ボクシング世界王者・寺地拳四朗が車破壊で警察沙汰、防衛戦白紙も? 悪質事件を週刊文春報道、示談未成立で危機…

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車損壊のプロボクサー寺地拳四朗選手

元プロボクサー・寺地永さん(てらじ・ひさし 56歳)の次男で、WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗選手(てらじ・けんしろう 28歳)が、他人の車をボコボコに破壊し、警察沙汰になっていたことを26日発売の週刊誌『週刊文春』がスクープしています。

週刊文春によれば、寺地拳四朗選手は12月19日に8度目となる防衛戦が内定した後の7月に、酒に酔った状態で警察沙汰の事件を起こしたといいます。

ボクシング業界関係者は週刊文春の取材に、「仲間と泥酔し、1人で帰宅途中に豊洲のタワーマンションに不法侵入。車庫に止めてあった住人の車をボコボコに破壊したのです。警察の取り調べに、寺地は犯行を認めたそうです」と明かしたとしています。

同関係者によると、寺地拳四朗選手は被害者に示談を持ちかけたそうですが、現在も示談は未成立といい、それによって寺地選手サイドは「示談が済んでから試合出場を決める」と主催者に伝え、防衛戦の正式発表が宙に浮いたままの状態にあるとのことです。

寺地拳四朗選手が所属する『BMBボクシングジム』の会長でもある父・寺地永さんは、週刊文春に取材に対して、車の破壊で警察沙汰になっていることを認めたといいます。

<↓の画像は、寺地拳四朗選手と父・寺地永会長の写真>
寺地拳四朗と父親・寺地永

寺地拳四朗選手の弁護士は、都内マンションで他人の車を破損させた事実、警察から事情聴取を受けた事実はありますと回答し、被害者には総額300万円の示談金を提示するも合意に至っていないこと、直接の謝罪すらも拒否されていることを明かしたとのことです。

それによって世界王者防衛戦は「現在、調整中」と回答したそうなのですが、寺地拳四朗選手が起こした事件に対してネット上では、

  • まじか、、拳四朗にはかなりクリーンなイメージがあったから、これが本当だとしたらかなり残念
  • 相手が示談に応じなければ試合も出来ないわけだし引退も視野に入れないといけないレベル。あまりにもプロとして軽率過ぎる。
  • 応援してたんだけどなぁ。酔ってたとか関係なく頭おかしいし示談で済むわけないわなぁ。
  • 犯罪やん。そら、示談金や謝罪で済む話ではないやろ。被害者からすれば、それで気が済む話ではないやろうし。せっかく素晴らしいキャリア築いてきていたのに残念。
  • 酒の勢いもあったとはいえ、到底チャンピオンがとる行動ではないね。応援していたのに、キャリアに傷をつけてもったいない。
    もし本気で示談での解決を望んでいるなら、金額が少ないのでは?
  • 器物損壊罪なので、被害者が告訴し、示談もしてくれなかったら、起訴される案件なので、不起訴か起訴かの結果を在宅で待っている状態か。
    お金を積んで示談しないと、よくて罰金刑。悪ければ執行猶予付きか3年未満の実刑もある案件。300万の示談金は安すぎるかも。
  • 強く人柄も良さそうで好きな選手だったので非常に残念。泥酔してたとはいえ不法侵入して車ボコボコはそこらの悪質ないかれた輩と変わらない…
    その住人とトラブルあってとか?それでもね…やった事は反社勢力と同じじゃん 本当に本人かと思ってしまう

などの声が上がっています。

住居不法侵入&器物損壊事件を起こしたという寺地拳四朗選手は、中学3年からボクシングを始め、大学4年時に国体の成年男子ライトフライ級で優勝、全日本選手権で準優勝し、大学卒業後の2014年にプロテストに合格しました。

2015年12月には日本ライトフライ級王者、2017年5月にWBC世界ライトフライ級王者となり、現在までのプロ戦績は17戦17勝(10KO)、現役世界王者では最多となる7度の防衛に成功しており、世界王座防衛の日本記録となる13連続防衛を目標に掲げています。

アメリカのメディア『BoxingScene.com』による格付け「チャンプ・フォー・チャンプ(CFC)」では、WBC世界ライトフライ級、WBO世界スーパーフライ級、WBAスーパー・IBF世界バンタム級の3階級制覇を達成した井上尚弥選手(27)よりも高く評価され、4位にランクインしていました。

寺地拳四朗選手は「スマイル・アサシン(笑顔の殺し屋)」の異名を持ち、試合中以外では少年のような優しい笑顔を見せ、親しみやすいキャラクターからファンも多く、今年9月から始めたYouTubeチャンネルには愛猫との動画なども投稿しています。

寺地拳四朗選手のYouTube動画

そんな寺地拳四朗選手が、マンションに不法侵入した上に、他人の車をボコボコに破壊して警察沙汰になっていたというのは驚きで、ファンからも失望したとの声が相次いでおり、現役引退レベルの大問題との声もあります。

現在の詳細な状況が分からないので何とも言えませんが、住居侵入罪・建造物侵入罪は非親告罪、器物損壊罪は親告罪となっており、被害者側がこのまま示談を受け入れずに告訴し、起訴された場合には有罪判決が下される可能性が高そうで、最悪の場合プロライセンス剥奪といったことになってしまうかもしれません。

少しでも罪を軽くするためには被害者との示談を成立させることが必須で、現時点で提示している示談金は総額300万円とのことですが、額を上げるなどして誠意を見せるしかないでしょうね…。

参照元
  • https://bunshun.jp/articles/-/41766
  • https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/148938
  • https://the-ans.jp/news/116722/
  • https://www.nikkansports.com/battle/news/201805260000178.html
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