TKO木下隆行の業務提携を白紙撤回発表。ジーニー堤の事務所と契約巡りトラブル発生、松竹芸能に話し通さず問題に?

2020年3月17日（火）12:44

お笑いコンビ『TKO』の木下隆行さん（きのした・たかゆき 48歳）が15日に芸能事務所『松竹芸能』を退所し、翌日にモノマネ芸人・ジーニー堤さん(34)の芸能事務所『ジーニーズエンターテイメント』と業務提携したことが発表されましたが、この発表を巡って誤解を招いてしまったとして、業務提携契約をいったん白紙撤回することなどをジーニーさんがブログ上で発表しました。

ジーニー堤さんは、芸能事務所『ジーニーズエンターテイメント』などの運営を手掛ける『株式会社ヴィンテージ1』の社長でもあり、16日に更新した自身のブログ上で、『松竹芸能』を退所したTKO木下隆行さんと業務提携契約を結んだことを報告した上で、「イベントやテレビ、ラジオをはじめとした既存の仕事から新ジャンルにおける挑戦まで、幅広くサポートさせて頂く予定でございます。」と発表しました。

＜↓の画像は、モノマネ芸人・ジーニー堤さんの写真＞

また、TKO木下隆行さんを巡る黒い噂やトラブルなど、様々な報道が飛び交っている状況にあるため、3月末から4月頭には準備を整えて、本人による説明の場を設ける予定とし、『ジーニーズエンターテイメント』の公式サイトには、“業務提携”としてTKO木下さんのプロフィールページもアップされていました。

しかし、ジーニー堤さんは17日未明に改めてブログを更新し、「昨日、私がブログに投稿した記事、そこから派生した報道は事実とは異なり誤解を生じさせるものでした。ここに撤回し、昨日の記事を削除した上で、ご迷惑をおかけした関係者の皆さまに謝罪いたします。」とお詫びコメントを発表し、事務所の公式サイトからTKO木下隆行さんのプロフィールページも削除しています。

＜↓の画像が、TKO木下隆行さんのプロフィールページ写真＞

TKO木下隆行さんと『ジーニーズエンターテイメント』は業務提携にあたって、「口頭での了承は得ていた」ものの、「それはあくまでも、弊社が単に木下さんの営業窓口のひとつとなるという話であり、木下さんがヴィンテージ1の所属タレントとなるという話ではまったくありませんでした。」と説明しています。

続けて、「業務提携という言葉で意図とすることが伝わると安易に考えた私のブログ記事が原因で、木下さんがあたかも弊社の所属タレントとなったかのような報道」がされてしまったとし、「木下さんはもとより、松竹芸能さまをはじめ、ご関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしました。改めてここに心より謝罪申し上げます。」と謝罪した上で、「木下さんとの業務提携もいったん白紙撤回させていただきたく思います。」としています。

しかし、すでにTKO木下隆行さんの仕事に関する問い合わせがすでに来ているようで、それに関しては誠実に対応していくとしています。

16日に各スポーツ紙などは、TKO木下隆行さんがジーニー堤さんの事務所と業務提携契約を締結したことを報じ、特に誤解を生むような内容では無いと感じるのでした。

しかし、17日に『サンケイスポーツ』は【TKO・木下、松竹退社し即移籍木本に移籍の連絡はなし】とのタイトルで、TKO木下隆行さんがジーニー堤さんの事務所と業務提携したことを伝えるとともに、「今回の移籍について松竹芸能は『特に報告を受けていません』とコメント。関係者によると、木下から木本に移籍の連絡はなかったという。」と報じており、松竹側にちゃんと話を通していなかったことで業務提携を白紙撤回した可能性もありそうです。

TKO木下隆行さんは15日をもって『松竹芸能』を退所しましたが、TKOのコンビ活動は今後も続けると松竹側や相方・木本武宏さんが様々な場で明言しており、あくまでも円満退所であるため、今後また『松竹芸能』に戻る可能性もあるとしていました。

そのため、TKO木下隆行さんの業務提携発表を巡って、裏側で揉め事が起きた可能性もありそうですし、TKO木下さんは退所にあたって、一定の期間はどの事務所にも関わらずにフリーで活動するといった話があったことも考えられます。

真相は不明ですが、また新たにこうしたトラブルが起きてしまった以上は、しばらくは業務提携などもせずにフリーで活動していった方がいいのかもしれませんね。