田宮二郎の息子・田宮五郎が47歳で死去。浅野ゆう子と交際し結婚も噂されるも、くも膜下出血が再発し帰らぬ人に

映画『白い巨塔』や『悪名』シリーズ、クイズ番組『タイムショック』で司会を務めていたこと等で知られる俳優の故田宮二郎さん(享年43)の次男であり、2006年に放送されたNHK大河ドラマ『功名が辻』等に出演していた俳優の田宮五郎さん(本名=柴田英晃)が、6日未明に47歳の若さで亡くなられていたことが分かりました。

(↓の画像は、田宮二郎さんの写真)

田宮さんは2012年4月に自宅でくも膜下出血によって倒れ、一時は危険な状態にあったものの、同年7月にリハビリ専門の病院に転院してその後12月に退院。

そして、交際相手の女優・浅野ゆう子さん(54)が、田宮さんに付き添い献身的な看病をしていましたが、2日にくも膜下出血が再発して倒れ、救急車で病院に搬送されたものの意識が戻ることはありませんでした。

(↓の画像は、浅野ゆう子さんの写真)

【以下引用】

俳優田宮二郎さん(享年43)の次男で俳優の田宮五郎さん(たみや・ごろう、本名柴田英晃=しばた・ひであき)が6日に亡くなったことが10日、分かった。47歳だった。
葬儀は8日に近親者で済ませた。

関係者によると、五郎さんは今月2日早朝に都内の自宅で、くも膜下出血の再発で倒れた。

同居している女優の浅野ゆう子(54)が発見し、救急車で都内の病院に搬送された。

その後、五郎さんは意識が1度も戻ることなく、6日未明に、浅野にみとられて息を引き取ったという。

五郎さんは、ドラマ「白い巨塔」などで知られる田宮二郎さんの次男。06年に39歳で俳優デビューした。
同年のNHK大河ドラマ「功名が辻」に黒田長政役で出演した。

浅野とは、07年から交際を始め、同じ事務所に所属した時期もあった。

12年4月にくも膜下出血で倒れ、一時は重篤な状態になったが、同7月にリハビリ専門病院に転院し、同12月に退院した。

その間、浅野は献身的な看病にあたり、同6月に交際が報じられると、「良き理解者である田宮さんは今、『生きていきたい』と前向きに信念を持ち、懸命に病と闘っております」とコメント。
退院後も同居していた。

関係者によると、五郎さんは最近も復帰への意欲を見せ、体調も順調に回復していたという。

【引用元：日刊スポーツ】

これにネットでは、

• もちろんご本人も若くして亡くなりお気の毒ですが、浅野さんも心配ですね。今すぐには無理でしょうが、幸せになってほしいと思う。
• 浅野ゆう子に対して良いイメージが無かったけど、田宮五郎への献身的な看病をしてたとのことで、彼女のイメージが変わった。できれば、彼と幸せになってほしいな。ショックだと思うけど、立ち直って素敵な女優になってほしい。
• 最近お見掛けしないと思っていたら救急で入院し、まさかお亡くなりになるなんて・・・。お父様の非業の死といい息子さんといい、悲しいです。
• 病気にならなければ浅野さんと今頃結婚して、俳優として活躍していたのかもと思うと、田宮さんも浅野さんも本当にお気の毒です
• まだ若いのに……絶句。彼と言い、木村拓也氏と言い、くも膜下出血の怖さを、つくづく感じる。心より、ご冥福をお祈りしたい。

などのコメントがありました。

浅野さんは自身の仕事が忙しいにも関わらずこれまで献身的な看病をしており、2012年9月に週刊誌『女性自身』が報じた記事によると、田宮さんは2012年4月にくも膜下出血で倒れて、その後7月にリハビリ専門の病院に転院したものの、左半身に麻痺が残っており、更には脳もダメージを受けて高次脳機能障害という状態にあり、感情の抑制が利かないこともあったとのことです。

高次脳機能障害とは、脳が病気によって損傷を受けた結果、病気の前に経験したことが思い出せなくなったり、その後の経験や情報を覚えられなくなった状態を指す記憶障害、必要なものに意識を向けたり、意識を集中させたりすることが、上手くできなくなった状態を指す注意障害、物事を論理的に考え、計画して問題を解決し推察、そして、行動するといったことが出来ない状態、また、自分の行動を評価したり、分析したりすることができない状態を指す遂行機能障害、また行動や感情を場面や状況にあわせて、適切にコントロールすることができなくなった状態を指す社会的行動障害など多岐に渡ります。

田宮さんの知人曰く、後遺症によって会話がかみ合わないなどの症状が出ており、また体も思うように動かないことからイライラし、病院のスタッフに対して怒号を浴びせることもあったようです。

こうした状況にありながら浅野さんは辛い顔を見せることなく、田宮さんの世話を献身的にしていたそうで、浅野さんは田宮さんとの結婚も考えていたことや、田宮さんが病気を克服し仕事を再開することを誰よりも望んでいたでしょうから、田宮さんが亡くなられてさぞショックを受けていることと思います。

大事な人を亡くし、仕事も手に付かない状態にあるかもしれませんが、少しずつ前を向いて、これから田宮さんの分も仕事を頑張っていってもらいたいですね。

田宮五郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。