黒木華の初主演TBSドラマ『重版出来!』第1話が低視聴率も高評価! 福山雅治の『ラヴソング』より面白いの声も

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黒木華

女優の黒木華さん(26)が主演を務めるTBS系の連続ドラマ『重版出来!(じゅうはんしゅったい)』(火曜22時00分~同54分)が12日よりスタートし、関東地区の初回平均視聴率が9.2%だったことが明らかとなりました。

今作は漫画雑誌『月刊!スピリッツ』で2011年より連載されている漫画家・松田奈緒子による漫画が原作となっており、タイトルの「重版出来」というのは本が売れて重版することを指す業界用語となっており、この作品は漫画家を支える編集者の仕事を描いています。

黒木さん演じる黒沢心は柔道一筋で、元日本代表選手で五輪代表候補だったもののケガで挫折。

新卒で大手出版社『興都館(こうとかん)』に入社し、週刊コミック誌『バイブス』の編集部に配属されることになり、心は漫画を売るために漫画家や編集部の仲間、営業マンや宣伝担当、書店員などの出版に関わっている人々とともに奮闘していくというストーリー。

黒木さんの他には、オダギリジョーさん、坂口健太郎さん、松重豊さん、荒川良々さん、安田顕さん、高田純次さん、生瀬勝久さん、小日向文世さん、ムロツヨシさん、アイドルグループ『でんぱ組.inc』の最上もがさん、武田梨奈さん等が出演しています。

<画像左上から時計回りに、オダギリジョーさん、黒木華さん、坂口健太郎さん、安田顕さん、松重豊さん、荒川良々さん>
TBSドラマ『重版出来!』の出演者

12日放送の第1話は、元五輪代表候補の心が大手出版社の『興都館』に入社、週刊コミック誌『バイブス』編集部に配属され、オダギリさん演じる先輩編集者で次期編集長候補の副編集長・五百旗頭敬(いおきべ・けい)の下、連載を担当する漫画家との打ち合わせや新人発掘、単行本の部数決定会議といった重版出来させるための地道な活動を目にし、この世界に魅せられていくものの、数々の難題が襲いかかってきて…というストーリー展開になっていました。

<↓の画像は、出演人物の相関図>
TBSドラマ『重版出来!』の出演者の相関図

そして、第1話終了時点での反応をネット上で見てみると、

  • なんとなく見てみたら結構面白かった。脇役豪華だったし。題材的にも日9だったらもっと視聴率とってたと思う。
  • 数字はともかく、ドラマとしちゃよくできてた。中に出てくる漫画の絵も手を抜いていないし、柔道の同僚に武田梨奈を当てるなど、細かいところも大筋のストーリーもテンポもよかった。多くの情報があるドラマなんだけど、黒木華さんの演技がうまく表現されていてわかりやすかったな。『花子とアン』とは全く違った役柄だけど、むちゃくちゃよかった。何より、面白かった。
  • 福山雅治のドラマよりこちらのほうがおもしろかったわ。何か安心して観ていられたな。
  • 好みが分かれるドラマかな。来週から同じ時間帯に違うドラマが始まるし、あちらの方が万人受けしそうというか女性が好きそうなドラマだから、重版出来はちょっと厳しいかな。。。
  • 面白かった。個性のある役者さん揃いで皆さん期待を裏切らなかった。来週は要さんと生瀬さんが出てくるので楽しみ。脚本次第ではもっと面白くなりそうなので期待

などのコメントが寄せられています。

主演の黒木さんは連ドラで主演を務めるのは今回が初であるものの、あまり注目されていた作品では無かったこともあり初回から2ケタに届かなかったようですが、視聴者からは面白い内容だったという好意的な声が多く上がっており、主演を務める黒木さんの演技はもちろんのこと、脇を固める俳優陣も豪華で、安定感があることから現時点での評価は、11日よりスタートした福山雅治さん主演の月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)よりも高い感じですね。

ちなみに、連続ドラ初主演黒木さんは、学生時代から演劇部に所属し、高校卒業後は京都造形芸術大学・芸術学部映画学科俳優コースに進学。

大学在学中から人気演出家・野田秀樹さんの演劇ワークショップに参加し、オーディションに合格して野田さんが手掛けるNODA・MAPによる公演『ザ・キャラクター』に出演しデビュー。

その後様々な舞台に出演し、2011年公開の『東京オアシス』でメインキャストとして映画初出演を果たし、その後は2012年後期に放送のNHK連続テレビ小説『純と愛』、2014年前期に放送の『花子とアン』、『リーガルハイ』第2シリーズ(フジテレビ系)、『天皇の料理番』(TBS系)などに出演。

また、映画『シャニダールの花』、『舟を編む』、『小さいおうち』での演技が高く評価され、『日本アカデミー賞』で新人賞や最優秀助演女優賞を受賞し、さらに『ベルリン国際映画祭』で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞しました。

今年は、1月よりスタートしたNHK大河ドラマ『真田丸』にも出演しており、3月26日より公開の映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』で主演、その他にも年内公開予定の『永い言い訳』や『エミアビのはじまりとはじまり』に出演するなど、演技が高く評価され大活躍しています。

初回視聴率は9.2%と微妙な結果となっていますが、同枠で今年1月期に放送された『ダメな私に恋してください』も初回9.0%、昨年10月期放送の『結婚式の前日に』は7.7%、昨年7月期放送の『ホテルコンシェルジュ』は9.4%…と、しばらく低視聴率が続いている枠なので、あまり数字を気にする必要は無いかもしれません。

ですが、19日より同時間帯にフジテレビ系で伊藤英明さん主演の『僕のヤバイ妻』がスタートし、両者の視聴率対決がどうなるかに注目ですね。

1件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:ZjVkZGMyMT

    働く書店ガール同様に現場(コミック編集部)からクレームが来ることは覚悟した方がいい、最悪の場合書店ガールのように取材不足と言われる

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