『15の夜』、『十七歳の地図』、『I LOVE YOU』、『OH MY LITTLE GIRL』など数多くのヒットソングを生み出し、“10代の代弁者”としてカリスマ的存在だったロックシンガー・尾崎豊さん(享年26)の長男である尾崎裕哉さん(おざき・ひろや 26歳)が、16日14時から放送の音楽番組『音楽の日』に出演し、テレビで初歌唱することが明らかとなりました。
裕哉さんは『I LOVE YOU』と自身の楽曲の2曲を披露するそうです。
1989年7月24日に誕生した裕哉さんは、それから約3年後の1992年4月25日に父親の豊さんを亡くし、幼少時代は母親の繁美さんとともにアメリカ・ニューヨークで過ごしました。
<↓の画像は、家族3人の写真>
2004、2005年には、父親のトリビュート・アルバム『”BLUE” A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI』と『THE JAPAN GOLD DISC AWARD 2005』に、“HIRO”という芸名で音楽プロデューサー・須藤晃さんの息子Tomi Yoさんと『Crouching Boys』のメンバーとして参加し、『15の夜』を歌唱しています。
2008年6月にアメリカンスクール・イン・ジャパンを卒業後には、慶應義塾大学環境情報学部に進学し、2010年にはクレジットカードのCMで『I LOVE YOU』を披露。
<尾崎裕哉さんと尾崎豊さんの顔比較>
また、2010年10月からはラジオ番組『CONCERNED GENERATION』(InterFM)のDJを務め、さらに会社員などを経て、昨年10月には大阪・ミナミのライブハウスで自身の名義で初めてライブを開催。
- 裕哉さんが父親について語った際の動画(YouTube)
これをきっかけに本活的なアーティスト活動をスタートさせたばかりという新人なのですが、『音楽の日』のプロデューサーは出演の経緯について、「裕哉さんと音楽活動をされていた方から、大変すばらしい才能をお持ちだといううわさをかねてから伺っており、実際に裕哉さんにお会いした時に、ご本人から発せられるオーラに大きな驚きを感じました」と説明しています。
また、裕哉さん本人はテレビ初歌唱を控え、「テレビで歌うことは初めての経験なので、本番はとても緊張していると思いますが、一生懸命歌いますのでどうか最後まで見届けてください」と呼びかけています。
裕哉さんは『サンケイスポーツ』の取材に対して、父親の思い出について聞かれると「父親との記憶はほとんどない。でも、家族から意外とソフトな性格で優しい人だと聞いている。僕もそういうタイプ」といい、「父親は通過点でしかないと思っている。まずは父親のような偉大なアーティストになって、その先の景色も見られるように努力したい。アーティストという生き方に限らず、(官僚で実業家の)白洲次郎みたいなタイプにも憧れるし、(米起業家の)イーロン・マスクとかも格好いいと思う。音楽に縛られずに、残された時間を有意義に使って自分のできることはすべてやりたい」と抱負を語っています。
<抱負を語った尾崎裕哉さん>
また、なぜ父親と同じ音楽の道を選択したのか聞かれると、「自分の生まれてきた立場を生かしたいと思った。たくさんの人に『お父さんと声が似ている』『良いものを持ってるね』っていわれたことが大きかった。誰にでもできることではないと思うので」と素直に明かしています。
さらに、父親と比べれることに対するプレッシャーについては「それはないです」と即答し、「僕はもともと父親を目指して歌ってきた。父親の映像やCDを聴いて、情熱があって熱くて男臭い彼を好きになった。父親がある種の僕にとっての1つのゴールだったので、似ているとか比べられることはうれしい限りですね」と語っています。
裕哉さんは7月に27歳の誕生日を迎え、父親が亡くなった時の年齢を超えることになり、これから本格的に音楽活動を行っていきどこまで活躍できるのかは分かりませんが、今後が楽しみではありますね。
父親を超えるようなアーティストになるのは難しく、曲のカバーをしているようではいつになっても“尾崎豊の息子”と言われると思いますが、どんどん音楽活動を行っていき、これから素晴らしい作品を生み出していってほしいと思います。
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ジャルジャル顔
今はある程度話題になっているけど、いつまでも父親に似ているだけじゃやっていけないと思う。自分自身のオリジナルの歌がなきゃ。
尾崎の年齢を越える…考え深いな…尾崎は本当に太く短く生きたね、だからあれだけのモノを残せた…残した。似てる感じもするけどやはり尾崎とは違う。彼は彼らしい生き方をしていけばいいと思う。
今考えると、父親は明らかに創価学会に殺されて、警察官や裁判官や医者ぐるみで工作、隠蔽をされて謎の死という形にさせられて時効にされてしまった事がよく分かる。これは皆が分かっているのに声に出せない事件の一つであると思う。