ピエール瀧コカイン事件で『しょんないTV』打ち切り終了…居眠り磐音は代役で撮り直し、いだてんは編集でカットに
『電気グルーヴ』のメンバーで、ミュージシャン・俳優のピエール瀧容疑者(本名=瀧正則 たき・まさのり 51歳)がコカイン使用の容疑で逮捕されたことを受けて、2010年10月スタートの冠番組『ピエール瀧のしょんないTV』(静岡朝日テレビ 木曜24時25分)が打ち切り終了となることが正式発表されました。
番組を放送する『静岡朝日テレビ』は15日にコメントを発表し、「4月からは、番組をゴールデンタイムに昇格して放送する予定で、既にロケ等を行ってきていました。しかし、12日の瀧容疑者の逮捕という事態を受け、残念ではありますが、番組を終了せざるを得ないと判断いたしました。視聴者の皆様にはご迷惑をお掛けしてしまい、大変申し訳ございません。また、これまで約8年半、番組を支持してくださった皆様、本当にありがとうございました」
と、番組の打ち切り終了を発表しています。
2010年10月スタートの『ピエール瀧のしょんないTV』は、「しょんない(静岡弁で「しょうもない」の意味)ことに真実がある」をテーマに、ピエール瀧容疑者の地元・静岡県内のマニアックな場所、サブカルチャー的なスポット巡りをするといった内容で、現在は県外の14局でも放送されていた人気番組でした。
<↓の画像は、『ピエール瀧のしょんないTV』出演のピエール瀧容疑者、静岡朝日テレビ・広瀬麻知子アナウンサーの写真>
そして、番組打ち切り発表に対してネット上では、
- 本当に残念。ゴールデン昇格予定でもあったなんて。広瀬アナもかわいそう。
- ゴールデン昇格と言う以前にこのような形で番組が終わることを、広瀬アナやスタッフ等は悲しく悔しいと思う。そう言うことを何故にピエールは、考えなかったかな、、、
- 毎週楽しみにしてた。本当に本当にショック。。先日は広瀬アナも番組に生出演して泣いていてとてもかわいそうだった。瀧さんの罪は大きいです。。
などの声が上がっています。
この他にも複数のテレビ番組や映画などがピエール瀧容疑者の逮捕で大打撃を受けており、5月公開予定の映画『居眠り磐音(いわね)』は、出演シーンをカットして代役を立てて撮り直すことが決定し、ピエール瀧容疑者が出演のドキュメンタリー番組『ゲンバビト』(TBS系 日曜23時30分)は3月中の放送を休止し、別番組を放送することを発表しています。
この他にもCM起用していた各企業も続々とCM放送の中止、ネット上で公開していた動画の削除対応しており、ディズニーも映画『アナと雪の女王』に登場するキャラクター・オラフの声(日本語吹き替え版)を担当していたピエール瀧容疑者を降板させ、声優を交代することを明らかにしています。
NHK大河ドラマ『いだてん』は、再放送の出演シーンをカットして放送予定とし、ネット配信していた『いだてん』の過去放送分を含む複数の出演ドラマは当面の間配信停止としています。
『いだてん』はすでに6月放送回まで撮影が進んでいるそうなのですが、残りの3月放送分(17・24・31日)にピエール瀧容疑者の出演シーンは無いものの、ピエール瀧容疑者が演じていた役はストーリーにかかせない重要な役どころであるため、今後は登場シーンをカットして編集し、代役を立てて乗り切る形になるといいます。
一方で4月5日公開予定の映画『麻雀放浪記2020』については、編集によるカットができず、公開まで1ヶ月を切っており、『スポーツニッポン』の記事では関係者が「公開に向けての協議です」と話したとしています。
<↓の画像は、14日までの関係各所の対応>
ピール瀧容疑者は周囲からの評判が良かったと言われている方で、スポニチは「人格面では誰もが口をそろえて認める好人物。楽屋へのあいさつは欠かさず、オンオフを問わず気遣いができる。」とし、昨年中学生になった1人娘をラジオ番組の生放送に連れてくるなど、家族を愛して仕事にも誠実だったといいます。
また、東京都世田谷区内にある自宅近くに住む人も、「優しくて誠実な方だった」「声を荒らげたりするのは聞いたことがない」「会えば向こうから親しみを込めてあいさつをしてくれる。近所で悪く言う人はいないのでは」
と、普段から近所付き合いもしていて感じが良かったと口を揃えています。
<↓の画像は、ピエール瀧容疑者の自宅写真>
しかし、ピエール瀧容疑者を逮捕した厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部(通称:麻取、マトリ)には、ピエール瀧容疑者が違法薬物を使用しているといった情報が寄せられており、昨年秋ごろから自宅や関係先の内偵捜査を行い、12日に家宅捜索、尿検査を行い、コカインの使用を示す陽性反応が出たことから逮捕し、11日~12日ごろにコカインを使用したとみられています。
スポニチによると、ピエール瀧容疑者が『いだてん』の収録中に薬物を使用した可能性が浮上しているといい、逮捕当日の12日にも撮影に参加していたそうで、捜査関係者は「現場で収録の合間に吸引することも可能だったとみている」と指摘し、周囲からは「仕事が忙しすぎて気持ちをコントロールできず薬物に走ったのでは」という声が上がっているとしています。
ちなみに、コカインは覚醒剤などと比べると体内から抜けやすいそうで、使用から数時間~1日、長くても3、4日しか使用した形跡が体内に残らないとのことです。
『東京スポーツ』(東スポ)もピエール瀧容疑者の評判が良く、家族とも非常に仲が良くて良き父親というイメージだったとし、つい最近も長女と2人で近所のコンビニへ行ったり、先週末にプレゼントとみられる大きな紙袋を両脇に抱え、自宅に戻る姿が目撃されていたとする一方、一度キレると手が付けられない一面もあり、数年前には警察が出動するトラブルもあったそうです。
近隣住民によると、ピエール瀧容疑者の自宅敷地内に無断で自転車が停められており、それにブチ切れたピエール瀧容疑者は自転車を没収し、持ち主が返してほしいと頼み込んでも応じず、最終的に警察が出動する事態に発展したといいます。
また、約半年前にはピエール瀧容疑者がオーナーを務めているという東京・中目黒のおでんバー近くでは、ピエール瀧容疑者が軽犯罪法で禁止されている立ちションをしていたという目撃情報もあり、目撃した近隣住民は、「(立ちション現場近くの)瀧さんのお店には、もちろんトイレもある。それなのに、あんな売れっ子俳優が人目も気にせず外で用を足すのは、ちょっとおかしいなって思った」
と証言しています。
さらに、15日発売の週刊誌『フライデー』は、2002年に結婚したピエール瀧容疑者が2007年に、路上で妻ではない別の女性とキスしている現場をキャッチしていたことを報じています。
その日は、当時出演していたバラエティ番組『ココリコミラクルタイプ』(フジテレビ系)の打ち上げが行われ、酩酊状態で女性と路上でキスをしまくっていたといい、ピエール瀧容疑者の知人は、「彼はその場の雰囲気に流される“快楽主義者”のようなところがありました。『電気グルーヴ』が活動しているクラブミュージックの世界は、伝統的に薬物との距離が近い。そんな状況もあって、コカインを入手しやすい環境にあったんでしょう」
と語っています。
このように少しずつ、ピエール瀧容疑者が表舞台では決して見せない裏の顔が明らかになってきているのですが、あのピエール瀧容疑者が以前からコカインを使用していたというのが一番ショックで、これまで築いてきたイメージなどを完全崩壊させてしまったのは非常に残念ですね。
そして、これまでに携わった作品にも大きな影響を与えており、出演作品の放送中止や編集によるカット、CDやDVDの販売中止などが続々と行われ、こうした対応には賛否両論となっていますが、なるべく多くの人が納得する形にしてもらいたいです。
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