『新説!所JAPAN』視聴率が大爆死、スマスマ枠で大コケ続く。所ジョージ起用も打ち切りコース確定?

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谷元星奈と所ジョージ

2016年末に惜しまれながら終了を迎えた『SMAP×SMAP』(略称:スマスマ フジテレビ系)が放送されていた月曜22時枠で、タレント・所ジョージさんMCの新番組『新説!所JAPAN』が10月22日からスタートしたのですが、視聴率が大コケ、大爆死していることが判明しています。

フジテレビ系の関西テレビ(カンテレ)が制作を手掛ける月曜22時枠では2017年1月から、フットボールアワー、DAIGOさん、元TBSでフリーの田中みな実アナウンサーがMCの『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』がスタートし、初回平均視聴率は6.7%、第5回、6回目の放送では3%台にまで落ち込みました。

そうした結果、昨年末をもって番組の打ち切りが決定し、今年1月から千鳥や山崎育三郎さんMCの『世界の村のどエライさん』がスタートしたのですが、こちらも初回4.1%、第2回は3.3%と低迷を続け、第5回で2.1%まで落ち、9月に打ち切りを迎えました。

この2年足らずで2本の番組が低視聴率によって打ち切りとなっているため、『スマスマ』終了後の月曜22時枠は“鬼門”とも言われてしまっているのですが、そこで新たに10月からは、レギュラー番組を9本持つ人気タレント・所ジョージさんを起用した『新説!所JAPAN』がスタートしました。

<↓の画像は、10月スタートの新番組『新説!所JAPAN』の写真>
フジテレビ新番組『新説!所JAPAN』

この番組は所ジョージさんが世界と日本を比較し、日本の異なる個性の特徴をテーマに、様々なスペシャリストの解説を交えながら、「知っているようで知らない身近な謎」を解き明かしていくといった内容で、番組制作を手掛けるカンテレは、月曜22枠を強化ポイントとして挙げており、同番組で巻き返しを図っていくとしています。

しかし、10月29日の2回目の放送は平均視聴率3.2%と大爆死しており、今期スタートの織田裕二さん主演の月9ドラマ『SUITS/スーツ』(月曜21時)は、同日放送の第4話で8.9%を記録しており、多くの視聴者が月9終了後に離脱していることが明らかになっています。

なお、同時間帯に日本テレビ系で放送の『しゃべくり007 10周年2時間スペシャル』には、元貴乃花親方の花田光司さんがゲスト出演し、こちらは15.2%を記録しており、『新説!所JAPAN』は12%もの差を付けられています。

まだ番組がスタートしたばかりであるため、これから少しずつ視聴者が増えていく可能性はあるのですが、『もしズレ』と『世界の村のどエライさん』も早々に打ち切りラインとされる5%台を下回り、その状態がしばらく続いていました。

そのため、『新説!所JAPAN』はすでに黄色信号が灯っていると言っても過言ではないとみられますが、とりあえず年内にどこまで数字を伸ばしていけるかに注目したいところですね。

ちなみに、10月からレギュラーに昇格した所ジョージさんMCの『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系 日曜19時58分)は、同時間帯に日テレで『世界の果てまでイッテQ!』が放送されるなど、激戦区での勝負となってはいるのですが、レギュラー1回目の放送は14.0%、2回目は11.8%、3回目は12.8%、4回目は13.7%と、非常に高い数字をキープしており、番組制作陣の企画力の差が浮き彫りになっています。

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