不仲説のファンキー加藤とモン吉がFUNKY MONKEY BΛBY'Sで活動開始。引退のDJケミカルは不参加、否定的な反応も…

2013年に解散した音楽グループの“ファンモン”こと『FUNKY MONKEY BABYS（ファンキーモンキーベイビーズ）』が、ボーカルのファンキー加藤さん（本名＝加藤俊介 42歳）とモン吉さん（本名＝塚本達 42歳）の2人で活動を再開することが明らかになりました。

ファンモンは11日放送の音楽特番『音楽の日2021』で、解散以来8年ぶりに一夜限りの復活を果たし、東京・八王子にある実家のお寺「法蓮寺」を継ぎ、住職になることを理由に引退したDJケミカルさん（本名＝田野倉智文 38歳）も出演、3人で生パフォーマンスを披露しました。

＜↓の画像が、『音楽の日2021』に出演した現在のファンモン・メンバーの写真＞

左からファンキー加藤さん、DJケミカルさん、モン吉さん

ファンモンの復活は大きな反響を呼び、番組の瞬間最高視聴率14.5％を記録したのもファンモンが出演のシーンで、グループの完全復活を望む声も多く上がっていました。

そして、番組放送から5日後の16日にファンモンの公式サイト上で、ファンキー加藤さんとモン吉さんの2人で、『FUNKY MONKEY BΛBY’S』という新たな表記に変更し、2人で再始動することが発表されました。

表記は変わっても読み方は同じで、「A」をギリシア文字の「Λ（ラムダ）」に変えた理由は、1画少ない方が画数が良いことで変更し、BABYSの部分に「’（アポストロフィ）」を打った理由は、DJケミカルさんがグループに加入する前に、この表記で活動していたため、初心に戻るという意味が込められているそうです。

グループ再結成に至ったきっかけは、『音楽の日』への出演に向けたリハーサルを重ねる中で、ファンキー加藤さんとモン吉さんが、2人でも一緒に活動していきたいとの思いが強くなり、DJケミカルさんからも2人の活動を快く応援するとの言葉があったことから、再びファンモンとしても活動していこうとの決断に至ったとしています。

ファンモンの再始動にあたってファンキー加藤さんとモン吉さん、さらにDJケミカルさんもコメントを発表しており、以下が3人のコメント全文となります。

そして、ファンモンが2人で再始動することに対してネット上では、

• ファンモン復活するの激アツ案件すぎ
• ファンモン復活は胸熱すぎる
• 大大大好きなファンモン 2人で活動再開泣いてしまう
• ファンモン2人で続けてくれるの？！？！ありがとうございます！！！ケミカルすごいなぁ後押ししてくれて
• 活動再開は率直にうれしい。音楽の日で久しぶりに3人の熱い歌を聴いて観れて、やっぱり良いなぁと思い、ケミカルがいなくても、この2人でまたやればいいのになと思ってました。
  ケミカルがいないのは寂しいけど仕方がない。ただ、ファンキー加藤さんのあの件がどうしてもチラついてしまい複雑な気持ちになってしまったのは本心です。
  でもでも、やっぱりまたあの2人の歌声が聴けるのがうれしい。頑張って欲しい。
• ケミカルがいないファンモンなど認めません！
• ファンモンて、実はケミカルさんの役どころが大きいんだよなぁ
• 素直に喜べない…復活を願ってるしファンモンの歌をまた聴きたいけど2人だけの再結成はとても複雑な気持ちなんだよな…解散しないで2人で続けていてくれたらまた違ったかもだけど
• ファンモン昔好きだったから復活は嬉しいけど、「ケミカルがいないとファンモンじゃない」って言って解散したのに、ケミカルいないまま復活するのはちょっとモヤッとする。
• ケミが居ないならファンモンじゃない！と言ってたのになあ…という気持ちは無くはない。
  あの幻の1回はケミがいたから幻なんだけど、今後ファンモンの曲をライブとかで聞き続けられるなら、とっても嬉しいことだよね。
• あれだけ不仲不仲でこれから一緒にってある意味凄い。不仲バンドグループ多いけど、ここまで憎み合ってる感を出したのに再結成って…
• 再結成の理由は金ないからだろ。大半の歌手がやめてから復帰すんのなんて、そんな理由だけしかない
• 限定復活だったから感動出来たわけで、味しめて復活とは…色んな意味で残念なユニット
• 真ん中のDJなしでの復帰は違うんじゃないの？それに今の加藤が何歌っても響かない。これまでの曲はなんとか聞けても、これからは無理だと思う
• 復活は嬉しかったけど、あの日だけの方が良かったと俺は思ってしまう。
  グループの曲の方向性を全く新しいものにするなら話は別だけど、応援・エール・元気が出るような曲・メッセージ性の強い曲…それを今のファンキー加藤が歌っても何も響かない。

などの声が上がっており、賛否両論となっています。

ファンモンの3人は東京・八王子出身で、もともとソロ活動していたファンキー加藤さんとモン吉さんの2人で2004年1月にファンモンを結成、後にDJケミカルさんが加入して2MC＋1DJという形となりました。

結成から2年後の2006年1月にメジャーデビューし、2009年には日本武道館公演を開催、『NHK紅白歌合戦』への初出場も果たすなどし、2012年には全国アリーナツアーも成功させましたが、2013年の全国ツアーをもってグループを解散することを電撃発表しました。

人気絶頂の中で解散する理由として挙げられたのは、DJケミカルさんの脱退で、実家のお寺を継ぐために音楽をやめることになり、メンバーやスタッフ間で何度も話し合った末に、「DJケミカルのいないファンモンはファンモンじゃない」との結論に至り、解散を決断したとしていました。

また、ファンモンの解散理由を巡っては、ファンキー加藤さんとモン吉さんの不仲説も浮上していましたが、これはあくまでも噂レベルの話で、解散前からメンバー間の関係は良好だったとされています。

そして、解散から8年後に『音楽の日2021』で一夜限りの復活を果たし、それから間もなくDJケミカルさん抜きでグループ再結成、再始動することに対しては、ファンからも様々な声が上がっています。

DJケミカルさんは、曲中にDJをほとんどしないDJでしたが、グループのマスコット的キャラクターで、ファンモンに必要不可欠な存在だったとして、2人での活動再開に否定的な声も少なくありません。

また、ファンキー加藤さんの過去のスキャンダルによって、曲を聴いても心に響かなくなったとして、ファンモン再結成に対しては冷ややかな反応も多く見受けられます。

一方で、今後またファンモンの歌を聴けるのは嬉しいという声も多いので、現時点では今後の具体的な活動内容などは発表されていませんが、過去の曲を歌唱するだけでなく、2人でまた新たな曲作りをしながら、様々な活動を展開していってほしいですね。