波瑠が主演『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』第1話視聴率は2ケタ届かず…関ジャニ∞横山裕の演技に批判の声も、内容まずまずか

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フジテレビドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の出演者たち

女優・モデルの波瑠さん(25)が主演の連続ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系 火曜22時)が12日からスタートし、21時から2時間スペシャルとして放送された初回の平均視聴率が関東地区で9.6%、関西地区で13.4%を記録した事が明らかとなりました。

このドラマは、小説家・内藤了さんの『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズが原作となっている猟奇犯罪ミステリー。

脚本は、『任侠ヘルパー』『S -最後の警官-』などを手掛けた脚本家・古家和尚さん、演出は『銭の戦争』『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』などの白木啓一郎さんが担当しています。

波瑠さん演じる主人公の藤堂比奈子は、警察学校を優秀な成績で卒業し、警視庁刑事部捜査第一課に配属されたばかりの新人刑事で、驚異的な記憶力と殺人犯に対する探求心を武器に、次々と起こる不可解な殺人事件の捜査を行っていきます。

そんな彼女は、一見明るく真面目な性格をしているものの、実は心に闇を抱えている人物というミステリアスな役どころとなっているのですが、比奈子の先輩の刑事・東海林泰久役を関ジャニ∞の横山裕さん、倉島敬一郎役を要潤さん、上司の厚田巌夫役を渡部篤郎さん、その他に、奥貫薫さん、林遣都さん、光石研さん、原田美枝子さん、お笑いトリオ『ジャングルポケット』の斉藤慎二さん、佐藤玲さん、高橋努さん、百瀬朔さん等が出演。

<人物相関図>
『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の人物相関図

第1話には、元AKB48の篠田麻里子さんが制服警官役で出演しました。

12日に放送の第1話は、母親の形見である七味の缶を持って歩き、それをあらゆるものに振りかけることから変わり者扱いされている警視庁捜査一課の新人刑事・藤堂比奈子。

ある日、捜査一課に宮原秋雄という男が遺体で発見されたという連絡が入り、驚異的な記憶力を持つ比奈子は即座に、その男は強制わいせつ容疑など過去に3度の検挙歴があると報告し、上司の厚田(渡部さん)はその言葉に驚いてしまうのですが、比奈子は過去10年に東京都内で発生した未解決事件、性犯罪の容疑者リストが全て頭に入っている。

その驚異的な記憶力を買われた比奈子は、先輩刑事の東海林(横山さん)や倉島(要さん)とともに初めて現場を訪れる。

そこには刃物で下半身を切り刻まれた無残な遺体があり、一同は思わず言葉を失ってしまうのですが、比奈子だけはそのような素振りも見せずに平然としていた。

その遺体の状況から3年前に殺害された女子高生の遺体とソックリだと判明し、さらに今回遺体で発見された宮原は、その当時事件の容疑者として警察がマークしていた人物だった。

やがて東海林が事件現場から宮原のスマホを発見し、その中には何者かに襲撃されていると思われる凄惨な映像が残されていた。

後日、宮原に襲われた被害者に聞き込み捜査を行っていた比奈子は、とある家で心療内科医・中島保(林さん)と出くわすのですが、その家に住んでいた被害者というのが事件の4年後にあたる3ヶ月前に自殺していたことが判明。

それと同じ頃に、宮原の遺体の解剖結果も明らかとなり、監察医の石上妙子(原田さん)によれば、宮原の傷は3年前に殺害された女子高生の遺体と全て一致するものの、それらは宮原本人が自ら付けたものだというのですが、そうなると宮原は自殺ということになり、それに対して厚田はどうも腑に落ちない。

そんな中で、宮原が死ぬ間際の映像がネット上に流出していることが判明し、その動画は投稿サイトに自動送信されるように何者かが事件前に仕組んでいたらしく、やはり宮原の死は自殺と処理することは出来ないと警察が睨んだ矢先に、今度は新たに女性の遺体が公園で発見され…という展開になっていました。

そんな第1話終了後の視聴者からの反応をネット上で見てみると、

  • 単純な刑事ものではなく骨太のサイコミステリーで、始まりから終わりまで見入りました。林遷都が出てきてストロベリーナイトを思い出したのは、私だけではないはず。謎や伏線も多くドラマはじっくり予想しながら見たい派の私にとっては見応えありました
  • 波瑠はどんな役をやっても、その役をきちんとこなしている。今回は、猟奇的な中でとてもクールで美しかった。渡部や要潤も安心して観ていられる。横山くんちょっと演技を押さえましょう。これからの展開が楽しみ
  • 波留さんは全く問題ないが、横山さんが驚くほどドラマの中に馴染んで
    ないというか、ウいてた。更に横山さんの胡散臭い東京弁とワルぽいキャラ設定が演技力の無さと相まってウザかった。関東人の似非関西弁も腹立つけど、逆も同じ。そういうところは設定を変えて関西弁オンリーでいいと思う。次回以降は、”ボンビーガール”の内容がつまらなかったら見るかな。
  • 横山くんは、ドラマに出ている役者さんの中で、セリフ一言の端役と比べても飛び抜けて下手。頑張って演じてる他の演者が可哀想。
  • 細かいことを気にしなければ観れるレベル。ん?と感じさせる展開がてんこ盛りで、突っ込みどころ満載。まあ苦痛では無いし、どう終わらせるか気になるので、とりあえず続けて観ようと思います。横山の役はオーバーすぎる感じですね。彼じゃ無い方が良かったかもしれないな~と思う配役。
  • 期待してなかったためか意外と面白かったです。波瑠さんの演技はいつも抑え目で、自分を見てという感じではなく、役とストーリーに上手く溶け込もうとしているようで好感がもてます。元AKBの人が1話で亡くなったのはこのドラマにとってはプラスですね。ジャニーズの人はちょっと力みすぎですね。

などのコメントが寄せられていました。

主演の波瑠さんは、2015年度下半期に放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』で主演を務め大ブレークしましたが、民放の連ドラで主演を務めるのは今回が初めて。

4月期には、嵐の大野智さんが主演の『世界一難しい恋』(日本テレビ系)でヒロイン役を演じ、視聴者からは演技に対して批判的な声は少なく評価されており、今作にも期待が集まっていたのですが、第1話終了時点での反応を見る限りでは、期待を裏切らないものとなっていたようで、波瑠さんの演技に対する批判的な声は少ない様子。

しかし、その一方で先輩刑事役を演じている関ジャニ∞の横山さんの演技に対する批判的な声が多く上がっており、横山さんが浮いた存在となっているなどと指摘する声も上がっています。

横山さんは映画やドラマに多く出演しており、来年公開予定の映画『破門』では佐々木蔵之介さんとW主演を務めるのですが、ここまで批判が多いと少し心配になります。

横山さん以外の出演者の演技、脚本や演出に関しての批判は現時点では少ないため、これからどう数字が推移していくのか、さらに同時間帯にTBS系で放送されている武井咲さん主演のドラマ『せいせいするほど、愛してる』との視聴率対決の行方に注目したいですね。

ちなみに、『せいせいするほど、愛してる』の初回平均視聴率は9.3%となっており、わずかの差ですが『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』が初回勝利となっています。

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