女優の深田恭子さん(33)が主演のドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系)の第1話が12日に放送され、関東地区の初回平均視聴率が9.0%だったことが明らかとなりました。
同ドラマは、女性向け漫画雑誌『YOU』で2013年より連載されている中原アヤさん同名人気コミックを原作としており、深田さんが演じる30歳で彼氏なし、貯金なし、仕事なしのダメ女・柴田ミチコと、NHKの朝ドラ『あさが来た』に出演中のディーン・フジオカさん(35)演じるミチコの元上司でドSな喫茶店マスター・黒沢歩のコンビが繰り広げるラブコメディ。
12日に放送された第1話は、務めていた会社が半年前に倒産し無職となり、加えて年下の大学生に貢いで借金を作り、生活が破綻していたミチコが、元上司の黒沢とバッタリ再会するところから始まり、祖母から引き継いだ喫茶店「ひまわり」の開店準備をしていた黒沢は、借金を完済するまでミチコを住み込みのバイトとして雇うことになり…という展開となっていました。
このドラマには深田さんとディーンさんの他に、三浦翔平さん、ミムラさん、野波麻帆さん、鈴木貴之さん、石黒英雄さん、佐野ひなこさん、吉沢亮さん、イジリー岡田さん、安田大サーカスのクロちゃん等が出演しています。
深田さんが連続ドラマに出演するのは、昨年2月に放送されたKAT-TUN・亀梨和也さん主演の『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系)以来1年ぶり、主演を務めるのは2014年10月期放送の『女はそれを許さない』(TBS系)以来となります。
そして、視聴者の反応を見てみると「気軽に見られそうでいい」「まったく期待してなかったけど、面白いわ」といった声が上がっているのですが、その一方では「ベタすぎて恥ずかしい」「演技が学芸会レベル」「深キョンが大根すぎてキツい」といった厳しい声も。
また、初回視聴率9.0%と2ケタに届かなかったことに対しては、「このご時世にしてはいい方」「及第点じゃないか」「棒演技の深キョンじゃ、視聴率が獲れなくて当然」「深キョンって、低視聴率のイメージ」などといった声が上がっています。
深田さんが近年主演を務めた連続ドラマの視聴率を見てみると、2012年10月期放送の『TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜』(フジテレビ系)は、全10話の平均視聴率が10.2%とギリギリ2ケタ。
2014年10月期放送の『女はそれを許さない』は、最高平均視聴率が7.3%、最低平均視聴率が4.9%で、一度も2ケタの数字を記録することもなく終了となり、全10話の平均視聴率は6.2%と大コケしています。
このドラマで深田さんは様々なコスプレをしており、第1話では喫茶店のチラシ配りをする際にひまわりの着ぐるみ姿を披露し、借金返済のために働いたコスプレキャバクラでは、AKB48風の衣装を披露し、アイドルのような振る舞いも見せ、さらにセーターを着用していた深田さんの姿も男性の視聴者からは好評だった様子。
また、ディーンさんは『あさが来た』に出演し人気が上昇しており、このドラマでは短髪に黒縁眼鏡姿で出演し、女性ファンから好評なようなので、ドラマの内容が極端に酷くなければ大きく数字がさがることはないかもしれません。
しかし、このドラマが放送されているTBSの火曜ドラマ枠は大コケドラマを数多く生み出しており、昨年10月期に放送の香里奈さん主演『結婚式の前日に』は全話の平均が約5.6%、同1月期放送の堀北真希さん主演『まっしろ』は5.8%などとなっているため、第2話以降の数字にも注目したいですね。