佐野史郎が高須光聖のラジオ発言否定し物議。ガキ使・笑ってはいけない収録で腰骨折、トラブルの裏側語り騒動に発展

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佐野史郎と高須光聖

今年も年末に放送予定の年越し特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の『笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)の撮影で、俳優・佐野史郎さん(さの・しろう 64歳)が腰の骨を折って全治2ヶ月の大ケガを負っていたことが先日発表され物議を醸しています。

そうした中で、番組の構成手掛けている放送作家・高須光聖さん(たかす・みつよし 55歳)が、ラジオ番組で不用意な発言をしたとして批判の声が上がっています。

佐野史郎さんは今年放送予定の『笑ってはいけない』にゲスト出演し、液体窒素入りのペットボトルが破裂する力で浮き上がる企画に挑戦したところ腰の痛みを訴え、医師の診断を受けた結果、第三腰椎を骨折していることが明らかになりました。

このケガで手術は必要ないものの、約2週間安静後にリハビリを行い、完治までには約2ヶ月もかかるとのことでした。

撮影中にこうしたトラブルが発生したものの、佐野史郎さんは日本テレビを通じて、「番組スタッフ、キャストのみなさんはじめ、関係者各位のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしました。」と謝罪した上で、「番組放送に関しましては、私の負傷で笑えない状況にならないよう放送されることを、心より願っております。」とのコメントを発表し、自身のブログでもケガの経緯を綴り謝罪しています。

幸いにも骨折した部分以外の痛みはほとんどないそうで、現在も病院でツイッターを頻繁に更新しており、治療計画に沿ってリハビリなどをしていくと報告しています。

そんな中で、9日放送のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)に高須光聖さんがゲスト出演し、登場から早々にナイツ・塙宣之さんが佐野史郎さんの事故について触れました。

すると、高須光聖さんはロケ現場には居なかったそうなのですが、佐野史郎さんが負傷後すぐにスタッフから連絡をもらったとして、現場スタッフから聞いた話を披露しました。

高須光聖さんがスタッフから聞いた話によれば、佐野史郎さんは企画挑戦後に立ち上がって歩いていたそうで、「『あ捻挫ぐらいじゃなーい?』みたいなスタッフが言ってた」と明かし、ここだけの話として、「佐野さんからもっとこうしたいって言葉、あったんです」「佐野さんが、『思い切ってやりたい!』 『ありがとうございます!じゃあいいですか?』 『大丈夫!』つって、なっちゃった」「だから逆に向こうが恐縮してぇ。」といったやり取りを語り、佐野さん自らの意思で体を張った結果、このようなトラブルが起きてしまったというニュアンスで話していました。

11月9日放送『ナイツのちゃきちゃき大放送』高須光聖さん出演シーンの音声動画

しかし、この話を知った佐野史郎さんはツイッター上で、「そんなこと、一言も言ってません」「ラジオを聴いていないので、なんとも申し上げられませんが、スタッフの方から安全であることを確認した旨、うかがった上で挑戦した経緯です。」と反論し、「安全であるということを信じた上でしたが、「もっとこうしたい」と言った記憶はないなあ~『やるなら、やるしかないか』とは言ったかもしれません。」としています。

<↓の画像が、佐野史郎さんのツイート写真>
佐野史郎のツイート画像

さらに、佐野史郎さんはブログも更新してこの件について言及しており、番組の事前打ち合わせで企画を聞かされた際に、番組サイドからは「絶対に安全です」と言われ、実際に本番ではまずお笑いコンビ『アインシュタイン』の稲田直樹さんが挑戦し、稲田さんからは「腰にきますよ!」とアドバイスを受けたとのことです。

このアドバイスを受けて躊躇しながらも続いて挑戦した佐野史郎さんは、爆発で浮き上がった直後に安全マットに飛ばされて横に倒れ、その時点で痛みよりも腰に力が全く入らなかったといいます。

そして、何とか体を起こして立ち上がると、腰に痛みもなく普通に歩けたそうで、周囲が心配しながらも佐野史郎さんは「大丈夫、大丈夫、次のコーナー、やっちゃいましょう!」と言って、佐野さんが先導して収録を再開したのは事実だとしています。

佐野史郎さんは、こうした発言をスタッフが高須光聖さんに伝えた結果、「もっと思い切ってやりたい!と発言していた」という話に変わってしまったのではないかと推測した上で、「高須さんは、現場にいらっしゃらなかったので、スタッフからそのように聞かされたならば、そのままラジオで発言なさるのは、まあ、流れの中で仕方がないことだとは思いますが、それでもね、僕が『やる』と言わなければこんな事故は起きなかったのに…というニュアンスには傷つきますが。」などと綴っています。

このように高須光聖さんの発言が原因で新たなトラブルが発生してしまっているのですが、これに対してネット上では、

  • 怪我した相手責めるとか超ブラック職場
  • 高須て裏方のくせにタレントみたいな態度で前に前に出てくるな
    松本が偉くなるにつれ態度もどんどん偉そうになってきたし
  • 現場にいなかったの現場に居たかの様に喋ってるのな。それも笑いながら自業自得で怪我しよった的なノリだったし
  • 完全に高須は佐野が自業自得でやらかしたみたいな言い方。それで笑いとろうとしてるしな。こういうことあると一気に冷めるな
  • これ佐野さんだから反論出来てるけど、下っ端芸人だったら自ら無理して怪我した扱いにされて黙らされてた可能性もあるってことよなぁ
  • イジメの構図と同じだよな。被害者本人は楽しんでた喜んでた、被害者本人が自分からやった
  • 言った言わないより60代の人が怪我したのに心配じゃないのかなあと思うよ
    これが大手事務所の大御所芸能人ならラジオであんな言い方しなかったと思うし、高須なんて所詮裏方なのに佐野より立場が上と感じてそうな物言いだったわ
  • せっかく佐野史郎が放送してくれと言ってフォローしてるのに(させたんだろうけど)、企画は問題ないんだと自己弁護のために、被害者を叩きやがったんだろうな、高須は
    この件をいまだにほったらかしにしてる態度でよくわかるよ

などと批判の声が噴出しています。

この件で高須光聖さんのツイッターにも直接批判コメントが寄せられているのですが、高須さんは番組出演後にツイッターを更新したものの、現時点では気付いていないのかラジオでの発言について謝罪などはしておらず、「仕事も終わり、家族もみんな実家に帰っているので、昔からの友人の家にシャンパン持って遊びに行く」とツイートしてから更新が止まっています。

佐野史郎さんも出演オファーを受けて自ら危険な企画に挑戦し、現場では気丈に振る舞っていたこともあって、高須光聖さんの発言に対して強く批判したり、怒りをあらわにすることなく自身の考え、思いを明かしているのですが、内心は憤っていたとしてもおかしくないですね。

佐野史郎さんはこの事故が原因で複数の仕事に影響が出てしまっており、後遺症が残る可能性もある腰のケガということから、高須光聖さんは番組を擁護するのではなく、佐野さんの体を気遣う発言をするべきだったのではと思います。

ニュースサイト『日刊サイゾー』が報じている記事によれば、今回のトラブルを受けて日本テレビ側は誠意として佐野史郎さんに、「今後10年間『笑ってはいけない』への出演を約束した」そうなのですが、高須光聖さんの発言が原因で今後出演オファーが来たとしても断る可能性は十分ありそうです。

佐野史郎さんが今後番組に出演するしないに関わらず、高須光聖さんはラジオでの発言について謝罪するなど、番組のためにも誠意ある対応をしてもらいたいですね。

参照元
  • http://www.kisseido.co.jp/column/owabi.html
  • http://www.kisseido.co.jp/column/gakituka.html
  • https://www.cyzo.com/2019/11/post_221665_entry.html
2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:ZTYxZjhlMj

    なにが本当にせよ放送作家さんの立場で出演してくださった方に対してはただ謝って欲しかったなぁ。佐野さんも笑ってほしくてやったのにこれじゃぁどんどん笑えなくなっちゃう。

  2. 2
    匿名
    ID:YjJiZGI0Nj

    頑張った人に対してリスペクトを感じないし他人事だな。

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