山崎賢人をゴリ押し起用で人気ダウン、映画『一週間フレンズ』興行成績が大コケ? 川口春奈のキャスティングミスも原因?

人気イケメン俳優・山崎賢人さん(22)と女優・川口春奈さん(22)がW主演の映画『一週間フレンズ。』が18日より公開され、18・19日の国内映画ランキング（全国週末興行成績・興行通信社提供）で、3位という結果だったことが明らかになったのですが、山崎さんが以前主演を務めた作品と比較し、大幅に興行収入がダウンしていることが指摘されており、「山崎賢人バブル終了!?」かとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。

『一週間フレンズ。』は、漫画雑誌『月刊ガンガンJOKER』で2012年1月～2015年1月にかけて連載、2014年4月にはアニメ化、同11月には舞台化もされ、累計発行部数は150万部突破している同名人気コミックの実写作品。

物語は、小学生時代のある出来事によって、「1週間で友達との記憶を無くしてしまう」という記憶障害を持つヒロイン・藤宮香織に、純粋で真っ直ぐな性格をしている高校のクラスメイト・長谷祐樹が一目惚れし、「友達になってください」と思いを伝え続けて距離を縮めていくという青春ラブストーリー。

＜映画『一週間フレンズ』＞

• 『一週間フレンズ。』特報（YouTube）

公開前から主演の2人は宣伝活動を行い、特に川口さんは様々なテレビ番組に出演して宣伝をしていたのですが、18・19日の国内映画ランキングで1位を獲得したのは、18日より公開のアニメ映画『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』で、公開スクリーン数は151と中規模ながら、週末2日間で動員数はは30万8,376人、興行収入は4億2,576万2,760円という好スタートを切りました。

次いで2位にランクインしたのは、先週初登場1位を獲得した『相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人！特命係 最後の決断』で、週末2日間で動員数は18万人、興行収入は2億2,700万円、公開から9日間で累計動員数は80万6,074人、興行収入は9億9,465万100円となっています。

そして、3位初登場となったのが『一週間フレンズ。』で、全国305スクリーンで公開され、動員数は12万5,000人、興行収入は1億5,300万円という結果でした。

大コケというほどは低くない数字ですが、昨年9月に女優・広瀬すずさん(18)と山崎さんがW主演した実写映画『四月は君の嘘』は、『一週間フレンズ。』とほぼ同じ全国294スクリーンという規模で公開され、初週末2日間の動員数は20万人を超え、興行収入も2億4,500万円（最終興行収入は14.2億円）を記録し、動員数は約7.5万人、興行収入は約1億円も差が出ています。

＜映画『四月は君の嘘』＞

映画の情報・レビューサイト『Yahoo!映画』で今作の評価を見てみると、23日19時時点でのユーザーレビューの平均点数は5点満点中【2.80点】、一方の『四月は君の嘘』は【2.60点】となっており、『一週間フレンズ。』の方が若干評価が高くなっており、原作を改変していることに対して批判的な声も上がっているものの、好意的な声も寄せられています。

しかし、『一週間フレンズ。』の興行成績の伸びは悪く、『四月は君の嘘』と比較すると興行収入は約1億円もダウンしているのですが、これは「主演の引きが弱かったのではないかと考えられる」と、『サイゾーウーマン』は報じており、山崎さんは少女漫画などを原作とした作品に多数出演していることから、若い女性ファンや世間も飽きてしまったのではないかと推測。

ネット上では以前から、山崎さんのゴリ押し起用に対しては批判の声が上がっており、ウンザリしている方が多い様子であるため、その可能性は十分にありそうです。

その他にも、ヒロインの川口さんにも批判の声が寄せられているようで、

• 原作の香織はもっと優しい感じなのに、川口だと見た目が冷たい印象になっちゃって残念
• 川口じゃ高校生に見えない
• もっと人気ある女優さんで見たかった。川口って微妙すぎる

と、原作ファンからはキャスティングミスを指摘されており、これまで山崎さんの相手役を演じてきた女優は広瀬さんのほか、土屋太鳳さん(22)、二階堂ふみさん(22)、桐谷美玲さん(27)などで、川口さんの人気の低さも原因の1つとして挙げられています。

ちなみに、川口さんは2014年7月に少女漫画を原作とした青春恋愛映画『好きっていいなよ。』で、俳優・福士蒼汰さんとW主演を務めており、全国246スクリーンという規模で公開2日間の動員数は13万5,801人、興行収入は1億5,959万500円を記録し、最終興行収入は11億円という結果でした。

『一週間フレンズ』の興行成績が現時点で『四月は君の嘘』より低いのは、キャストに問題あるのか、それとも脚本や演出に問題があるのかは不明ですが、今後数字を伸ばしていく可能性は十分あることから、とりあえず10億円に届くのかどうかに注目したいところですね。