバーである傳谷英里香さん(でんや・えりか 22歳)、大矢梨華子さん(おおや・りかこ 21歳)、林愛夏さん(はやし・まなつ 23歳)、高見奈央さん(たかみ・なお 21歳)、渡邊璃生さん(わたなべ・りお 18歳)のコメントが掲載されており、それぞれが解散への思いを綴っています。

<↓の画像が、メンバー5人のコメント>
ベイビーレイズJAPAN・傳谷英里香の解散発表コメント全文

ベイビーレイズJAPAN・林愛夏の解散発表コメント全文

ベイビーレイズJAPAN・大矢梨華子の解散発表コメント全文

ベイビーレイズJAPAN・高見奈央の解散発表コメント全文

ベイビーレイズJAPAN・渡邊璃生の解散発表コメント全文

この発表を受けてネット上では、

  • あまちゃん特需を生かせれなかったのかな。
  • 久々に名前見たら解散か~。
  • 絶対9nineのほうが解散先だと思ってたわ
  • パスポに続いてべビレまで解散かぁ。厳しい時代だなぁ。
  • 解散ライブが山梨wwwwwww
  • さすがに9nineを超えることはできなかったか その9nineも川島海荷卒業以降はやや伸び悩んでいるけどいまなお活動していることがすごい
  • 傳谷と林以外は使い道になさそう
  • マジか でんちゃん最近脱ぎ路線でどうしたかと思ったらこういうことか
  • アイルネ、PASSPO☆、JEM…いいグループばかりいなくなる…
  • アイドルブームで話題になったグループもこれで最後かな
  • 続けるだけならできたけど先が見えなかったんだろうな
  • 世代交代があるのか知らないけど もし無いグループなら キリのいいところで解散が普通で幸せやろ 女性グループでメンバー変わらないなら いつまでも続く方が見てて気の毒になる
  • AKBの恩恵で盛んだったアイドル産業もAKBが落ち目になれば連動して終わる アイドル氷河期の突入だな

などのコメントが寄せられています。

9月24日のラストライブをもって解散するベイビーレイズJAPANは、2014年までに日本武道館で公演できなければ解散という公約で活動を開始し、2012年9月26日にCDデビューを果たしました。(活動開始当初のグループ名は『ベイビーレイズ』)

そして、2013年4月~9月放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』に登場する架空のアイドルグループ『アメ横女学園芸能コース』の持ち歌として、ベイビーレイズJAPANが歌唱する楽曲『暦の上ではディセンバー』が使用され、後にベイビーレイズJAPANのシングルとしてリリースされ、オリコン初登場6位と初のTOP10入りを果たしました。

アメ横女学園芸能コース版の『暦の上ではディセンバー』

『あまちゃん』のヒットの影響などによって、ベイビーレイズJAPANは一躍注目を集めるようになり、それ以降にリリースしたシングルはオリコンTOP10入りを続けていました。

ベイビーレイズJAPAN版の『暦の上ではディセンバー』

2014年12月には、公約としていた日本武道館公演を達成し、その場でグループ名が現在の「ベイビーレイズJAPAN」となり、以降も楽曲のリリースやコンサートの開催、バラエティ番組への出演など精力的に活動していたのですが、人気は伸び悩んでいた様子です。

人気低迷はCDの売り上げに表れており、2016年1月リリースの11枚目シングル『走れ、走れ』は、『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)のエンディングテーマンドに使用され、オリコン初登場3位の結果を残したのですが、その後リリースした作品全てTOP10入り出来ておらず、11位、15位、17位という結果で、ミニ・アルバムも11位に終わっています。

こうした受けてなのかどうかは定かではありませんが、今年に入ってからは1枚もシングルがリリースされておらず、ライブ数も明らかに少なかったようなので、薄々感づいていたファンもいたかもしれないですね。

ここ最近、そこそこ名前の知られたアイドルグループの解散が相次いでおり、しばらく続いたアイドルブームもついに終焉を迎えているのかなと感じさせますが、レプロでは2005年結成の『9nine(ナイン)』もくすぶった状態が続いています。

すでに10年以上もメンバーを交代しながら活動を続けているものの、中心メンバーだった女優・川島海荷さんらが脱退後、グループとしての人気がイマイチ伸びない状態が続いており、このまま活動を続けても人気が伸びる可能性は低そうなので、近いうちに突然解散発表があっても不思議ではないですね。

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